包茎手術は傷跡が目立つの?

包茎手術は、傷跡が目立ちやすいと言われています。包皮に覆われていることを解消するために手術を受けたにもかかわらず傷跡がコンプレックスになってしまうのであれば意味がありません。しかし手術には傷が治る方法もあれば残りにくい方法もあります。

傷が残りやすい包茎手術

包茎手術の目立たない方法で手術を行えば温泉などに行った時にも周囲の目を気にする必要はありません。それではそもそも傷跡というのはどのようなものがあるのでしょうか。

ツートンカラー

包茎手術における傷跡として最も代表的なものはツートンカラーが挙げられます。手術を受けておらず自然と包皮が剥けている人のペニスというのは、亀頭から根元にかけてがピンク色になっており根元に向かって黒くなる綺麗なグラデーションになっています。しかし包皮の途中を切除していますので、グラデーションではなく綺麗な2色に分かれてしまっている状態です。

ツートンカラーになりやすいのは?

ツートンカラーになりやすい手術としては、環状切開が挙げられます。環状切開は色が少しずつ変化をしている部分を切除した上で、外側の包皮と内側の包皮を縫合しますので色の変化が急激に起こりツートンカラーになってしまいます。

縫合跡

縫合跡というのは余っている包皮を切除した後に、包皮と包皮を医療用糸で縫い合わせます。

凸凹の縫合跡

この包皮を縫い合わせた時に、医師の技術が不十分であれば縫い目がボコボコになってしまったり突っ張るなど様々な影響が出るようになります。見た目も非常に不自然ですし違和感を感じます。

術後の経過に注意

包茎手術で傷跡が目立ちやすくなることもありますが、実は手術を受けた後セックスやオナニーなど本来であれば控えるべきことを強行した場合に傷跡が目立ち安くなります。傷跡が目立ちやすくなってしまうと周囲からの視線なども当然気になるようになりますので十分に注意してください。

包皮環状切除するのですがこの時に裏筋を切り取り過ぎてしまい性感を感じにくくなります。勃起不全などの原因になることもあります。

傷跡による悩みを解消できる?

このような包茎手術における傷跡の悩みというのはやはりどのようなクリニックでどのような治療を受けるのかによって大きく違いが出てきます。少しでも信頼できる実績の高いクリニックを選べはこのようなリスクを最小限に回避することができます。

包茎手術で傷が残っても…大丈夫?

包茎手術を受ける男性が最も気にするものといえば、やはり包茎手術の傷跡です。傷跡が残ってしまうというのはとても大きな問題だと思います。ペニスにコンプレックスがあるからこそ包茎手術を受けたにも関わらず、また新たな傷としてコントレックスができてしまうのですから。

修正手術に対応可能なクリニック

オペ
修正手術は非常に高度な技術が必要なものではありますが、包茎専門クリニックであれば傷跡にしっかりと対応してくれます。縫合した後かしっかり残ってしまっているような場合でも修正手術を受ければきれいな状態に戻すことができます。

修正手術が必要な場合として多いのは、ツートンカラーです。根元部分の皮膚が黒くなっており亀頭側の皮膚が白くなってしまっています。陰茎の中央部分で縫合することによってツートンカラーになってしまいます。こうなると遠くからでもはっきりと手術を受けたことが分かってしまうほど色の区別がつきやすくなります。ツートンカラーであることによって女性との関係がうまく構築できない人もいるのです。経験の浅い医師が手術をしたり、実力のない医師が手術はすることによってツートンカラーになることが多いので注意をしなければなりません。

明らか過ぎる手術失敗の場合に

明らかに包茎手術に失敗しているとわかる場合には、手術をしてくれた医師が修正手術をしてくれることもあるでしょう。しかし一度失敗した医師に対して修正手術を依頼するというのはどうしても不安な気持ちになってしまうことが多いと思います。そのため他のクリニックに修正手術を依頼するのがよいでしょう。

では修正手術においてどの程度の費用が必要になるのでしょうか。基本的に包茎の修正手術を受ける場合には10万円から15万円程度の費用がかかると言われています。比較的高額な費用がかかるのですが、修正手術は一度受けた手術跡などをきれいにするため、普通の包茎手術よりも高い技術が必要になるのです。一般的な包茎クリニックの手術の費用は15万円程度ですので、最初からできるだけ信頼できる実績の高いクリニックで治療を受けるようにしましょう。

値段だけが圧倒的に安いからといって、簡単に手術を依頼してしまうと結局失敗してしまい修正手術が必要になってしまうことがあるからです。そのようになると必要以上に費用を支払わなければならなくなってしまいますので、最初からできるだけ費用を抑えたいと思うのであれは、実績のある失敗のリスクの少ないクリニックを選ぶというのも重要なことなのです。

包茎手術の失敗を回避するには

包茎手術の失敗をできるだけ避けるためには、どのような方法で手術を受けるのかがとても重要になります。

傷の目立ちにくい手術方法

やる気ある医師
包茎手術の基本となっている方法は、亀頭直下埋没法と呼ばれるものです。亀頭直下埋没法と呼ばれる手術は傷跡が目立ちにくく、衛生面に重点をおいた方法です。傷跡が目立ちにくく亀頭のすぐ下に傷跡がくるようにすることで、手術を受けた後も自然な仕上がりを実現することができます。

ただし、亀頭直下埋没法における手術跡は亀頭のすぐ下に来るはずのものがずれてしまい、傷が目立ってしまうことがあります。医師の技術によって全く違ってきますが、手術を行う医師によっては亀頭のすぐ下ではなく亀頭よりも根元で切開し、傷口が残ってしまうことがあるのです。

ツートンカラーにならないために

傷跡が亀頭のすぐ下に来るのではな根本に近いところを切除してしまった場合、どうしても傷跡が目立ちやすくなってしまいます。この場合の傷跡の目立ち方というのは皮膚の色が異なるツートンカラーと呼ばれるものです。

基本的には人の肌というのは赤ちゃんによって少しずつ色が異なるものですが、急に色が変わるのではなく少しずつグラデーションになっています。そのため色の変化に気づきにくいものですが、皮膚を急に切除してしまう場合は皮膚の色が極端に変化することで色の違いにわかりやすくなります。色の違いがはっきりと分かればそこが傷跡であるということは一目瞭然です。

亀頭直下埋没法に限らず、様々な治療方法においてこのツートンカラーと呼ばれる傷跡が目立つ状態が引き起こされやすいのです。また切除する箇所だけではなく切除をする皮膚の量によっても傷跡が目立ちやすくなったり、手術の後に皮膚が突っ張るような感覚になることがあります。

本来であれば切除しなくても良い皮膚まで切除してしまうことで、皮膚の長さが足りず、呼吸するたびに突っ張った感覚になってしまうことがあります。この突っ張った感覚は勃起時に特に感じやすくなります。

勃起障害を引き起こすことも…

勃起する度に違和感を感じてしまい十分に勃起できず、最悪の場合にはEDのような状態になってしまうことがあります。勃起をするとまた痛みが出るのではないか、違和感を感じるのではないかという精神的なストレスが原因となっています。ツートンカラーであれば多少修正をすることはできますが、包皮を切除し過ぎてしまった場合には一部切除した皮膚を元に戻すことは難しいですので、元通りの状態に戻すことはまず不可能です。