包茎を輪ゴムで治そうとすると

首が締まる

AVなんかを見ると、モザイクがかかっていても、男性のモノ、特に外国人のモノはきっちりと亀頭が出ているのが分かります。そしてそれを堂々と女性の前に出しますよね~。

その点、包茎だと何となく気になって実際にはそうはいきません。仮性包茎でも、女性に見えないところでさっとむいてから見せたり、大きくしてからじゃないと絶対パンツを脱がなかったりしたくなります。事実、彼女には絶対大きくなるまで、またはむいてからじゃないと見せない、ということを徹底している男性もいます。女性がすっぴんだと彼氏に会えない、というのと似たようなものですね。

輪ゴムで包茎、何とかなる?

男性の中には、包茎を輪ゴムで何とかしよう、とする人がいます。いろんな方法があるようですが、その効果はどうなのでしょうか。手術が必要ないほどになるのでしょうか。実際にやってみた人の情報を探ってみたところ、このような結果が出たのです。

実は輪ゴムの使い方にもいろいろあり、しかも輪ゴムでは効果がないどころか逆効果になり、手術を真剣に考えねば、という状態になった人もいるようなのです。まず、成功した人のお話です。真性包茎だとまずむけないので難しいのですが、仮性包茎の場合は、余った皮を根元で固定するという方法が可能になります。この固定する専用の道具などもあるのですが、やはりそこそこの値段がするし、それなら輪ゴムで、となるのです。

輪ゴムのメリット・デメリット

これのデメリットは、締め付けすぎると痛いし、うっ血してしまう確率が高くなるのと、緩すぎると今度は全然意味がない、ということです。加えて、毛が巻き込まれた時が泣きそう、という意見も多数あります。

しかし、輪ゴムで包皮を固定することで亀頭が露出されると、とっても快適なのだそう。普段はしっかり皮を被っているので、その部分がやはりムレたりという不快感があります。しかし、常に出た状態になるとそれとおさらばできてしまうのです。とてもすっきりする、と。その快適さを常にキープしたいという思いが強くなり、やっぱり包茎手術をしよう、と考えることもあるようです。

確かに、輪ゴムの場合はいつ取れるか分からないし、うっ血の危険も付きまといます。お肌が弱い人はかぶれも気になります。その点、手術をしてしまえばもう皮を被ることがないので常にすっきりさっぱりな状態。かぶれやうっ血の心配もないし、ムレによるにおいのトラブルも回避することができるのです。一度快適な状態を体験すると、元に戻りたくないのも当たり前かもしれませんね。

輪ゴムで失敗しちゃった話

失敗談
そして次は輪ゴムで失敗した人のお話。一生懸命皮を根元に向けて引っ張り、輪ゴムで留めたまま丸一日頑張ったそうです。これで完璧、と思ったら、何だか皮が伸びてしまったようで、今までよりもっと悪い状態になった、というのです。

これは実はあり得ることです。今、自分がまだ意思を持たない赤ちゃんの頃に割礼されたのは納得がいかないとして、包皮を再生させよう、という動きがあるようです。その方法というのは、ズバリ皮を伸ばすことなんです。根気よく引っ張って伸ばし、亀頭が覆えるようにします。仮性包茎の状態を、皮を伸ばして作り出すのですよ。そして実際にこれが可能なんです。

ということは、輪ゴムで無理に引っ張っておくと皮が伸びるというのは現実にある、ということになります。引っ張る時間が長ければ長いほど皮が柔らかく伸びてしまうので、輪ゴムでしっかり留めることが逆効果になってしまったのですね。

こんな人は輪ゴム厳禁

こればかりは体質などもありますのでやってみないと分かりませんが、人よりも皮が厚い、長そう、という場合には輪ゴムで何とかしようとするのはちょっと待った方がいいかもしれません。そしてもし真性包茎であるとか、カントン包茎である場合などは、輪ゴムであれこれするとむりにむいて傷を入れてしまったり、包皮が元に戻らなくなってしまったりして危険なのでやめておきましょう。

他にできることは?

輪ゴムを使用して包茎治療を行うというのは実際に可能です。では、ゴムを使用した以外に自分で治療をする方法というのはないのでしょうか。

絆創膏を使用

絆創膏
治療する方法というのはインターネットで調べてみても色々な方法があります。中でも、絆創膏を使用した方法というのは非常に良く知られています。絆創膏を使用した方法というのは非常に簡単です。

まず、ペニスの包皮を剥いてから包皮が戻ってこないように亀頭にあるくびれている部分に絆創膏を貼ります。くびれ部分に沿って絆創膏を貼ってください。そのままの状態で固定をすることで、包皮に癖をつける、ということが目的になっています。特に10代のように成長期であればこの絆創膏を使用した癖つけだけでも治療できる可能性が高いといえます。

また、包皮が亀頭を締め付けることがないので、ペニスの成長を抑制してしまうことなくなり、ペニスがしっかりと成長できるようになります。成長できれば、包皮に覆われにくくなります。

横に広げてみる

包皮を剥いた状態のままで癖付けをするというのではなく、包皮を剥いた状態で包皮を左右に引っ張ります。実は包皮というのは、縦方向には伸びにくく、横方向へは伸びやすいという特徴があります。仮性包茎を治療するために、一生懸命に包皮を縦に伸ばしていた方も多いでしょう。

しかし、包皮を縦に一生懸命に伸ばしていても、なかなか包皮を伸ばすというのは簡単ではないのです。やはり効率よく包皮を伸ばしたいのであれば、縦方向ではなく横方向へ伸ばす必要があります。横方向へ伸ばせば、効率よく包皮を伸ばすことができ、縦方向に伸ばすよりは短い時間で包皮を伸ばすことができるのではないでしょうか。

自分で行うリスク

リスク
包茎自力治療というのは前述のように色々なものがあります。しかし、このような自力での包茎治療というのはリスクもあります。例えば、怪我のリスクが高くなります。包皮と亀頭が激しく癒着している場合に、無理やり剥いだり包皮を引っ張ってしまうとどうしても亀頭にダメージを与えてしまいます。出血してしまったり、血が止まらなくなることもあります。ペニスというのは大量の血液が集まる部位ですので、一度出血すると大変です。

さらに、痛みが強いのも特徴です。亀頭が擦れたり、刺激を受けた時に激しく痛みを感じることがありますよね。一度出血したり、かさぶたができた時に無理やり剥がしてしまうと猛烈な痛みに襲われることがあります。

また、うっ血や壊死してしまうリスクもゼロではありません。真性やカントンの場合には、うっ血や壊死してしまうことがあります。包皮が非常に狭くなっている状態で、その包皮口にサオ部分、カリ部分が締め付けられていますので勃起時には強烈な痛みを感じます。さらに症状が重くなってしまうとうっ血を起こしてしまったり、勃起状が収まらなくなってしまいます。最悪の場合にはペニスが壊死してしまうことがあります。

また、基本的に自力で行う包茎治療というのは、外科的手術とは異なり非常に長い時間がかかってしまいます。1ヶ月や2ヶ月治療を行ったとしても、効果が目に見えるほど出るのかといえばそんなことはありません。

専門家に頼む方が良い?

自力で包茎を治療するというのは不可能ではありませんが、治療にかかる時間やその効果といったことから考えるとメリットはあまり多くはありません。むしろリスクを負う可能性が高くなるのかもしれません。

普段の生活の中でできるだけ費用をかけずに包茎治療を行いたい!そう思われるかもしれませんが、その場合には効果がどの程度出るのか、どのくらいのリスクがあるのかということを十分に理解したうえで行いましょう。