包茎手術・治療を失敗?

やっちゃった

やっちゃった

包茎ということがコンプレックスになってどうも自信が持てない。それならばいっそ治療をして、自信満々の自分で再出発したい、そんなふうに考えることはありませんか。例えばダイエットに成功すると、自分に自信が持てて性格まで変わった、というような話をよく聞きます。コンプレックスがなくなると人は本当に何事にも積極的になれるものです。その点に関しては、包茎をオペで解消するというのはある意味チャンスだと思うのです。

しかし!ここで気をつけたいのが、オペというのはミスすることもある、という点です。重大な疾患におけるオペでも医療ミスが多発している現代。包茎手術だって例外ではないのでは、と不安に思うでしょう。加えて、そういう時に限って嫌な情報が入ってくるものです。そう、「包茎手術で、治療で失敗した!」というような情報です。失敗ってどんなものだよ、とますます不安に・・・。

でも、悩んでいるよりも、まずその噂を検証してみましょう。実際に包茎治療で困ったことになったという人の話、そして、どんなミスがあるのかについて検証・まとめをしてみました。きっと漠然とした不安を取り除くお手伝いになると思います。

手術法とありがちな失敗

さて、まず包茎治療のミス、というのはどんなものがあるかというのを先に知っておきましょう。一番多いのは、ぱっと見ただけで分かるような縫い跡が残ってしまった、というものです。包茎手術は大きく分けると5種類ほどありますが、ここでは主に行われる2種類について説明します。オペの方法と、その主な「こんなはずじゃなかった」例を挙げていきます。

●亀頭直下埋没法
これは亀頭の真下の部分で包皮を取り除き、縫合するという方法で、傷跡は亀頭の真下でうまく隠れるようになっています。包茎治療をした、というのがパッと見ても分からないので、仕上がりが一番美しいと言われます。主に美容クリニックや形成外科で行われるオペとなります。

しかし、仕上がりが美しい分技術が必要となりますので、実はしまった、という例もあります。例えば某美容クリニックで包茎手術を受けたAさんは、「包茎は治ったのだけれど、オペが終わったら感度がなくなりました」という別のお悩みを抱えてしまいました。

包皮には当然神経が通っており、性感帯が点在していますので、カットしてしまえば感度が落ちることがあります。特にこの直下埋没法だと、内板という薄いピンク色の、皮膚の薄い部分を取り除くため、ひどく感度が落ちてしまい、自慰をしても感じなくなったとか、セックスの際に勃起状態が維持できない、EDになったなどの事例もあります。

●環状切開
ペニスをできるだけ伸ばし、余分な包皮を輪切りにして縫合するという方法です。内板と呼ばれるピンク色の部分と普通の皮膚の境目をカットします。泌尿器科などでも多く行われている包茎手術になります。

しかし、困った例として「ツートンカラーになって、一目で治療をしたと分かる」というものがあります。また、「傷跡が目立つ」というものも。これは泌尿器科等、「包茎を治す」という目的のもとに行われる手術に多く見られます。包茎は治ったからミスではない、と言われればその通りなので悩ましいところです。

それが気になる場合は見た目を重視する別の方法を取るか、美容クリニック等でやってもらうかになります。治療をしたけれど見た目が気になる、という場合は、修正手術をしてくれるところもあります。

失敗例とその原因

失敗です!

そしてここからは、手術法に関わらず「しまった!」という例とその原因を検証していきたいと思います。

●勃起すると痛い、ひきつれる。
これは包皮を切りすぎたために起こるものです。熟練の医師がいる美容クリニック等であれば、細かく長さ等を計ってデザインするのでトラブルは起こりにくいのですが、病院の泌尿器科等、「包茎が治ればよし」というスタンスで、しかも経験の浅い医師が執刀するとこのようなトラブルが起こりやすくなります。

「通常はいいけれど、勃起すると皮が引っ張られて痛む。セックスの際にも痛むので全然できない。」「縫合した部分がひきつれるようになって痛い」「片方だけが引っ張られて、亀頭がいびつな形になる」などの事例がネット上に挙げられています。

