ペニスに何か異変が起きた時にはどのように対処するべきなのか分からないものです。痛みや痒みがあったり、変色しているような場合にはどう対応するべきなのか考えてみましょう。
1.こんな時はまずどうする?
1-1.周囲に相談しにくい…
1-2.カンジダ性亀頭包皮炎はとても多い
1-3.洗っても取れない
2.暮らしやすい環境ではいけない
2-1.石鹸にも注意
3.カンジダ性包皮炎を発症したら
4.男性のカンジダは自然治癒する?
4-1.なんで治癒しやすいの?
4-2.性器が体外へ露出しているのに?
こんな時はまずどうする?
ペニスに異変が起きた時には、まず性病を疑うことが多いと思います。
そのためパートナーにどのよう説明をすれば良いのか、パートナーにどのような影響があるのか気になって仕方がないと思います。
周囲に相談しにくい…
生殖器の問題というのは、やはり周囲に相談しづらいものだと思います。しかしこのようなデリケートな部分の悩みは実は多くの方が抱えているもので、女性はもちろん男性も同じように悩んでいることが多いです。
カンジダ性亀頭包皮炎はとても多い
これはカンジダ菌が原因となって発症している亀頭包皮炎の事ですが、カンジダ菌というカビの1種で水虫の原因となっている菌と同じようなものです。
洗っても取れない
カンジダ菌は洗浄してもなかなかきれいに洗い流すことができません。というのもカンジダ菌はカビの一種であり、根を張ってしまいます。カンジダ菌にかかってしまっているような場合には、皮膚にカンジダ菌が根付いてしまっているので放置をしているとどんどん根が深くなります。
暮らしやすい環境ではいけない
基本的に包皮と亀頭の間には細菌やカビ菌といったものが大量に付着しているものですが、通常であれば善玉菌や悪玉菌と同じように均衡を保っています。しかしこのバランスが崩れてしまうと体に悪影響が出てしまうのです。
石鹸にも注意
石けんには非常に高い殺菌効果がありますので、本来であればカビの菌を取り除いてくれるはずの善玉菌まで殺菌してしまいカビ菌はどんどん増殖してしまうことになります。そのため洗いすぎには注意しなければなりません。
カンジダ菌に感染しているにも関わらず病院に行くのは恥ずかしいなどと治療をするのが遅くなればなるほどカビは根付いてしまいなかなか取り除くことができなくなってしまいます。
カンジダ性包皮炎を発症したら
カンジダ性包皮炎を発症してしまった場合にはただ洗浄するだけではなく、効果的な殺菌作用のある軟膏などを使用しなければなりません。そのためには専門医に相談するのがやはりベストです。
市販のものなどもありますがやはり症状に合わせて適切な軟膏を使用することが重要になりますので、一度クリニックなどで診察を受けてみるというのは強くお勧めします。
男性のカンジダは自然治癒する?
男性のカンジダ症というのは、実は自然と治癒しやすいといわれています。
なんで治癒しやすいの?
男性のカンジダというのは自然治癒しやすいと言われていますが、実は油断してはいけません。というのも、カンジダは湿気が溜まりやすい環境ではどうしても治りにくいのです。男性の場合にはもちろん、女性もカンジダは治療しにくいので注意しなければなりません。女性器は体の中に隠れているので、湿気が溜まりやすく、構造的にもカンジダが治りにくい状態なのです。免疫をしっかりと回復させておかなければ治療は困難です。
その一方で、男性のカンジダというのは基本的には自然治癒しやすいものの、女性器と同じように湿度の高い状態になっていると治りにくいです。
性器が体外へ露出しているのに?
女性器に比べると、男性器は違いへ露出していますので、性器を乾燥させることができます。外部に垂れ下がっているのか、それとも湿気がたまりやすいのかによって、カンジダの発症率や治りやすさは全く違ってくるのです。体調不良が原因となって併発しているなどしていないのであれば、抗真菌薬などを必ず使用せずとも治療することはできるといわれています。
特に性器の形状の違いによって治り方に違いがありますので、性別における個体差があるのは納得がいかないという方もいるかもしれません。ただし、男性だから治りやすい、女性だから治りにくいのはあくまでも基本的には、ということです。
男性でも治りにくいことはありますし、女性でも治りやすいことはあります。カンジダを発症した時には、調剤薬局などで抗真菌薬を購入して症状を抑える、そして根本的な原因を取り除くためにはできるだけ包茎自体を改善できるようにしなければなりません。
ただ、頻繁に抗真菌薬を使用していると、カンジダを慢性化させてしまうリスクが高くなってしまいます。症状の直接的な改善というわけではなく、根治させるにはビタミン剤や栄養ドリンクで免疫力を高めることが重要なんです。