手術をしない人の自分で治すという方法

世界は1つ

インターネットを開いて、「包茎 ブログ」と検索すると、治療の体験談や手術関係を書き込んだもの、悩みをつづったものなど、たくさん出てきます。それだけたくさんの人が、包茎について関心があるということです。体験談などを読んで参考にされている人も多いかと思いますが、日本人の中で包茎の人はどのくらいいるのでしょうか。

日本人の包茎率について

日本人男性のホウケイの割合は、約70%程です。その約70%の内の大多数が日本人に多い仮性で、残りの少数が日本人にもいる真性と日本人にも少ないかんとんの人になります。

世界の包茎率について

世界的に男性のホウケイ率はと言うと、日本人と変わりなく約70%だということです。40年ほど前にアメリカで調査を行ったところ、70%を超えていました。日本人は外国人に比べ、ペニスが小さい傾向があります。日本人のようにペニスが小さいとホウケイになりやすいという風潮がありますが、このようにパーセンテージを見てみると、ペニスの大きい小さいとホウケイとは必ずしも日本人が思っているように直接関係が無いことが分かります。

包茎は遺伝する可能性が高い?

遺伝
日本人に多いホウケイが遺伝するというのは、医学的に証明されているものではありません。ただ、父親が包皮に覆われている場合、子供が大人になったときにホウケイになるリスクというのは事実としてあります。しかし父親がホウケイであるにもかかわらず、子供がずるむけであるというケースもあります。ただし、体質が遺伝するということからも、父親がホウケイなら子供もホウケイになりやすいといえるのかもしれません。

日本人のように比較的ペニスのサイズが小さければ、小さいほど包皮が余ってしまい日本人に多いホウケイになる確率が高くなります。つまり日本人のペニスの大きさや肥満体型といったことが遺伝するので、ペニスの根元部分が下腹部に埋もれてしまうため、包皮に覆われやすくなります。このような理由から日本人で父親が短小であり、ほうけいであれば息子もホウケイになりやすいといえるのかもしれません。

またそもそも日本人は包皮に覆われる割合が多いというのは前述した通りです。日本人で包皮に覆われているからペニスが小さい、というのではありません。日本人の体や体型といったものが遺伝するのと同じように、両親ともに低身長であるにも関わらず、子供が高身長に育つこともあります。そのためペニスのサイズが100パーセント遺伝するとも限らないのです。ペニスのサイズが遺伝をすると、ホウケイになりやすいといわれているのですが、基本的には遺伝というのは密接な関係性はないと考えられています。

ペニスのサイズが小さいといっても、必ずしもホウケイになってしまうとも言い切れません。ペニスが小さくてもずるむけ状態の人はたくさんいますし、思春期の頃からしっかりと包皮を剥くように努力をしていた人や、お風呂でペニスをしっかりと洗うようにしている、といったことが関係してくるのです。

またカルシウムや亜鉛といったペニスが成長する上で欠かせない栄養素を十分に摂取したかどうか、ということもとても重要なポイントになります。さらに真性やカントンに関していえば、仮性よりも遺伝の要素はさらに少ないといえます。仮性というのは、ペニスの大きさが直接関係することもあるのですが、真性やカントンの場合には、ペニスのサイズはほとんど関係はありません。どちらも包皮の口の部分が狭いために発症していますので、思春期からしっかり剥くように努力をしたのかどうかが重要になってくるのです。

日本人にもいる真性やカントンの人は、中高生の頃に少しずつ包皮を剥いていくということをせずにいたために、大人になった現在、悩んでいることになっているのです。特に日本人にも少ないカントンに関しては中高生の頃から包皮を少しずつ剥くという段階を踏まずに、大人になってから一気に剥こうとしたために亀頭を締め付ける結果になってしまっているのです。

このように遺伝性というのは、そこまで関係性が高いとは言い切れません。事実、先ほども申し上げたように包茎の父親からずるむけの子供が生まれるという事もあるからです。こういったことからも何よりも重要になることが、遺伝的な要素を含むにしろ含まないにしろ、包茎であることをまず認め、これからどのようにすれば改善できるのか、ということを考えることが重要なのです。

日本人に多いのは、中高生の頃にしっかりと剥いていなかった、という事はこれから少しずつ剥くように努力しましょう。しかし日本人にもいる真性においても日本人にも少ないカントンにおいても、強引に剥こうとすると強烈な痛みを感じることがあります。そのため包皮を向くのであれば、少しずつ優しく剥くようにしましょう。

