包茎手術は失敗のリスクはそこまで高くありませんが、やはり手術である以上は失敗してしまう可能性ももちろん0ではありません。不安を唱える様な情報が多いというのも事実です。
1.包茎手術のリスクを理解する
1-1.包茎手術による失敗例はどんなものがあるの?
1-2.ツートンカラーって?
2.包皮小帯切除による性感の減少
2-1.V字型にカットできないクリニックもある?
2-2.ペリカン変形症状
3.実は失敗ではない症状
包茎手術のリスクを理解する
包茎手術の難易度というのはそこまで高いものではありませんが、場合よっては経験の少ない医師に手術をされてしまうことがあります。
包茎手術による失敗例はどんなものがあるの?
包茎手術における失敗例としては最も多いのはツートンカラー、裏筋の切除による性感の減退、ペリカン変形症状などが挙げられます。
ツートンカラーって?
ツートンカラーというのはその名の通り色が変わってしまうことによって引き起こされています。本来であればペニスの色は根本にいくほど色が濃くなっています。自然とグラデーションになって割れる根元に行くにつれて色が濃くなっていくはずが、包皮を切除したことによってグラデーションではなく色がはっきりと分かれてしまうのです。そうすることで色の違いが目立ってしまいます。環状切除術と呼ばれる治療方法を行うことによってツートンカラーになりやすくなります。もともと根本の色が濃い方は、亀頭直下埋没法などのツートンカラーになりにくい治療方法を選択するというのが理想的です。
包皮小帯切除による性感の減少
亀頭直下を切除する時に性感帯でもある包皮小帯切除してしまうことによって引き起こされています。対策としては裏筋をできるだけ避けるようにしてV字型に切開をするというのが基本です。
V字型にカットできないクリニックもある?
中にはV字型にカットをして欲しいと思っていても、技術のないクリニックではカットできないこともあります。しかし環状切除術や根部切除術の場合には包皮小帯を切除することもないのでそのようなリスクはありません。
ペリカン変形症状
包皮を切除して、縫合する時に裏筋部分にリンパ液などの組織液がたまってしまい腫れ上がる状態です。包皮の切除や縫合において、包皮の内経が違っていることが原因となっています。
実は失敗ではない症状
腫れが出ることもありますが、この腫れが出るというのは決して珍しいことではありません。ただし、この腫れが出たからといって必ずしもヤバイのかといえばそんなことはありません。傷口の腫れは時間が経過すると引いてくることが多いですので、まずは様子を見てみるというのも良いかもしれませんが、あまりにも強い痛みを伴う場合には医師に相談をしてみてください。