包茎を治すのは実は簡単?

疑問解決

自分で包茎治すなんて可能?

包茎を治すのならやはり手術しかない!というのが基本的な考え方です。しかし、中には自分でできる包茎治療法を試す、という人もいます。では本当に包茎は自分で治すことができるのでしょうか。

自分で道具も使わず

自分で道具などは一切使用しない包茎の矯正方法というものがあります。自分で手軽にコソコソ治療できるのであればそれがベストですよね。費用もかかりませんし、恥ずかしい思いもせずに済むのですから。

まず、道具の必要ない最も手軽な方法は、トイレの時、お風呂の時に包皮を剥くだけです。なにも特別な方法ではありませんよね。気がついた時に剥くのがベストですが、道を歩いている時などにゴソゴソ股間をいじっているのはおかしいので、やっぱりお風呂やトイレの時がベストです。なによりも重要なことは、継続することです。

1週間や2週間包皮を剥いたくらいで包茎を治すことなんてできません。この方法は手軽ですが、仮性の人しか実践できません。真性やカントンの人は包皮を簡単に剥くことができないからです。

下着を変えてみる

普段からトランクスを履いている方は、ペニスと下着との間に隙間ができるので通気性は良いのですが、亀頭が包皮に覆われやすくなります。そのため、ボクサーパンツなどの密着するタイプを履いてみましょう。包皮を剥いた状態を下着で固定するわけです。包皮に覆われていない状態を長時間続ければクセもつきやすくなります。

道具で包茎を治す

自分でできる方法ですが、今度はちょっとした道具を使用する方法になります。

絆創膏を使う方法

絆創膏を使用して包茎を治すなんてどうやるの?と思われるかもしれませんが、とても簡単な方法です。

包皮を剥いた状態にします。そして剥いた包皮と亀頭のカリのすぐ下の部分を絆創膏で貼り付けます。そうすることで、包皮が戻ってこなくなりますので剥けている状態を維持できます。絆創膏で固定しているので、多少の衝撃を受けても簡単に包皮が元に戻ってしまうようなこともありません。

包皮を剥いた状態で固定する方法というのは包茎矯正グッズなどでもよく見られます。固定してクセをつける、というものですね。ただ、この方法は包皮が剥けることが大前提となっています。つまり仮性でなければ実践できないのです。

ただ、絆創膏を使用すると包皮に張り付いてる絆創膏を剥がす時に痛みを感じることが多いです。お風呂でそっと剥がすと痛みが緩和されますが、それでも痛いですね。包茎を治すためなら仕方ない!と覚悟があれば試してみましょう。

アイプチを使う方法

女性だけでなくもしかすると男性でも使用しているかもしれませんが、アイプチってありますよね。このアイプチを使用して包茎を治すことができるといわれています。このアイプチなどのふたえのりを使用します。

包皮が剥けている状態で、包皮と包皮をのりでくっつけて固定します。そして剥けた状態を長時間維持することで、次第に包皮に剥きクセがつく、という方法になります。絆創膏よりも剥がす時の痛みは少ないですし、なにより目立ちません。アイプチのりはドラッグストアなどでも手軽に購入できますしとても安価です。

仮性じゃないとダメ?

このように道具で包茎を治す方法もあります。でも、どのような方法もやはり自分で一度剥かなければなりません。つまり仮性でなければ実践できないということです。

真性やカントンは?

真性やカントンでも、専用の矯正器具を購入して使用すれば、包茎の症状を軽減できることもあります。しかし、効果には個人差がありますし、なにより自分で行うのですから自己責任です。仮性よりも症状の重い真性やカントンなのであれば、専門クリニックなどで治療を受けるほうが安全であり確実です。

真性包茎の手術について

真性包茎は医学的にも病気であると認められています。男性の半数以上は仮性包茎ですが、真性の方というのは1%程度です。つまり真性は非常にレアは包茎なのですが、この真性に対してキトー君で治療をしようと思われる方も多いです。基本的には真性の場合には手術が理想的なのですが、矯正器具を使用するのも1つの手段として選択することはできます。

真性包茎の場合には出口部分を広げてから露出をさせるということがなによりも重要です。その為の器具としてはキトー君が有名です。キトー君はハサミのような器具になります。包皮口を広げることによって真性の状態を広げていくのです。毎日のように少しずつ包皮口を広げていく方法なのですが、ピアスの穴を広げた経験のある人は分かると思いますが、器具を使用して包皮口を広げていきます。

人間の皮というのは毎日のように広げていくことでしっかりと伸びていきます。少し怪しげな包茎グッズが多いのですが、このキトー君は比較的理にかなった方法であるといえます。

ステロイドで治療

薬で治す
ステロイド軟膏というものがありますが、このステロイド軟膏が真性を治療するうえで使用されることもあります。包皮を切除することなく治療する方法なのですが、入浴後に一定量を包皮に塗り込むだけですので非常に簡単です。

毎日継続して根気強く塗ることによって、開口部分が少しずつですが広がっていきます。塗り薬による包茎治療というのは治療までに長い時間がかかります。また、このステロイド軟膏を使用した治療というのは、子供の真性包茎に用いられます。衛生的な面において真性包茎を治療しなければならないため子供には非常に有効な手段だといえます。

切開手術をした方がより確実ではあるのですが、子供の身体には負担が大きくなります。さらに傷口のケアも大変ですので、ステロイド塗り薬の場合には親が入浴のたびに軟膏を塗ってあげることによって治療を進めていくことが可能なのです。

