包茎の定義をさくっとチェック

ホウケイというのは男性器の亀頭部分に包皮が覆いかぶさっている状態です。

ホウケイの定義について知りたい!

定義は包皮が亀頭にかぶさっていることです。仮性や真性、カントンなど種類に関係はありません。

なんで包皮に覆われるの?

本来包皮は亀頭を覆ってペニスを守っているのですが、成長に伴い少しずつ包皮は剥けていきます。亀頭が成長することで包皮が剥けていくのが普通ですが、その力が弱い場合には露出するよりも前に亀頭の成長が終了してしまいます。その結果包皮に覆われた状態のままになるのです。

皮被りには種類がある

包皮に覆われることをホウケイと定義しますが、その中には3つの種類があります。症状が軽い仮性、重症な真性とカントンの3つです。この3つは、包皮がどのように覆いかぶさっているのかによって違いが出てきます。勃起した時に剥けるのか、勃起しても剥けないのか、などといったことが種類分けに関係しています。

種類と特徴を確認

定義は包皮に覆われていることですが、さらに細かく分類分けしていきましょう。

仮性について

仮性というのは普段は亀頭が包皮に覆われているのですが、勃起をすると包皮が剥けて亀頭があらわになります。また手を使って剥こうとしても簡単に剥くことができます。このような状態を仮性といいます。

真性について

真性は通常時はもちろん勃起をした時にも包皮が亀頭を完全に覆っています。包皮を剥こうとしても、亀頭と包皮が癒着を起こしていることで、感染症を発症してしまうリスクが高くなります。亀頭が包皮にすべて覆われていますし、自力で剥くことができないので、常に包皮内は汚い状態になります。勃起をすると痛みを感じることもあり、性行為自体が難しくなってしまいます。

カントンの定義について

カントンというのは、通常であれば亀頭を露出させることができます。しかし、勃起時になって亀頭を露出しようとすると強烈な痛みを感じます。それは包皮が亀頭をぎゅっと締め付けてしまうからです。

軽度の場合は締めつけ感を感じる程度ですが、重度であれば強烈な締め付けによって剥くことができません。また、無理やり剥こうとして包皮が戻らなくなることもあるのです。性交時において酷く痛みを感じることもありますし、うっ血による壊死を起こすこともあります。

埋没について

この埋没タイプというのは、包皮に問題がある、というよりも体型に問題があります。太りすぎている人のお腹を見てみるとわかるのですが、太っている人の下腹部にはたくさんの脂肪がついています。この脂肪は前面に突き出す形になっていて脂肪がペニスの根本を覆うようになります。

さらに包皮が亀頭を包み込むようになるので、だんだんと亀頭が包皮に覆われていくのです。包皮に覆われていますし、定義にも合うのですが仮性や真性、カントンとは少しタイプの異なるものです。ペニスが脂肪に埋もれているので、ペニス自体が短く見えたり、性交時に挿入しにくくなることもあります。

しっかりと洗浄することができないので、不衛生な状態になりやすいのです。埋没型は、年齢などには関係なく、下腹部の脂肪が多ければ誰もが発症する可能性はあります。

ホウケイの定義に該当するなら

包皮に覆われている状態はどのように定義されるのか、ということを考えたうえで自分がホウケイの定義に該当するのであれば、思い切って治療を受けてみましょう。特に真性やカントンは日常生活、性生活においても大きな悪影響を与えますので定義に該当すればできるだけ早く治療を受けることを考えてみてください。

もちろん、矯正器具などを使用することもできます。しかし、時間ばかりかかってなかなか効果が出ない、というのも少なくありません。時間ばかりが過ぎていき、皮被り状態が改善されないよりも、一度思い切って手術を受けてみるのも良いのではないでしょうか。