包茎というのは症状が軽度であれば糸で縫合して治療するなど切らずに治療できます。
1.包茎を切らないで治療する
1-1.糸で縫合する治療方法
1-2.亀頭に注入する方法
1-3.根本を接着する手術
2.包茎の切らない治療の後
2-1.傷口が気にならない
2-2.気になる注意点はここ!
3.切らない治療で改善できるの?
3-1.切らずに自分でできる矯正方法
3-2.絆創膏も使えるアイテム
4.ホウケイは切らない手術も選択肢の1つとして
4-1.切らずに治療して完治できるの?
包茎を切らないで治療する
経度の包茎であれば切らない包茎手術が行われます。
糸で縫合する治療方法
糸で縫合しますが、あくまでも軽度の場合に限ります。手術の方法は非常にシンプルなものです。亀頭に被っている包皮を一度剥いて、その包皮を陰茎根本部分に集めます。そして包皮を縫合します。そうすることで亀頭部分を覆っている包皮を常に剥けている状態にすることができます。
切開を伴わないために手軽に治療を受けることができますし、10分もあれば縫合は完了します。さらに治療後においても当日からシャワーを浴びられるなどメリットは大きいです。
亀頭に注入する方法
包皮が亀頭を覆いにくくするには、包皮自体をカットすることも可能ですが、亀頭を大きくするという方法もあります。亀頭に対して人体に害のない物質を注入することで亀頭増大を行っていきます。この治療においては亀頭が膨らむので包皮が被らなくなって、亀頭も太く硬くなります。包茎を改善できると同時に亀頭増大効果も得ることができます。
根本を接着する手術
人体に害のない接着剤を使用して包皮の根本部分を接着します。薬剤で接着することで余計な包皮を根本にたぐり寄せて亀頭部分の包皮を引き寄せます。余計な包皮をまとめる点では糸を使用しての縫合と目的は同じなのですが、効果は長く続かないために何度も治療を受けなければなりません。現在ではあまり用いられない治療法です。
包茎の切らない治療の後
切らない包茎手術を行った後には、どのような状態になっているのでしょうか。
傷口が気にならない
切らない包茎手術を受けた場合には、傷口が残ることはありません。そのため、腫れや変色といったものもありませんので、当日から人目に触れたとしても違和感を持たれるようなこともありません。
自分で包皮を剥いた時に陰茎の根本に包皮がしわしわになって集まります。このしわの部分を糸で留めるだけですのでとても簡単な手術ですし、なにより見た目はとっても自然な印象になります。パートナーが目の前で見ても気が付かないくらいに自然な仕上がりになります。
気になる注意点はここ!
切らない包茎手術を受けると術後には様子が落ち着いているように見えるのですが、縫った部分が安定しているわけではありません。スポーツはできますし、性交渉も可能ですが、細かい制限はあります。これらの制限はより仕上がりを良くするためであり症状を安定させるためですので、医師の指示をしっかりと聞いておくようにしましょう。
制限をどのくらい厳守すべきかはクリニックによって異なりますし、治療を行った医師の技術などにも大きく左右されますので、必ず執刀医の話を聞くようにしてください。
切らない治療で改善できるの?