カントンになってしまったら

真性の状態を無理して強引に包皮を剥いてしまうと、カントン包茎になることがあります。真性の状態を改善できたとしても、包皮口が狭いままだと剥けた包皮が亀頭を締め付けてしまいます。剥けたものの元に戻らなくなってしまった、という状態のことをカントン包茎というのです。

真性の状態を包皮口を伸ばすことで脱することができていればカントンにはなりません。しかし、強引にただ剥いただけであればカントンになってしまう可能性が高くなります。

カントンになってしまった場合には、治療する方法は少しでも早く外科手術を受ける、ということしかありません。もちろん、少しずつ時間をかけて矯正具を使い、包皮を伸ばして、自然に剥けるようにすることも不可能ではありませんが、カントンの場合には亀頭を酷く締め付けてしまっている状態ですので、ゆっくりと包皮を伸ばしているような猶予はありません。

カントン包茎は一度包皮が亀頭に食い込んでしまうと、包皮が伸びる以外に動かす方法はありません。また、鬱血するだけでなく細菌が溜まってしまい極めて不衛生な状態になってしまうのです。性病を発症したり、亀頭包皮炎を発症するなど様々なデメリットがあるのです。

炎症を起こしているなら問答無用で早急に手術ですし、仮に炎症を起こしていなくてもすぐに炎症を起こすようになりますので、できるだけ早く治療を行う必要があるのです。無理をして自分で包皮を伸ばそうとしていると、気がついた時には包皮が裂けてしまうこともあるのです。包皮が裂けてしまって出血すると、血液の集まる部位なだけに出血が止まらなくなってしまったり、カントン包茎よりもさらに酷い状態になってしまうこともあります。そのため、真性やカントンであればより確実に治療できるように手術を受けるのがおすすめです。

カントン包茎はとっても危険

危険
カントン包茎というのは、無理にセックスをして失敗をすることもあります。包茎のままでセックスを試みて失敗してしまうというのは、実はよくあります。というのも、カントン包茎の男性の包皮というのは非常に狭く、強烈な臭いを発することがあるからです。

まず、包皮の間口がとても狭いということですが、カントン包茎の男性が無理やりセックスしようとすると、挿入するよりも前に耐えきれなくなってしまうことがあるのです。カントン包茎の人は包皮口が非常に狭いですので、勃起をするだけで強烈な痛みを感じてしまうのです。その程度は人それぞれなのですが、包皮が狭い場合には開口部、亀頭の付け根の締め付けが酷くなってしまい、その痛みに耐えることができない人もいるのです。

セックスにおいては、一瞬だけ勃起をさせるわけではなく、しばらくの間は勃起状態を維持することになりますが、カントン包茎の男性というのはそれがなかなか維持できなくなってしまいます。そのため、カントン包茎の男性というのは、勃起をさせた時点でセックスに失敗をしてしまうことが多いのです。そこで、カントン包茎の男性は、とにかく包皮を広くしなければなりません。包皮を広くすることで、勃起時に亀頭を酷く締め付けてしまうこともありません。

また、悪臭で拒絶されてしまう可能性もあります。カントン包茎の男性というのはどれだけ注意をしていたとしても多少は悪臭を放つことになります。というのも、包皮の内側部分にある普段であれば包皮で覆われている部分に恥垢などが溜まるからです。この恥垢というのは、想像を絶する強烈な臭いの原因となってしまうのです。

毎日のように包皮を剥いて洗浄すればある程度は臭いを抑えることもできるのですが、それでも普通の男性と比べると、通気性も悪いので臭いを発してしまうのです。そのようなカントン包茎の男性がセックスをしようとするとふいに包皮が剥けて強烈な臭いを発するようになってしまうのです。

カントン包茎の方が包皮を無理やり浮いてしまうと、元に戻らなくなってしまうこともあります。このような場合には絶対に病院に行かなければならないというわけではありません。程度によって判断をしなければならないのですが、軽い症状なのであれば、セルフ治療でも多少は改善することができます。

セルフで治療する方法ですがまずはお風呂に入って浴槽で身体をしっかりと温めます。身体を温めることによって、包皮が柔らかくなりますので、身体全体にはもちろんペニス周辺にも血液が行き渡ります。そのとき包皮口も広くなっているので、ペニス全体を引っ込ませるようにします。

この時、あまりにも強く包皮を引っ張ったり、刺激してしまうと裂傷を起こしてしまいますので十分に注意しましょう。ペニス全体を下に引っ込ませてから最後は包皮を根本から押上げます。この方法で、戻らなくなっている包皮を元通りに戻すことができるのです。

カントン包茎を一時的に改善できたのであれば、元に戻ることがないようにしなければなりません。包茎を自力でなんとか治療をしたにも関わらず、すぐに元に戻ってしまうのであれば、根本的に包茎治療を受けるようにした方が良いかもしれません。

例えば絞扼輪の処置です。カントン包茎というのは、絞扼輪が非常に狭い状態ですが、絞扼輪というのは硬く線維化しているのですが、治療の際には絞扼輪を切り分けるようにしなければなりません。そうすることで包皮が剥ける状態になりますので、絞扼輪の処置が終わったら亀頭を露出させてから必要のない包皮を切除していきます。このような治療を行うことで、根本的にカントン包茎を改善することができるはずです。