しかし少しずつ剥いていても痛みを感じるような場合には、自分でどうにか出来るようなホウケイではありません。自分ではどうしようもできないのであれば器具を使用するなり、手術を受けるなり考えてみましょう。インターネット上にそういった情報は様々ありますが、信頼できる情報かどうかを見極めるということもまた重要ですので、しっかりと考えてみてください

「割礼」の習慣

海外では、「割礼」という習慣のある国があります。包皮を切って、亀頭を露出させる儀式です。この習慣があるため、割礼を行った人数を調査に加えると、明らかに割合が日本人の方に多くなります。更に日本人と違い、海外では、小さいうちから皮をむいて亀頭を出すようにします。日本人はこのような習慣がないため、日本人にホウケイの割合が多い結果に繋がります。

日本人を含め世界のホウケイの割合は約70%と述べましたが、その中の<日本人に多い仮性>は約80%と言われます。その80%の中で、特に治療などをしなくて良い日本人に多い仮性は大多数を占めます。しかし実際には、見た目のコンプレックスや、不衛生な面から手術や治療を考える人が少なくありません。ですが、手術となると価格の面やそれに対する負担が気にかかり、一歩を踏み出せない人もいることは確かです。

包茎治療器具

様々なブログを拝見していると、手術の話が多く、よく目にします。手術をして成功した例や失敗したことも見受けられます。手術のデメリットが問題で、傷痕が残ってしまったり、不感症になったり痛みが残るといった報告があります。日本人にも少ない、真性やかんとんホウケイは手術を必要とする場合がありますが、大多数を占め日本人にも多い仮性はそうではありません。特に軽症な場合はその限りです。

疑問に思うことは、手術の言葉ばかり目にしますが、手術以外に治せる方法はないのでしょうか。実は、手術をせずに治療する治療器具が存在します。

包茎治療器具の効果について

日本人も仕様する治療器具には、日本人に馴染みのあるリングタイプや下着タイプなどがあります。リングの形をした器具を装着したり、下着で固定したりするものです。あとはシールタイプのものがあります。効果は、実にかなりの個人差があります。治療器具を使用してから効果が出始めるまで2週間ほどかかった人がいる一方、数か月かかって効果が表れる人もいます。一般的に6ヶ月以上使用しても効果が表れない場合、治療器具による矯正は期待できないのが実際です。

ですので、日本人に多い仮性などの軽度の人には向いていると思います。また、治療器具を使用するときは注意が必要です。治療器具を着けたまま寝てしまったりすると、装着した部位に炎症がおこったり、圧迫による血行障害がおこったりしますので、寝るときには外してから就寝するようにします。このような事故を起こさないためにも、治療器具を使用するときは、医師に相談するなどして使用するようにしましょう。また、本当に手術が必要なのか考えてみるようにしましょう。

そもそも包茎は手術が必要ですか?

必要?
あなたのホウケイというのは本当に手術が必要なのでしょうか。手術というのは一生モノです。そのため、慎重に情報を集めるようにして、決断を下してみてください。

日本人の3人に2人はホウケイであると言われています。しかし、日本人に最も多いのは仮性とされています。この日本人に多い仮性というのは、ペニスの先端部分が包皮で覆われている状態です。勃起をすれば亀頭が露出する、という状態です。日本人に多い仮性は、医学的な用語ではなく、これに相当しているような英語も存在していないのです。つまり、日本人独自の考え方であるということです。

仮性包茎は病気?

日本人に多い仮性というのは病気ではありません。臭い、不衛生というイメージを持たれているかもしれませんが、剥くことができるのであれば清潔に維持することができます。日々のケアを怠らないように注意しなければなりません。ケアをしっかりとしておけば生活上において支障はありません。

日本人に多い仮性の場合には手術をしたとしても保険適用にはなりません。全て全額負担になります。治療としてというよりも美容整形のような考え方です。どうしても手術を受けなければならないというようには判断されないのです。

ここで重要になるのが医学的に不要なのかどうか、ということです。してはいけないと言うのではなく、現代の日本においてはいくら日本人に多い仮性といっても恥であるという考え方を持っているのです。ずる剥けのペニスに憧れている人もいるとは思いますが手術のデメリット、メリットについて十分に考慮したうえで、自分で決断するようにしましょう。

手術が必要な時とは?