切らない治療で包茎を改善したいと思っていても、実際に切らない治療方法でなんとかできる症状なのか、切らなければならない症状なのかというのは医師の見解によってかなり違いが出るものです。そのため、切らない治療を受けることができるのかどうか、というのは事前に入念にカウンセリングを受けてみなければ分からないことなので、カウンセリングはじっくりと行うようにしましょう。
カウンセリングでまずは相談をして、切らずに済むのであれば切らない治療を、切らなければ改善できないのであれば切る治療を受けるようにしましょう。
切らずに自分でできる矯正方法
道具を使用しない矯正方法というのはどのようなものがあるのでしょうか。手軽な方法としては、道具を使用することなく仮性包茎を治療する、という方法になります。その方法はとっても簡単で、トイレに行った時、そして入浴時に包皮を剥くだけです。そのコツは忘れることなく根気強く継続することが重要です。最初の内は包皮が簡単に戻ってしまうのですが、諦めずにしっかりとチャレンジしてみてください。
また、トランクスなどのような股間に隙間のできる下着よりも、ブリーフのようにペニスを軽く押さえつけるような下着を履くのがおすすめです。ペニスが動きにくい下着を身につけておくことで、ペニスが剥けている状態を維持することができます。もちろん個人差もありますが、軽度の仮性の場合にはこの方法でも簡単に剥けている状態にすることができます。
この方法であれば費用もかけずにすぐに始めることができます。そして今すぐに始められるのです。その一方で、効果が出るまでには非常に長い時間がかかりますし、最初は亀頭が敏感ですので下着にこすれてしまったり、包皮がヘアを巻き込んでしまうここともあります。重度の仮性には高い効果を実感することはできません。
絆創膏も使えるアイテム
矯正として、絆創膏を使用した方法もあります。理屈はとっても簡単です。包皮を剥いた状態で、包皮を絆創膏で固定します。そして強制的に包皮が戻らないようにしましょう。
ネット通販などで改善アイテムが販売されていますが、これらも同じように剥けている状態を維持し、剥き癖をつけていきます。この方法というのは、包皮を剥いた状態で固定し、剥けている状態を長時間維持して剥けている状態が当たり前、という状態にします。
それを3ヶ月も続けていれば、包皮が剥けた状態になります。しかし、このように剥けた状態にするというのは真性の場合には不可能です。仮性のように手で剥こうと思えば剥ける、勃起時には剥けるという状態でなければなりません。真性で亀頭と包皮が癒着を起こしている場合や、カントンの状態になっている時には、自力での治療は不可能です。
では、絆創膏を使用する方法というのは具体的にはどのように行うのでしょうか。まずはペニスの包皮を手で剥いて、剥けている状態にします。絆創膏での治療ですが、包皮を亀頭がすべて見える程度にまで剥きます。絆創膏での治療を固定するのがおすすめですが、亀頭のカリの部分から2ミリから5ミリ程度の部分で固定します。自分にとって丁度よい場所を見つけてみてください。あまり酷く巻いてしまうとふいに勃起した時に強烈な痛みを感じることがあるので、多少余裕を持って固定してください。
また、外出の時などに絆創膏を忘れてしまうとそれまで継続してきたものが台無しになってしまいますので、必ずいつでも絆創膏をつけておく、ということを徹底してください。さらに、慣れてくると絆創膏がついているのに慣れてしまって、絆創膏を剥がすのを忘れてしまうこともあります。温泉などでそのような状態に陥ってしまうと恥ずかしい思いをすることになりますので十分に注意しなければなりません。
絆創膏を使用すると強制的に剥けている状態を長時間維持できますし、費用も最小限に抑えることができます。思い立ったらすぐにでも開始できます。しかし、注意点もあります。それは、効果が出るまでに長い時間がかかるということです。最初の内は亀頭が非常に敏感ですので下着にこすれてしまい強い痛みを感じることがあります。しかし、先ほども申し上げたように、真性やカントンのように重度なものには高い効果を期待することはできません。
ホウケイは切らない手術も選択肢の1つとして
ホウケイは切らずに治療することも可能です。そこで、切らずに治療する方法についてこれまでの情報をまとめてみましょう。
切らずに治療して完治できるの?