●手術したはずなのに、ちゃんと亀頭が露出できていない。
これはひきつれるのと反対で、包皮が多く残りすぎている場合に起こります。真性包茎の手術をしたのに、仮性包茎状態になってしまう、というものですね。

これはバックカット法という、根本で皮を切って調整した時や、ピーリング法という方法で手術を行った時にも起こるものです。内板というピンクの部分を残すため、そこの部分が多いと、また亀頭にかぶさって元に戻ったようになってしまうのです。それを避けるためには、やはり別のやり方を選んでおいた方がいいでしょう。

それでも、仮性と同じ状態であるので、勃起した時にきちんと露出ができれば機能に問題はありません。しかし、別のやり方を取っていて、かつ勃起時でも常に途中まで皮が被っているというような場合は明らかに失敗と考えていいでしょう。これは再オペが必要なパターンとなります。

実際に、悪徳クリニックと呼ばれるようなところもあり、集団訴訟に発展している場合もありますので、クリニック選びは情報をたくさん仕入れて慎重に行うことが大事ですね!

●傷跡が一目で分かるほど盛り上がっている。いびつに膨らんでいる。
これは2つの原因が考えられます。1つは切開方法の問題、そしてもう1つは縫合方法の問題です。出血量を抑えるためにレーザーメスを使って切開する場合は、どうしてもやけどのような状態になるので傷跡が目立つようになります。

また、縫合の際に、細い糸で細かく縫っていると傷跡も残りにくいのですが、太い糸で大きく縫うとその分残りやすくなるのです。例えば、5針で終わらせるよりも10針で塗った方が傷が目立ちにくくなるんですね。

ここまで確認してオペをしてもらう人は少ないと思うので、意外に多い失敗例なのかもしれません。もちろん、修正をしてくれる美容クリニックはあります。

泣くに泣けない失敗談

ここからは「こんなふうになったら困るよ!」という、いろんな失敗が複合したような嘘のような本当のお話をご紹介していきます。包茎治療はよく考えてからやらないとな~と思うかもしれません。

●いびつな形になった!
泌尿器科で真性のオペを受けたという男性。亀頭の大きさが左右で違うという状態になってしまいました。皮で引っ張られて片側の亀頭がつぶれているような状態。勃起していなくても変な違和感やツッパリ感があるのに、勃起したらもっと痛い。セックスの際にも痛むとのこと。手術してもらった泌尿器科に相談したらそのうち治ると言われて半年・・・全く改善が見られません、という悲しい叫びが。

手術を受ける目的は、大半の方が「自信を持ちたい」ということだと思うのです。温泉などでも堂々としていたい、パートナーの前でも堂々としていたいし、セックスを楽しみたい、という思いもあるはずです。

それなのに見た目が悪くなってしまい、セックスの際にも問題が起きたとなれば手術の意味がなくなってしまいます。包茎自体は治っていても、これでは手術は成功した、やってよかった、とは言えません。

●勃起ができなくなった・・・
こちらも泌尿器科で手術を受けた男性のお話です。仮性だったのですが、性病に感染して受診したところ、オペを勧められたとのこと。せっかくなのでやってもらったら、縫い目がぼこっとふくらんでいた、と。そして、勃起しようとしても皮が伸びないので完全にできず、すごく短くなったような感じになってしまったというのです。しかも、排尿の際に飛び散ってしまうようになり、立ったままできなくなってしまったという難点も出てきているようです。

どうも皮を切りすぎたか、縫合が変になってしまっているのではないかと感じているけれど、医師には相談しづらい。毎週病院に行って診てもらっているのだけれど、先生は見ても何も言ってくれない。大丈夫なのかと不安でいっぱい・・・。

これも明らかに皮を切りすぎている失敗事例ではないかと思われますね。しかも生活に支障が出るようになってしまってはどうにもなりません。こういう場合はまず執刀した医師に相談し、それでだめなら別の所に行った方が確実でしょう。別の所で相談して、その後訴訟を起こす人もいるくらいです。

