包茎を治すために必要な額をチェック

包茎は自力で治せる、なんていう情報があるけれど、全部が全部治せるわけではないのではないか・・・。どんな状態なら何とかなるのかな、と思いませんか。

また、逆にどんな状態なら保険を使って安く包茎を治すことができるのでしょうか。当然のことながら、安く治療できるならそれに越したことはないはずです。

包茎がどの程度なのかチェック!

包茎を治すための金額は、その状態によってかなり異なってきます。あなたが治療をするのなら、一体どれくらかかるのでしょうか。無料、有料、高額・・・まずはチェックしてみましょう。

まず、あなたの包茎がどの程度の状態であるかをチェックしていきましょう。勃起した時の包皮の状態はどうでしょうか。ギンギンに大きくなってもラッピングされたかのように包皮に包み込まれていて、包皮輪と呼ばれる口は堅く、巾着のように閉じているという場合は真性包茎と呼ばれる状態です。

大きくなれば完全に亀頭が露出する、または手で皮をむいてやれば何のひっかかりもなく亀頭が露出して、痛みもなにもない場合、それは仮性包茎と呼ばれる状態です。勃起しても亀頭が露出しないほど皮が長くても、重度の「仮性包茎」なのです。

多少亀頭が見えるけれど、むこうとすると亀頭に食い込んで締め付けられてしまう、無理にむこうとすると痛い、という場合はカントン包茎と呼ばれる状態です。この場合は絶対それ以上むいてはいけません!亀頭の下の部分に食い込んで輪ゴムで締め付けられたような状態になり、戻らなくなる可能性があります。そうなると緊急に治療が必要になるので、決して無理やりむかないでください。

保険がきくのはどの状態?

ちなみに、保険が確実にきくのは真性包茎です。泌尿器科に行けば、これは1万から3万程度で手術、投薬を行うことができます。そしてカントン包茎も重度と診断されれば保険適用で手術を受けることができます。しかし、皮をむいて、多少引っかかっても元に戻すことができる、というような場合は軽度と診断され、保険が適用されない場合もありますので気をつけましょう。

仮性包茎の場合は保険がききません。従って泌尿器科に行っても、包茎専門のクリニックに行っても費用は変わりません。そのクリニックや病院が設定している金額をチェックして、安さ重視であればそこで比較検討して病院を選びましょう。

タダで治すことができるのかチェック!

そして次はあなたの包茎は自力で治すことができるのか、つまり基本ゼロ円で、手術以外の「包茎を治すための方法」を使って改善させることができるかどうかをチェックしていきます。

まず、自力で何とかできるのかどうかを1ヶ月かけてチェックしていきましょう。これも真性包茎とカントン包茎、そして仮性包茎に分けてご紹介していきます。まずむくことができない状態にお悩みの方は、毎日包皮を伸ばす練習をしてみてください。包皮といっても、包皮輪、つまり皮の端っこの部分です。ここがくっついているため、亀頭が露出できないことが多いのです。

包皮を両手でつまみ、引っ張って戻して、引っ張って戻して、ということを1回につき10から15分は繰り返してください。そしてこれを寝起き、寝る前、そしてお風呂上りの3回、毎日やってみてください。これで包皮輪がきちんと伸びて亀頭が出るようになれば仮性包茎の状態にまでは持って行くことができます。

仮性の方のための方法はこちら

仮性包茎の場合でも皮が常にかぶってしまう、という人がいます。この場合はやはり1ヶ月、包皮を根元の部分で留めるようにしましょう。痛みやかゆみを感じたらストップしてくださいね。この状態を1ヶ月続けてもまだむきグセがつかず、てっぺんまで皮をかぶってしまう場合は、皮の長さがあり、厚みがあってどうにもならないので、手術を考えてみるのもいいかもしれません。

真性包茎やカントン包茎の場合

真性包茎やカントン包茎の場合にはどのように治療を行えば良いのでしょうか。

真性包茎の場合には?

真性包茎というのは通常時はもちろん勃起時も包皮が亀頭を完全に覆っている状態です。仮性の場合には勃起時に包皮が剥けるのですが、真性の場合には勃起時も包皮を被ってしまうので、色々と弊害が出てしまいます。また、しっかりと包皮を剥いて洗浄することができないので、不潔な状態になりやすくなります。自力で治療をする方法もあるのですが、手術以外で改善するのは簡単ではありません。

では、この真性を自分で治療するにはどうすれば良いのでしょうか。軽度の真性であれば自力で治療することも絶対に不可能だということはありません。軽度の真性包茎の場合は亀頭と包皮とが癒着を起こしていないので改善できる余地があるのです。

軽度の真性を治療するには、痛みを感じないように引っ張ってください。少しずつ包皮輪を広げていくことになります。ただし、医学的に正しい治療法として推奨されているのではないため、絶対に効果が得られるわけではありません。

軽度であり真性の治療ができれば亀頭が露出するようになりますので包皮を剥いたままにしておいてもカントン包茎になることがあります。亀頭が露出するようになっても油断をするのではなく、違和感、痛みが感じられなくなるまでは強引に剥き過ぎないようにしてください。

カントン包茎の場合は?

