包茎で包皮炎になっても自然治癒する?

本当のこと?

亀頭包皮炎にかかってしまった場合には放置していて簡単に症状が沈静化するものなのでしょうか。
もし、包皮炎を放置していたらどうなってしまうのかを確認してみましょう。

放置していてどうなるの?

できることであれば、症状が治まるまでなんとか放置しておきたい…そのように考えている方もいると思います。

放置していることのリスク

包皮炎を発症していても、性器周辺のトラブルというのは人に相談しにくいと思います。しかし、亀頭包皮炎を放置してしまうと、色々な疾患の原因になってしまうリスクがあるのです。そもそも、包皮炎は自然治癒するのかといえば、自然治癒することはありません。

包皮炎って?

包皮炎は、男性器のペニス先端にある亀頭、包皮が痒くなったり赤くなって痛みが出る症状を発症する病気になります。亀頭包皮炎というのは、黄色ぶどう球菌、大腸菌といった原因菌となっている細菌性包皮炎があります。また、カンジダ菌というカビの一種が症状を引き起こすカンジダ性包皮炎もあるのです。

どちらにしても包皮炎は症状を改善するために治療を行うというのがとても重要になります。

包皮炎になりやすい人

そもそも包皮炎になりやすい人の特徴としては包茎があります。包茎状態の陰茎は包皮によって亀頭が覆われていますので、通気性が悪くて雑菌が好む環境にあるのです。

亀頭包皮炎を治療するには

包皮炎の自然治癒はあまり望めないので、理想としては病院やクリニックに行くことです。亀頭や包皮に何か異常が出ている場合には、病院やクリニックなどの医療機関に言って、医師の診察を受けるべきです。そして正しい治療薬を使用した治療方法を取り入れるというのが完治への近道になります。

放置したらどうなるの?

包皮炎を放置していると、包皮炎の原因菌が尿道内に感染します。そして尿道炎へと炎症が広がっていきます。尿道の粘膜に感染をした原因菌によって色々な炎症症状を引き起こすようになります。

尿道部に軽いかゆみや熱感を感じるようになります。また、排尿時に尿道口が刺激されて痛みが出るようになってしまいます。

包皮炎の治療方法

包皮炎の治療方法ですが、外用薬の軟膏が使用されます。カンジダ症であるカンジダ性包皮炎の場合には抗真菌薬の外用薬を塗布することもあります。

包皮炎は自然治癒することはないので、適切な治療方法が必要だということです。また、自然治癒を待って放置していると尿路感染症などの性感染症に感染しやすくなってしまいますので注意しなければなりません。様々な症状を発症する原因になるものですので、できるだけ早く治療を行わなければなりません。