クリニック選びの失敗

次は、手術そのものよりもクリニック選びに失敗した!という情報をお伝えします。

某有名美容クリニックで手術を受けたという男性。真性だったため、泌尿器科で受ければ保険が使えるオペだったのですが、やはり見た目をきれいにしたい、という一心から美容クリニックを選んだそうです。

この方の場合、機能がどうの、というよりもコンプレックスによる問題の方が大きかったので見た目重視にしたのだそうです。そもそも、包茎専門の美容クリニックは包茎治療はもちろんのこと、コンプレックスの解消のため仕上がりにも気を使っているというふうに言われています。ですから、こちらを選んだのはいち消費者としては当然の選択だったのです。

しかし、事前の説明とのあまりの違いに愕然としたそうです。まず、オペをするとこうなります、という説明とその結果があまりにも違っていたこと。きれいになるはずが、明らかに治療をしたな、と分かるような手術跡が残ってしまいました。

しかも広告に掲載されていた料金はでたらめといっていいほどで、治療直前になって数十万の金額が上乗せされてしまったのです。それでもきれいになれば納得もできるでしょうが、傷だらけでは・・・。

そして、「痛みはありません」と言われていたにも関わらず、術後数週間は激痛に悩まされ、歩くこともままならないほど。仕事にも行けず、かといって休む理由もうまく説明できず大変な状態になってしまったそうです。その痛みの原因は膿んだり流血したり、ということも関係していたようなのですが、それに対する処置さえもなかったということです。

確かに包茎自体は治ったけれど、また新たなコンプレックスが生まれてしまって本末転倒、という散々な結果になってしまったそうです。

笑顔になるために

やったぜ

残念ながら、誇大広告を打って患者を集め、一昔前のエステの勧誘のように軽く軟禁状態にして契約するまで帰さないとか、その日その場で治療をしないと帰さないというような悪徳クリニックは存在するようです。広告を見ただけではそんなところなんて分からないし、むしろ大手の方が安心と思い込んでしまいがちです。

しかし、これはインターネットを駆使して情報を調べればすぐに分かることです。特に大手に関しては、やはり被害者が多く、集団訴訟になっている場合もあるからです。気になる病院や美容クリニックがあれば、前もってできる限りの情報を集めましょう。そして、絶対にその場で契約はしないようにしてください。

本来包茎というのは、うっ血などの危機的状況になければ慌ててオペを要するものではありません。医師によっては、仮性は手術を勧めない、という人もいます。また、急を要するものではないので、「きちんと考えて、それから決めてください」と言われることの方が多い手術なのです。ですから、「今すぐ何とかしないと!」とか「オプションでこれも付けた方がいいですよ」というように急がせる、不安を煽って上乗せさせるというような所は危険と判断して間違いないでしょう。

最初に説明したように、オペに失敗はある意味つきものなのです。実際には包茎は治っていて失敗ではないにしても、自分の思っていたのと違った、とか、見た目が悪くなったなどの「治療以外でのトラブル」というのもあります。

治療だけにフォーカスすれば、どんな形であれ、きちんと包皮がむけて亀頭が露出すれば手術は成功です。しかし、コンプレックスをなくすためにオペをしたのに手術跡が目立つ、形がいびつになったなどのトラブルが起きたら、その人にとっては意味がないのです。

自分が思った通りの結果を出す率を上げるために大切なのは、やはり最初のカウンセリングです。どういう悩みを抱え、どうしたいのかをきちんと説明しましょう。恥ずかしい、としり込みしていてはせっかく決意してお金を払って行った手術も残念な結果に終わってしまいます。きちんと知りたいこと、気になることはそこで解決しておきましょう。

適当ではなく、事前に包皮の測定を行ってくれるのか、失敗した際には再手術等を行ってくれるのか、術後のアフターケアは万全か、など、メモしながら聞くといいですね。あれば過去の症例も見せてもらうと安心できますね。

失敗を最小限に抑え、納得のいく結果を得るために、自分でできることは前もってしっかりとやっておけば、あなたが辛い失敗談を語る1人になってしまうことはないはずです。