締め付けられる
カントン包茎というのは包皮口が狭いのでペニスを圧迫してしまっている状態のことを指します。カントン包茎は包皮を剥くことで露出させます。しかし、勃起時にはペニスが包皮輪に締め付けられているので、強い痛みが出てしまいます。そのため、カントン包茎を治療するために通常時に包皮を剥いた状態にしておくというのはリスクが高いのです。できるだけ早い段階で治療を受けるというのが理想的です。

カントンを自分で治療するというのも不可能ではありません。真性と同様に、症状が軽度であればカントンも治療することができます。勃起をしただけでペニスが赤くなり、次第に黒くなってうっ血するような重度のカントンであれば手術が必要なのですが、軽く締め付けられている程度であれば自力で治療することも可能です。

カントンの治療法は勃起した状態で包皮を少しずつ剥いていきます。そして長い期間をかけて包皮輪を少しずつ、少しずつ広げていきましょう。絶対に効果を得ることができる、という方法ではないのですが、毎日少しずつ地道に包皮輪を広げていくことによってカントン包茎の症状を改善することができるかもしれません。ただし、カントンを自力で治療する場合には、リスクも多くあります。

包皮がペニスを締め付ける力が弱くなれば良いのですが、そうでなければ失敗です。また包皮口が切れてしまったり、ペニスが赤黒く腫れてしまうと血が止まっているのでそのまま壊死してしまう可能性があります。包皮口が裂けてしまうと、血液の集まる部位なだけに酷く出血をしてしまうことがありますし、壊死をしてしまえばもう取り返しがつきません。そのような状態になれば当然病院へ直行しなければなりません。

真性包茎とカントン包茎というのはそれぞれ特徴がありますし、治療方法も異なります。自力で症状を緩和できることもありますし、できないこともるのです。むしろ症状を緩和できないことの方が多いですので、できるだ病院で専門医に治療をしてもらうようにすれば、失敗のリスクも軽減することができます。

ペニスがうっ血していたり、出血している場合に無理をして自力で治療をしようとすると、感染症等を引き起こすこともありますので無理をしないようにしてください。

気になる包茎の情報をさくっとまとめて

包茎を治療するためにはどのくらいの費用が必要なのか、ということはわかっていただけたと思います。では包茎を治療する上で必要な金額や包茎の種類ごとの治療方法等についてまとめてみましょう。

忘れてならないお金の問題

包茎治療の種類や費用についてチェック

・包茎を治療するための金額というのは、その状態によって少しずつ異なりますが治療するのであればどのくらいの費用がかかるのか、ということを必ずチェックしておきましょう

・費用をある程度算出するためには、あなたの包茎がどういった状態でどのような治療が必要なのかを確認しなければなりません。完全に勃起した状態でも全く包皮が剥けない場合もありますし、勃起時には簡単に剥ける場合もあります。勃起時にも完全に覆われているのであればそれは真性包茎と呼ばれる状態です。

・勃起時には簡単に亀頭が露出したり、勃起していなくても手で簡単に剥くことができれば仮性包茎です。

・亀頭が若干見えるものの、包皮を剥こうとすると亀頭に包皮が食い込んで強烈に締め付けられてしまう場合にはカントン包茎です。この場合にはそれ以上無理をしてはいけません。亀頭の下の部分に包皮が食い込んでしまい亀頭がうっ血してしまったり、場合によっては壊死してしまうなど大きなリスクを伴います。

・費用面において忘れてはならないのは保険です。保険が効くのは真性包茎やカントン包茎のみです。また保険が適用されるのは泌尿器科における治療だけになります。

・泌尿器科での治療であれば費用を最小限に抑えることができますが、泌尿器科での治療は決して質の高いものではありません。専門クリニックに比べると大きく劣るのです。

・包茎治療は自分で何とかできる場合もあります。ただし自分で何とかできるのはおそらく仮性包茎のみです。自分で治療できれば費用を最小限に抑えることができるどころか、一切お金をかけずに治療できることができあります。しかし真性包茎やカントン包茎の場合には自分で治療することをほぼ不可能です。

・どうしても自分で治療したいのであれば、まずは1ヵ月という期間内で何とかできるものなのかどうかをチェックしてみてください。まず1ヵ月毎日包皮を伸ばすトレーニングで、包皮を両手でつまんで左右に引っ張ることで包皮が少しずつ伸びていきます。しかし一ヶ月続けても全く効果が見られなかったり、むしろ痛みなどが激しい場合には自分で何とかできる包茎ではありませんので専門クリニックで治療受けてください。