・包皮を切らないで治療する方法として、糸で保護する治療があります。切らない治療法で糸で保護するだけですので非常に手軽な治療法です。しかしこの切らない治療法は非常に軽度な症状に対してのみ使用されます。
・亀頭を覆っている包皮を1部分だけ剥いて、その包皮を陰茎の根元部分に集めて縫合します。そうすることで亀頭が包皮から露出した状態を維持できるようになります。
・包皮が亀頭を覆いにくくするために、包皮自体をカットするのではなく、切らないで亀頭を大きくするということもあります。この亀頭を大きくするというのはいわゆる亀頭増大、つまり亀頭に体に害のないヒアルロン酸などの成分を注入します。
・接着剤を使用して根本を接着する切らない方法もあります。手術用に使用される接着剤を使用して、包皮の根本部分を接着します。そうすることで包皮全体の長さを短くし、亀頭が包皮に覆われにくくするのです。ただし、効果が長時間持続するものではありません。
・切らない手術を行うことによって傷口が残ることありません。腫れや変色、変形といったものも切らない治療では起きないため、自然な仕上がりにすることができます。
・切らない手術を受けた場合、術後すぐには状態も落ち着いているように見えるのですが、塗ったり接着した部分が安定しているわけではありません。切らない治療なのでスポーツももちろんできますし性行為もできますが、切らない治療とはいっても切らない治療後すぐのスポーツや性行為は控えるように言われることが多いですので、必ず医師の指示の内容を聞き入れておくようにしてください。
・やはり何よりも気になるのは切らない手術で本当にホウケイが改善できるのかです。切らない治療を受けることによって、症状を緩和することができます。切らない治療で実際に悩みから開放された人も多いでしょう。しかし切らない治療は根本的な治療ではありません。切らない治療を受けても、一時的に状態が改善されたというだけです。
・切らない治療ができるのであれば、自分で矯正できるのではないかと思われるかもしれません。確かに自分で矯正する方法もありますが、自分で矯正場合には長い時間と労力が必要です。
・自分で行う矯正法というのは基本的に包皮に剥き癖をつけるものです。つまり何度も何度も繰り返し行うことで、初めて効果を得られる可能性のある方法なのです。確実に治療したい、今すぐに治療したいのであれば手術がオススメですし、できるだけペニスにメスを入れたくない、傷をつけたくないのであれば切らない手術を受けるのが良いかもしれません。
・トランクスなどのような股間に一定の隙間のできる下着と比べると、ブリーフのようにペニスを押さえつけるような下着がおすすめです。ペニスが動きにくい下着を身につけると、包皮が剥けている状態を持続させることができます。
・軽度の仮性の場合であれば、費用もかけずにすぐに始められます。ただし、効果が出るまでには非常に長い時間がかかってしまいますし、亀頭が敏感なので下着に擦れたり包皮が陰毛を巻き込むことがあります。
・矯正の方法として、絆創膏を使用した方法もあります。理屈はとても簡単で、包皮を絆創膏を使用して固定するだけです。そして強制的に包皮が戻らないようにするのです。
・ネット通販などでホウケイ改善アイテムも売られているのですが、剥けている状態を維持しておいて、剥き癖をつけます。包皮を剥いた状態で固定して、剥けている状態を長時間維持をして剥けた状態が当たり前の状態にしていきます。
・剥き癖をつけて剥けた状態にするというのは、真性の場合には不可能です。仮性のように剥きたい時に剥ける程度であればまだしも、真性の場合には自力で治療をすることができないのです。
・絆創膏を使用する方法は、ペニスの包皮を手で剥き、剥けている状態にし、絆創膏で固定する方法になります。亀頭のカリ部分から2ミリから5ミリ程度固定していき、自分にもっとも良い固定部分を見つけるようにしましょう。
・酷く巻いてしまうと勃起した時には強烈に痛みを感じ、余裕を持って固定しなければなりません。また、外出の時などに絆創膏を忘れれば、一度外れてしまうとそのまま効果が半減します。
・いつでも絆創膏をつけておく、ということを徹底しなければなりませんし、場合によっては絆創膏を剥がすのを忘れてしまい、周囲にバレてしまったり、剥がすタイミングが遅すぎて剥がす時に強烈な痛みを感じることにもなりえます。
・絆創膏を使用すると強制的に剥けた状態を維持でき、費用も最小限に抑えることができます。思い立った瞬間からすぐにでも開始することができるのです。ただし、効果が出るまでに長い時間がかかります。また、最初は亀頭が敏感なので、下着に擦れたり、強い痛みを感じることもあるので注意しなければなりません。ホウケイを治療するためのものであるにも関わらず、包皮にダメージを与えてしまうことがあってはなりません。