包茎が解消しやすい年齢は?

小学生

赤ちゃんの包茎率、100%。そして大人の包茎率、70%。そんなに変わらないじゃん、と思ってしまいそうですが、その内訳はかなり異なります。

赤ちゃんはみんな真性包茎です。でも、大人の70%の中には、真性包茎の他、仮性包茎やカントン包茎も混じっています。そして真性包茎の率は1%ほどだと言われています。なぜそのように差ができてしまうのでしょうか。その原因、知りたいですよね。

包茎が解消する年齢は?

赤ちゃんから大人になるまでに包茎ではなくなる平均年齢はどのくらいなのでしょうか。そして何が理由でそこに差ができてしまうのでしょうか・・・。

生まれてから大人になるまで何もしないまま包茎が勝手に治る、という人は実はとても少ないと思います。実はこれ、大半は親がきちんとむいてあげるかあげないかで決まるところがあるようです。

赤ちゃんは真性包茎だけれど

赤ちゃんはみんな真性包茎ですが、成長するにつれてだんだんとその癒着が取れてきます。その時に、少しずつ亀頭が露出できるように包皮を動かしてあげたり、清潔にするために少しずつむいて洗えるようにするのは母親の役目のようで、どこまでやるのかが育児に関する本や掲示板などで実際に話題に上ることが多いのです。

きちんと清潔にできるようにしないと、子どもの頃でもことあるごとに炎症を起こしたりしてしまうのです。あまりに頻繁だと、病院で医師がむいてあげることもあるようですし、ステロイドを使って少しずつ治療する、ということもあります。

ここである程度基礎ができていて、ちゃんときれいにするようにという指導がなされていると、痛くない程度まで包皮をむいてきちんと亀頭を洗う、ということをするようになるので、少なくとも仮性包茎にまで進化する率は高いのです。

むける、むけないが気になる年齢

そしてその後、身体に興味を持ち始める思春期ごろには、むけた、むけない、の話を男の子同士ですることが増えます。仮性包茎であれば、ひりひりするけどむいておしっこしたよ~、というようないわゆる下ネタにも参加することができます。真性包茎の場合はこの頃に「あれ、どうやったらみんなみたいにできるんだ?」と疑問を持ち始めるでしょう。

ちょうどこれが小学生くらい、つまり年齢的には10歳から12歳。その年齢の頃には真性包茎率がぐんと下がります。この時に一切むくことができない、という場合には、少しずつ亀頭と包皮の癒着を取るための努力をした方がいいのです。そうすることで、真性包茎から脱出する可能性は上がります。

大人になってもむけない人の中には、そういうことをしていないからできないだけで、医師にチェックしてもらったらちゃんとむくことができた、というような場合があります。今自分が大人で、子どもの頃に何もしていなかった、という場合はその可能性もあることを覚えておきましょう。

ペニスの成長期はいつ?

成長
ペニスというのは大きくならなければ包茎になりやすいです。そのため、ペニスがどのくらい大きくなっているのかというのは非常に重要なポイントになります。では、ペニスが最も大きく成長しやすい年齢というのはいつなのでしょうか。様々な説があるのですが有力なのは思春期、第二次性徴期だといわれています。

身長や体重が増加して、身体が大きくなるタイミングがペニスも最も大きく成長するといわれているのです。年齢的に言うと15歳から20歳前半といった年齢が成長期になります。個人差がありますが、これくらいの年齢でできあがった身体つきというのはほぼ一生涯変化することはありません。体重は変化しますが、身長やペニスの大きさというのはそうそう変わるものではありません。

この成長期にペニスが成長しない理由を知っていますか?ペニスが成長しないのにはいくつか理由があります。成長期にしっかりと大きくなることができなければ、一生涯小さいままです。人それぞれ違いはあるのですが、ペニスが成長しない理由というのは実は共通の原因があるのです。

まず遺伝です。人間というのは遺伝によって容姿が大きく左右されています。顔や体つきも自分の親に似てくるものです。当然、ペニスも父親や祖父の形に非常に良く似てくるといわれています。つまり、家系的に男性器が小ぶりなのであれば、ペニスは大きく成長しにくいのです。

また、運動や栄養不足もペニスの成長を妨げます。例えば、成長期に運動をせずにあまり食事の量も摂取しないでいる身体は小さくなります。そしてペニスも運動や栄養が不足すると十分に成長できなくなるのです。男性器の大きさに運動が関係しているなんて信じられない!という方も多いでしょう。運動で身体を動かすことで血液の流れというのは良くなります。つまり、運動不足だと身体はもちろんペニスにも十分に血液が送り込まれないので小さいままになるのです。運動と食事は身体づくりにおいて欠かすことができないのです。

そして生活習慣の乱れです。食事が大切と前述したのですが、食べすぎてはいけません。肥満になると勃起時に血液が十分にペニスに流れ込みにくくなります。そのためギンギンに勃起しにくくなりペニスの鍛錬がされにくくなるのです。また、見た目的にも腹の肉に男性器が覆われるようになり、ペニスの露出している部分が小さくなってしまいます。

また、睡眠も重要です。人間というのは寝ることによって成長ホルモンが分泌されています。睡眠不足だとせっかくの成長のタイミングをみすみす逃してしまうことになり、身体はもちろんペニスも大きくなりにくくなるのです。

もちろん、真性包茎のままの状態で、いつまでもペニスが亀頭に覆われたままだとどうしてもペニスは大きく成長できません。そして、包茎であることがさらなる頑固な包茎の原因となってしまうのです。男性にとって非常に大きなコンプレックスになる包茎ですが、包茎がまた更に頑固な包茎の原因となります。

また、包茎だったり、ペニスが小さくて悩んでいる人の大半はオナニーなどの回数が少ないといわれているのです。筋肉と同じで男性器も使わなければ鍛えることはできません。毎日しっかりと勃起をさせて定期的にオナニーをしていなければペニスは当然退化してしまうことになります。どれだけ時間がなくても、毎日しっかりと勃起させることだけは忘れないようにしてください。そうすることで、成長期にしっかりとペニスを成長させることができますので、成長期に効率よくペニスを大きくしたいのであれば実践してみてくださいね。

年齢が上がったら、気を付けて

年齢が上がっても全くむけない真性包茎のままでいると、ペニスの成長に支障が出ることがあります。いわゆる先細りの状態になってしまいます。ペニスは20歳くらいまでは成長するので、その年齢に至るまではある程度むくことができていれば、成長に従って露茎や、露茎に近い仮性包茎になることもあります。早まって仮性包茎の手術をすると、その後のペニスの成長に包皮が追い付かず、突っ張ったりする危険もあるので待ちましょう。真性包茎、カントン包茎の場合はこの限りではありません。

どうしても気になるのであれば、まずは親に相談してみましょう。というのも、黙って診察を受けたり、手術をしたりしようと思ってもどうしても保護者に連絡が行ってしまうからなのです。それよりは前もって相談をした方が安心なのです。子どもが悩んでいるのにそのまま放置する親はいません。きっと力になってくれるはずです。