包茎の中でも、治療が必要な場合があります。亀頭がほとんど露出できない状態の時です。皮が伸びないため性交時に激しい痛みを感じたり、不衛生であるがために炎症が何度も繰り返し起こるようになるのです。この場合には日常生活にも支障が出るので、治療や手術を検討してみましょう。

包皮の入り口が狭くなっているにも関わらず、無理やりひっくり返すと、血液の流れが悪くなってしまい、赤く腫れ上がることがあります。このような状態をカントンというのですが、自分で元通りに戻せるのであれば良いですが、元に戻せない場合にはできるだけ早く病院に行って治療をする必要があるのです。酷い場合にはすぐにでも手術を受けるようにしなければなりません。

気になる手術の痛み

手術を受けなければならない、という場合には最も不安なことは痛みです。手術時や手術後の痛みというのは非常に気になると思いますが、手術時には麻酔を使用しますし、手術中には痛み止めが処方されるので安心です。手術の大半は切開を伴う外科手術になります。場合によっては接着剤を使用して剥き癖をつけるだけ、という手術が行われることもあるのですが、切除をするしか選択肢のない手術もあります。

手術を受けたいけど麻酔が恐い!そのように思われている方も多いでしょう。歯医者などでの麻酔でも強い痛みを感じますのでペニスに麻酔針を刺すとなるとその痛みは非常に強烈です。ただ、もちろんいきなり針を刺すようなことはありません。ペニスに麻酔針を刺す前に、麻酔のための麻酔も行います。スプレー麻酔をして、冷却麻酔をしてから初めて麻酔注射を行います。このように手術というのはとにかく痛みを感じにくく、身体に負担がかからないように行われるので、手術が必要だと判断した場合には少しでも痛みの少ない方法を選ぶようにしてください。

自分で包茎を治療するのはどうなの?

指差し
自分で治療をする、ということのメリットやデメリットについては前述した通りです。それではホウケイを自分で治療することについて、簡単にまとめてみましょう。

包茎を自分で治療するのはあり?

・日本人男性の70%はホウケイであり、日本人に多いのは仮性だといわれています。そして日本人に少ない真性やカントンの割合はごく少数です。

・世界的にみると男性のホウケイ率は日本人男性と同じように70パーセント程度だといわれています。

・ホウケイはペニスのサイズが関係すると考えている方も多いですが、実は一概には言い切れません。ペニスのサイズが大きな国の男性も、サイズの小さな国の男性もホウケイ率に大きな違いはないからです。

遺伝する、というのは医学的に見ても証明されているものではありません。しかし、父親がホウケイである場合には、子供が大人になった時にホウケイになるリスクがあります。しかし父親が包皮に覆われているとあっても、子供がずるむけであるケースもあります。

・日本人のようにペニスのサイズが小さければ小さいほど包皮が余ってしまいリスクは高くなります。ペニスの大きさや肥満体型、といったものが遺伝しやすくペニスの根元部分に埋もれてしまいホウケイになりやすいのです。

ペニスのサイズが小さくても絶対に包皮に覆われるとは言い切れません。ペニスが小さいとしておずるむけの状態の人は多いですし、包皮を剥くように意識していた人、ペニスを洗うようにしている人は包皮覆われている状態を改善しやすいです。

・カルシウムや亜鉛のようなペニスの成長において欠かせない栄養素をしっかりと摂取していたのかどうかも重要になります。真性やカントンに関していえば、仮性よりも遺伝の要素はさらに少ないといえます。包皮口の部分が狭くなっているので、思春期からしっかりと剥くように心がけていれば問題ありません。

・剥くことが重要とはいえど、真性においてもカントンにおいても無理をして剥こうとすると激しく痛みを感じることがありますので、無理はしないようにしてください。少しずつ剥いていても痛みを感じるのであれば、自分で改善できるホウケイではないので、自分でなんとかするのではなく、専門医に相談をしてみるようにしましょう。

日本人に多いホウケイを自分で治療する場合、リングタイプや下着タイプなどがありますが、効果は確実ではなく、個人差が非常に大きい、ということは覚えておきましょう。また、使い方によってはペニスを傷つけてしまうこともありますので、注意してください。