突然ペニスの包皮が腫れたり、亀頭が腫れたことありませんか。
1.ペニスが腫れるのはなぜ?
1-1.亀頭包皮炎ってなに?
1-2.亀頭包皮炎は性病じゃない
1-3.カンジダ菌って?
2.亀頭包皮炎の原因を判断は難しい
2-1.素人が判断するのは至難の業
2-2.ペニスを清潔な状態に維持すること
3.再発しやすい病気だからこそ
3-1.包茎であるが故の亀頭包皮炎
ペニスが腫れるのはなぜ?
どうしてペニスが腫れてしまうのか、と不安に感じてしまうこともあるでしょう。もしかするとそれは、包茎が原因となっている亀頭包皮炎を発症しているのかもしれません。
亀頭包皮炎ってなに?
まずは亀頭包皮炎というものがどのような病気で、どのような症状なのかを考えてみましょう。亀頭包皮炎というのは包皮に菌が感染することによって、炎症を起こしている状態です。大人はもちろん子供に多い病気と言われています。
この亀頭包皮炎というのは、大人の場合には再発を何度も繰り返し治りにくいという特徴があります。またペニスに症状が現れるために性病であると思われるかもしれません。しかし、実は亀頭包皮炎というのは、ペニスの病気ではありますが、性病というわけではありません。
亀頭包皮炎は性病じゃない
亀頭包皮炎を発症すると、包皮が腫れて赤くなったりただれたり、そしてかゆみが出るというのが主な症状になります。この症状というのは、原因となっている菌の種類によって大きく異なります。男性が亀頭包皮炎を発症する最大の原因となっているのは、カンジダ菌によるものです。
カンジダ菌って?
カンジダ菌に感染すると、亀頭から包皮までが赤くなり白いカスが溜まります。そしてかゆくなるのです。場合によってはカリから包皮部分が酷く炎症を起こして、膿が大量に出てしまう、ということもあるのです。
ペニスが腫れるカンジダ菌に感染するのは、主に性行為やマスターベーションによるものです。性行為やマスターベーション激しく行うことによって、ペニスをひどく傷つけてしまい菌が入り込んでしまっているのです。
包茎も原因の一つとなります。包茎の場合には、包皮に亀頭が覆われていることによって常に亀頭が湿っており、体温によって温められている状態です。そのような中で菌が繁殖してしまえば、その繁殖を止めることができません。
温室状態になっている包皮の内部で増殖することで、その菌によって炎症を起こしてしまいます。亀頭包皮炎を発症した場合には、まずは病院で治療を受けましょう。
亀頭包皮炎の原因を判断は難しい
亀頭包皮炎症でペニスが腫れる原因というのは、菌によって異なるのですが、治療法もまたその原因となっている菌によって異なります。
素人が判断するのは至難の業
素人が亀頭包皮炎の原因菌や治療法を判断しようとしてもなかなか難しい問題がありますので、やはり医師に診察をしてもらったうえで適切に処置してもらう必要があります。
亀頭包皮炎の治療法は、軟膏やクリームを直接塗り、患部を清潔な状態に保つことが基本です。このように薬剤を使用して亀頭包皮炎を治療したとしても、そのまま原因を追求しなければ、何度も何度も再発してしまうことになります。そのため治療すると同時に予防法も考えなければなりません。
ペニスを清潔な状態に維持すること
先ほど申し上げたように、亀頭包皮炎の予防において何よりも重要なことは、ペニスを清潔な状態に保つということです。ペニスを清潔な状態に保つうえでは、やはり包茎であるということが最大の問題です。包茎である以上は、亀頭が常に不衛生な状態になりますので亀頭包皮炎を発症してもおかしくはありません。
そこでオススメなのが包茎を根本的に改善することができる包茎手術です。手術を受けることで、包皮を切除し亀頭を被っている包皮を根本的に取り除くのです。そうすることでより効率よく包皮内を清潔な状態に保つことができます。
再発しやすい病気だからこそ
包茎が腫れる亀頭包皮炎ですが、再発する可能性の高い亀頭包皮炎で何度も腫れや痛みを感じるというのは、やはり精神的にも辛いものがあります。そのため亀頭が腫れ悩んでいるのであれば、できるだけ早く治療を受けてなおかつ根本的な治療である手術を考えてみても良いのではないでしょうか。
包茎であるが故の亀頭包皮炎
亀頭は包皮に覆われていることによって様々な症状を引き起こします。その中でも亀頭包皮炎は、包皮に覆われていることによって発症する病気の中で最も多いと言われています。それではこれまでの内容をまとめてみたいと思います。
・亀頭包皮炎というのは包皮や亀頭が菌に感染することで炎症を引き起こしている状態です。大人だけではなく子供も多く発症すると言われています。
・大人で亀頭包皮炎を発症してしまった場合には、何度も症状を繰り返し引き起こすようになります。ペニスに炎症が出るために性病だと勘違いするかもしれませんが、亀頭包皮炎はペニスの病気ではあるものの、性病ではありません。
・亀頭包皮炎を発症した場合は頭皮が腫れてしまったり、かゆみが出るなど不快な症状を引き起こします。亀頭包皮炎を発症している原因はカンジダ菌と呼ばれる雑菌によるものです。
・カンジダ菌に感染してしまうと亀頭から先端までが赤く腫れ上がり、強烈な痒みと痛みを感じます。カリの部分や包皮部分から膿が出るくらいまで症状が悪化することもあります。
・亀頭が包皮に覆われていることによって亀頭と包皮の間に常に湿気がたまり、さらに暖められていることによって雑菌が急速に増殖します。一度雑菌が発生し始めると不衛生な状態を改善しない限り、雑菌の繁殖を食い止めることはできません。
・亀頭包皮炎を根本的に改善するためには軟膏やクリームを塗って殺菌するだけでは不十分です。仮に菌を一度殺菌したとしても、再び雑菌が増殖してしまえば亀頭包皮炎は何度も発症するようになります。つまり湿気をしっかりと取り除き、毎日亀頭を洗浄して殺菌をすることが何よりも重要になるのです。
・ペニスを清潔な状態に維持するためには、やはり包皮を剥けるようにして洗浄しなければなりません。しかし包皮を常に剥ける状態にしておくというのは簡単なことではありません。特に真性やカントンといった症状の場合は、なかなか改善することができないため手術を受けて包皮がむける状態にしなければなりません。
・仮性包茎であれば手術をせずともペニスをきれいに洗浄することができますが、真性やカントンの場合には自力でむける状態に改善するというのはなかなか難しいことです。普段の生活の中で努力をしてどうにかなることではありませんので、衛生的なペニスを手にするためには手術を受けるというのをおすすめします。