包茎の基準を理解することが大切！

自分が包茎なのかどうか、というのはまず自分で確認する以外に知る方法はありません。

包茎の基準は？あなたのタイプは？

まずは自分がどのタイプなのかを十分に理解する必要があります。まずはあなたの包茎に最も近いのはどの包茎なのか、包茎の基準はどのようになっているのかをチェックしてください。

基準から包茎の種類をチェックする

仮性包茎の基準というのは、包皮を剥こうと思えば剥くことができますし、勃起時には包皮がしっかりと剥けるようになります。

真性包茎は剥ける？

真性包茎の基準は、包皮を剥こうとしてもうまく剥くことができずに、常に包皮に覆われている状態になります。勃起時にも包皮が剥けて、亀頭が露出することはありません。もしくは包皮が剥けたとしても、亀頭のごく先端のみであり十分に包皮を剥くことができていない状態です。

カントン包茎なら剥ける？

またカントン包茎の基準は、包皮を一時的に剥く事はできてもその包皮が亀頭を締め付けることによって、ひどく圧迫感を感じたり血液が止まってしまったり、といった症状があります。

このような状態をカントン包茎といいます。このカントンというのは「はまり込み抜けなくなってしまう」という意味があります。つまりカントン包茎は、亀頭に包皮がはまり込み抜けなくなっている状態なのです。

あなたの包茎はこんな症状ですか？

包茎の種類によって症状も異なります。

仮性包茎なら大丈夫

あなたが仮性包茎なのであればそこまで焦る必要はありません。というのも日本人に最も多いタイプの包茎であり、日常生活においても支障が出る事はあまりありません。

ただ、やはり剥けていないことによって、亀頭と包皮の間に菌が溜まったり、汚れが溜まることで臭いを発したり、性病になりやすいというデメリットがあります。しかし毎日意識をして洗浄することでそれらの症状というのは回避することが可能です。

真性包茎なら早めの対処を

真性包茎となると包皮を剥きたくても、剥くことができないので洗浄することもできません。さらに勃起を十分にすることができないので、性行為自体もできなくなります。つまり生殖能力が著しく低下している状態であるといえます。真性包茎の基準は、包皮にいつも覆われているということですので覚えておいてください。

カントン包茎なら急いで治療を

カントン包茎を発症すると非常に強い痛みを感じますし、血行が悪くなってしまうために水ぶくれのような状態に腫れ上がってしまい、場合によっては亀頭がソフトボール大にまで腫れ上がることもあります。

このような状態だと性行為はもちろん早急に手術を受けなければペニス自体がうっ血し壊死してしまうこともあるのです。そのためできるだけ早く症状を改善する必要があります。カントンの基準は締め付けられているかどうか、ということですので覚えておいてください。

なんとかなる包茎とならない包茎

包茎にはなんとか自力で改善できる包茎と、改善できない包茎があります。

仮性なら改善できるけど…

仮性包茎の場合には、普段からしっかりと剥くように心がけ、対策を行うことで常に剥けている状態にまで改善することが可能です。しかし真性包茎となるとそれは非常に難しくなります。亀頭がまだ成長していない段階で、なおかつ包皮に伸びが十分にある状態であれば自力での治療も可能です。仮性包茎の基準を満たしていても慌てる必要はありません。

例えば成長期の段階であれば可能なのです。しかし成長期を過ぎて亀頭もある程度の程度の大きさになっていると、亀頭露出させることが困難になります。また、強引に剥こうとすると、包皮がちぎれてしまったり、裂けてしまうなど様々な悪影響が出てしまいます。

そういった理由からも、包茎の基準を満たしている以上は、やはりしっかりと手術を受けるというのが重要です。手術を受けることで、どれだけ包皮に伸びがなく亀頭が邪魔をして包皮が剥けないとしても、必ず亀頭を露出させることができます。もちろんリスクはゼロではありませんが、自力で包茎を治療するよりは確実であり安全性も高いといえます

このように包茎には種類がありますし、それぞれに特徴があります。そのためこれから包茎治療を受けようと思っているのであれば、いちど自分の包茎がどのタイプなのか、包茎の基準などを確認するようにしましょう。

結局どうすれば良いの？

結局包茎を改善するには何が必要で、どうすれば良いのでしょうか。これまでの内容をまとめてみましょう。

治療についてまとめてみた

・包茎を効果的に治療するためにはまずは自分がどのようなタイプなのかを理解しておく必要があります。仮性は包皮を剥こうと思えば剥くことが出来ますが、カントンの場合には一時的に勃起してから包皮が亀頭を締め付けますので強い痛みを感じます。真性は包皮が亀頭を完全に覆っており癒着も起こしているので剥くことができません。

・仮性なのであればそこまで慌てて治療する必要はありません。見た目的にみてどうしてもずるむけの状態が良い、というのであれば治療した方が良いですが、特にそのようなことを持っていないのであれば日常生活においてマイナスになることもほとんどありませんので、そのまま放置していても問題ありません。

・真性の場合には、包皮を剥きたくても剥くことができず洗浄することができません。時間が経過すればするほど亀頭と包皮の間には恥垢や雑菌が蓄積しますのでできるだけ早く治療を受けるようにすべきです。

・カントンを発症してしまうと強烈な痛みを感じ、亀頭に血液がしっかりと行き渡らなくなってしまい、水ぶくれ状態になります。場合によっては、うっ血してソフトボールくらいの大きさにまで腫れ上がってしまうことがあります。

・カントンの状態において包皮を剥くことはもちろん性行為をすることなど不可能ですので、最悪の場合、壊死してしまうことも考えると早急に治療を受けるべきです。

・仮性であれば普段から剥け癖をつけるようにすることを心がけるだけで、症状が大幅に改善されていきます。それならば剥けている状態を常に維持出来ますが、真性の場合にはそうも行きません。

・亀頭がまだまだ十分に成長していない状態で、包皮の伸びがある程度余裕があるのであれば自力で治療することもできますが、すでに成長する段階を過ぎており、亀頭と包皮との間の癒着も激しいのであれば専門的な治療が必要になります。

・真性の場合には強引に包皮を剥くと、場合によっては出血をしまうこともあります。そのため無理をして自分で治療をしようとせずに、できるだけ早く専門医に相談をして治療を受けるようにしてください。一時的に剥くことができたとしても包皮の長さが変化したわけではありませんので再び包皮に覆われてしまう、ということも十分に考えられますので注意してください。