包茎手術の費用はいくら?

医療費

4月です。新しい生活がスタートしている方も多いでしょう。新しい出会いもたくさんあるし、引っ越して生活環境ががらりと変わる人もいるでしょう。

そして、この時期にいろんな「デビュー」がある訳です。新しい環境もですが、そこで彼女ができちゃったりする可能性だってもちろん!社会人デビューであれば、もしかしたらその彼女とゴールイン、なんていうこともあるはずです。

包茎手術の費用が気になる

でも、そんなことを考えれば考えるほどに気になるが下半身の問題です。包茎・・・。かっこ悪いとか臭うとか、あまり良いイメージがありません。できれば彼女ができるまえに何とかしておきたい、と願うこともあるでしょう。思わず雑誌の広告を読みふけってしまうかもしれません。「一体いくらくらいかかるんだろう、これに書いてある値段は本当かな?」と。

包茎手術の費用は、実は包茎の種類や受ける病院によって大きく異なってきます。それは、保険が効くものと効かないものがあるのが一番大きいのですが、目的自体が「とにかく包茎を治すこと」なのか「手術をしたのが分からないくらいきれいにして、コンプレックスを解消すること」なのかでも変わってくるのです。

保険が効くと?

まず、包茎手術を保険適用で受けることができる包茎の種類についてお話します。包茎には真性包茎、仮性包茎、カントン包茎の3種類があります。このうち、仮性包茎を除く2つについては保険適用の包茎手術を受けることができます。この2つは疾患として認定されているからです。しかし、病院によっては保険診療にしない、というところもありますので、最初にきちんと確認する必要があります。

基本的に泌尿器科で保険を使って包茎手術をした場合には、1万円でお釣りが来る、薬などが多く出ても2万円はかからない、と言われます。切開方法や、出される痛みどめ、抗生剤などの差が金額に出るようです。ただし、見た目などにこだわっている訳ではなく、あくまでも包茎を治すという目的での手術になりますので、「ツートンカラーになって見た目が悪い」「縫い目が気になる」などのクレームに関しては受け入れてもらえないことがあります。

保険外では?

包茎治療の専門クリニックのようなところでは、基本的に保険診療はありません。ですから、仮性包茎も真性包茎も全部同じようにある程度高い金額が必要になります。例えば、雑誌でよく見る上野クリニックは、身体に吸収される糸を使った手術は10万円、他の病院で失敗した手術を修正するのに15万、という料金表がHPに掲載されています。チェーン展開しているABCクリニックは、キャンペーン等がよくあり、包茎治療3万円から、となっていますが、基本は5万円代です。

そしてさらに詳しく掲載されていたのが東京ノーストクリニックです。手術自体は、切らないものであれば3万円からとあります。切るものは7万円、そこにさらに見た目を美しくするための美容整形術費用がかかってきます。例えば、亀頭の下に切除したラインを合わせる亀頭直下デザイン縫合となると、5万円が必要になります。お値段は張りますが、コンプレックスの解消のためにはこちらが理想的です。

目的と費用の額に折り合いを

結論を言えば、保険が効く包茎で、かつ見た目は気にしない、とりあえず包茎が治ればいい、という方は泌尿器科で包茎手術を受ける方が費用が安く済みます。しかし、手術をしたと分からないような見た目にしたい、という場合、または仮性包茎の方の場合は、どの病院で受けても手術費用自体はあまり変わりません。しかし、とにかく見た目を最優先する、というのであれば、コンプレックス解消も目的に入っている包茎治療の専門クリニックで手術を受ける方が、後々の満足度が高い、ということになります。