チェック項目

・真性包茎の場合には通常時だけではなく、勃起時にも包皮が起動を完全に覆っています。仮性の場合勃起時に包皮が剥けますが、真性の場合には勃起をしたとしても包皮をかぶっています。

常に包皮をかぶっているという事は様々な弊害が出ます。さらに包皮を剥いて洗浄することができないタイプなので、包皮と亀頭との間に雑菌が溜まったり、非常に不衛生な状態になります。

・自分で治療する方法もありますが、手術以外で完治させることは非常に難しいことです。軽度の真性包茎であれば自力で治療することも可能ですので、一度試してみる価値はあるかもしれません。

・軽度の真性包茎を治療するためには、痛みを感じることがないようにまず包皮を引っ張ります。包皮を引っ張って包皮の長さを少しずつ伸ばしていくということです。しかし、人の皮というのは簡単には伸びるものではありません。毎日続けて初めて少しだけ伸びるということです。

・軽度の真性包茎の場合には自分で治療することが可能ですが、毎日努力をして仮に包皮を剥くことができても、そもそも包皮輪が非常に狭いために、仮に剥けても亀頭を締め付けてしまうことになります。亀頭が締め付けられることでうっ血してしまい、ひどくなると壊死することもあるのです。

真性包茎は簡単には改善できるものではないため、毎日包皮を伸ばしていても改善されないことが大半です。そのためついイライラしてしまい強引に皮を剥こうとすることもあるでしょう。しかし強引に剥いてしまうと出血してしまったり、包皮が避けてしまうこともあるので十分に注意してください。

・カントン包茎は包皮の口部分が狭いためにペニスを圧迫してしまいます。カントン包茎は包皮を剥くことによって亀頭を露出させますが、勃起時にはペニスが包皮輪に締め付けられているため痛みを感じます。

・カントンは自分で治療することが不可能ではありませんが、真性包茎と同じように毎日続けだとしても必ず効果が出るというものではありません。

・カントン包茎の治療は勃起した状態で包皮を少しずつ剥きます。そして毎日続けることで少しずつ包皮が伸びていきます。自分で治療している途中で亀頭が赤く腫れ上がっており、水風船のように膨らんでいる場合には一刻も早く病院で治療を受けてください。血が止まっている状態ですので、早急に専門医に治療してもらなければ取り返しがつかないことになることもありますので、十分に注意してください。

ぼったくりなんて本当にあるの?

金額
包茎に悩んでいる人で、何かしらの方法で改善したいと思っている人は非常に多いと思います。

高いクリニックと安いクリニック

様々な情報を集めてみると、包茎手術にかかる費用は非常に高額であり、とても自分にを支払うことができない…そのように諦めてしまっている方も多いです。事実、包茎の手術を受けるための費用が100万円以上かかってしまった、という人もいるようです。包茎手術を受けてから料金などのトラブルによって消費者センターに相談をする人もいます。

その一方で包茎手術を驚くほど安い価格で受けられる、ということもあります。それではどのような情報を信じれば良いのか分からなくなってしまうのも当然です。

このような料金という部分で大きな違いがあり、手術を受けようと思っている人を惑わせる原因は、包茎手術が自由診療であるということが関係しています。

自由診療による包茎手術

専門クリニックでの包茎手術は自由診療ですので、クリニックがそれぞれ好きな料金設定をして良いのです。100万円以上の費用がかかるとしても全く問題はありませんし、他のクリニックと比較しても圧倒的な安さで手術をするというのはもちろん問題はないわけです。

しかし悪質がクリニックでは、ぼったくりのような高額な費用で手術を行うこともありますので、事前にカウンセリングなどで十分に料金については確認をしておくようにしてください。また安すぎるクリニックの場合に、安いからといって手術の技術が低い、手術が失敗しやすいといったことはまずありません。

もちろん悪質なクリニックであればそのようなことも起こる可能性がゼロではありませんが、信頼できるクリニックであれば問題ありません。不安ならそもそも自由診療であるクリニックではなく、泌尿器科などで治療を受ければ良いのではないかと思われるかもしれませんが、泌尿器科などでの治療というのは包茎専門クリニックのように見た目にはこだわりません。

包皮を剥くことができない状態は、多少むける状態にする、という程度ですので、技術専門クリニックに比べると低い場合が多く、結局は見た目が悪くなってしまうことが少なくありません。安い費用で治療を受けることができるものの、包茎手術を受けたということが明らかな仕上がりになってしまえばやはり精神的なストレスも相当なものになります。

そのため、見た目にこだわらないようであれば泌尿器科でも良いですし、見た目にこだわりたいのであれば包茎専門クリニックをしっかりと選んだ上で利用してみてください。