包茎だけど皮あまりはやばい?

皮が残った

包茎とひとまとめにしても、いくつかの種類があります。

皮あまりはどのタイプ?

基本的に、皮あまりのタイプなのか、皮の伸びが少ないタイプなのかで分類できます。皮あまりは仮性包茎、伸びが少ないタイプは真性やカントンです。

皮あまりの仮性って?

皮あまりというのは、あまった包皮が亀頭を覆っている状態です。そのため、勃起すればペニスがグンと長くなるので、包皮から露出します。しかし、勃起状態が収まるとそのまま自然とまた包茎の状態に戻ります。

せっかく女性といい雰囲気になっても、包皮が亀頭を覆っているので女性にどのように思われているのか気になって仕方がない、という方もいるでしょう。まず、女性は仮性包茎に対してはそこまで嫌悪感を抱くことはありません。

仮性は毎日洗浄をしっかりとしていれば不衛生になることはないからです。しかし、真性やカントンとなると衛生面においてマイナスなイメージが強いために嫌う女性は多いです。

そもそも仮性ってなに?

そもそも仮性というのは日本人男性にとても多い包茎のタイプです。仮性にも軽いものと重いものとがありますが、勃起時にしっかりと亀頭が露出されるのであれば軽度、亀頭と包皮が癒着していて一部分しか剥くことができなければ重度の仮性になります。仮性の場合には日常生活に支障をきたすこともほとんどありませんし、手術が絶対に必要というわけでもありません。

なんで仮性になるの?

皮あまりの仮性ですが、仮性になる原因はオナニーにあるともいわれています。オナニーをするときに包皮をペニスの先端にむけて引っ張るような状態で行うと、どうしても皮が伸びてしまいます。また、ペニス自体が先細りの状態であれば、包皮が亀頭を簡単に覆ってしまうのです。

本来であれば、亀頭がしっかりと膨らんで、包皮のストッパーとしての役割をしてくれています。しかし、先細りのペニスというのはストッパーとしての役割を果たすことがでいないのですぐに包皮に覆われてしまいます。

皮あまりなら治療法は?

包皮があまっている原因がなんなのかによって治療法も異なります。

先細りが原因なら

ペニスの先細りが原因となっているのであれば、亀頭にヒアルロン酸を注入する亀頭増大治療を行うことによってあまっている包皮を切除せずに包茎を改善することが可能です。また、先細りのタイプでも包皮を切除することで亀頭を露出することができます。

皮あまりの手術は目立つ?

仮性を切除する手術を受けることで、切除部分がツートンカラーになってしまったり、突っ張った状態になってしまう、といったことを気にしている方も多いようです。

確かに手術の方法や治療を行う医師の技術によっては傷跡が目立つこともあります。しかし、仮に傷跡が目立ったとしても、衛生面やそれ以外の部分でもメリットは非常に大きいのです。女性に見られても恥ずかしがることはありませんし、亀頭が刺激されて早漏が改善されることもあります。

切らない手術もあるけど

包皮を陰茎の根本部分に縫い付ける手術や、接着剤を使用した治療であれば包皮を切除する必要はありません。そのため、手術時間も短く、傷跡が目立つこともありません。しかし、重度の仮性の場合には切除手術でなければ治療ができないこともありますので、事前に医師と入念なカウンセリングを行うようにしましょう。

急がず慌てず治療を受ける

仮性で皮があまっているからといって慌てて治療を受ける必要はありません。カウンセリングを受けて、納得したうえで治療を受けましょう。

しかし、治療を受けたいけど怖い、でも今すぐ包茎を改善したい!そう思うとつい包茎治療器具などに手を出してしまいます。確かに、効果を得られる人もいますが、それはあくまでも個人差が大きいものです。そのため、本当に治療したいと思うのであれば、専門クリニックでの治療をおすすめします。