包茎の人は亀頭が炎症を起こしやすいって本当?

むけたばなな

包茎の人は亀頭が衛生的ではなく、炎症を起こしやすくなっています。

とってもデリケートな亀頭

人間の体というのは衛生的な状態にしなければ、さまざまな感染症を引き起こします。例えば水虫なども不衛生な状態にしていることによって発症するものです。

雑菌まみれの汚い亀頭

包皮に追われている亀頭は、常に多湿な状態ですので、雑菌が繁殖しやすいです。雑菌が繁殖しやすいということは、それだけ炎症起こしやすい状態であると言えます。ただし仮性包茎の場合には、雑菌まみれなのかといえばそうではありません。

仮性包茎は洗浄できる!

仮性包茎というのは簡単に亀頭を洗浄することができます。とても手軽に洗浄することができるので、意識さえしていれば衛生的な状態を維持することができ、亀頭が炎症を引き起こすようなこともありません。しかし仮性包茎でなければ簡単に剥くことはできません。

真性包茎やカントン包茎は注意

真性包茎やカントン包茎の場合には亀頭が包皮に常に覆われていますし、自分で治療をしようとしてもなかなかうまくはいきません。

そもそも包皮を剥くことができない

包皮を剥くことすらできないような場合には、亀頭部分を衛生的な状態にすることすらできないのです。そのため真性包茎やカントン包茎の場合には炎症を起こしやすくなります。

亀頭包皮炎に注意

包茎の人が最も多く発症しやすいものとして亀頭包皮炎があります。亀頭包皮炎は亀頭が不衛生な状態になっていることによって、雑菌が増殖してしまい亀頭包皮に炎症を引き起こしている状態です。亀頭を綺麗に洗っていれば問題はありませんが、亀頭をきれいに洗浄できないタイプの包茎の場合には発症しやすくなりますし、場合によっては何度も繰り返し再発してしまうのが特徴です。

亀頭の炎症を予防、改善するには?

亀頭の炎症を引き起こさないようにするためには、やはりまずは亀頭を綺麗に洗浄することが第一です。亀頭を綺麗に洗うことさえ心がけていれば、不衛生な状態にはなりませんし、きれいな状態を維持できます。亀頭包皮炎を治療するためには、軟膏を塗る必要があります。

これで一時的に症状が治まったとしても、包茎である以上は何度も再発してしまう可能性があります。そのため包皮を剥いて洗浄できるタイプではないのであれば、思い切って包茎手術を受けてみるというのも一つの手段なのではないでしょうか。まずは包茎専門クリニックなどにおいて治療するべきかどうかカウンセリングを受けてみて決断してください。

真性包茎が女性に嫌われてしまうのは?

図02
包茎のなかでも、真性包茎は女性に嫌われやすいと言われています。真性包茎が女性に嫌われやすい理由は、臭いが強く不衛生で、とても性行為を楽しむことができないという状態だからです。様々な包茎クリニックにおいて包茎の男性についてどの様に思うのか、というアンケートが行われていますがそういったアンケートの中でも女性は包茎の男性に対して嫌悪感を抱いていることが多いようです。

確かに真性包茎で強い臭いを発生させている場合、性行為を楽しむことはできませんしオーラルセックスなんてもってのほかです。男性は自分のペニスから強烈臭いを発しているとしても、自分の体臭の一部ですのでそこまで気にはならないかもしれません。しかし女性にとっては顔を近づけただけでも吐き気を感じるほどの強い臭いを感じているのです。

ひどい臭いを発生させているにもかかわらず治療しようとしない場合には、やはり女性は男性に対して包茎の治療を受ける様に勧めたいものでしょう。しかし、男性を傷つけてしまってはいけないと思い、なかなか言えずにいる、ということも少なくないようです。

感染症には要注意

真性包茎の人というのは雑菌が繁殖してしまい臭いが強くなりますし、不衛生であることに違いありません。しかし不衛生なだけではなく、感染症を発症しやすいというのは真性包茎の大きな問題の一つです。性感染症を発症しやすくなる理由はウイルスが増殖してしまうことが主な原因となっています。恥垢がたまりやすいペニスというのは、性感染症になるリスクが通常のペニスの2倍以上にもなると言われています。

また性感染症を発症しているにもかかわらず包皮が剥けていないために、亀頭の変化自在に気づくことができずに気付いた時には性感染症が非常に悪化しているということが少なくありません。性感染症が悪化している状態で性行為をしてしまえば女性に性感染症を発症させてしまう原因になります。

つまり自分だけであればまだしもパートナーさえも性感染症を発症させるリスクを高めてしまうのです。そのような事にならないためにも、真性包茎なのであれば少しでも早く治療を受ける様にして衛生的な状態のペニスを手に入れるということがとても重要になります。自分一人だけの問題ではなく大人にとってもとても大切な問題ですので、包茎であることを恥ずかしがる前に包茎であることのリスクを十分に理解する必要があります。