包茎の人に必要な皮伸ばし

引っ張れ!

まるできんちゃくのように、きれいに口が閉じてしまっている包茎。なぜ閉じてしまっているかというと、包皮輪の部分が狭すぎる、または包皮輪が癒着してしまっているのが原因です。

生まれたばかりの赤ちゃんというのはみんなこの亀頭が包皮に完全に包まれている状態のはずなのですが、なぜ大人になったころには包茎の人とそうでない人とに別れてしまうのでしょうか。それは、実は小さいころの習慣、というものが関係してくるようです。

皮伸ばしの方法

包皮を被ったまま大きくなっている人の中には、皮伸ばしをして何とか頑張ろう、としている方もいます。しかし、やり方を間違えてしまうと亀頭部分を傷つけてしまうことがあるので気をつけましょう。インターネット上では自分でできる包皮の伸ばし方、というものが紹介されています。しかし、安全性が確認されているものもあれば、リスクの高いものまであります。そのため、安全性の高いものや、比較的簡単なものからチャレンジしてみるようにしましょう。

まずは、しっかりと皮を柔らかくすることからスタートです。これは、お風呂に入っている時が一番です。お風呂の中で体全体を温めて、包皮がふやけた状態になったら皮伸ばしを始めましょう。包皮輪のサイズが大きいので十分に剥ける状態であり、ただ癒着しているのであれば、簡単に亀頭は露出させることができます。この単なる癒着という状態は症状としては軽いのでラッキーです。

やり方は、包皮をつまんで少しずつほぐすように引っ張る、というものです。手が滑るので、何度もつまみ直す必要がありますが、30分ぐらい根気よく続けてください。できれば勃起した状態でやると、それも手伝って亀頭が露出しやすくなる、とも言われます。この場合は下に引き下げるようにして皮伸ばしをすると効果的です。

これを根気よく毎日しっかりと続けていれば、1ヶ月くらいで効果が出て来るようです。毎日30分はなかなか大変ですが、やると決めてしっかり頑張ってみてください。相手は皮膚ですので、1週間程度続けたからといって劇的な効果が出る、というものではありません。毎日根気強く続けることで初めて効果を得ることができるということを忘れないでくださいね。

包皮輪が狭そうなら

だんだん皮が伸びて、それでも包皮輪が狭くて亀頭が苦しそう・・・という場合には、そこの皮の入口部分を伸ばしてやる必要が出て来ます。その時は包茎矯正用のグッズ、キトー君のような包皮輪を伸ばすものを使うと効率よく、なおかつ安全に伸ばすことができますよ。指で伸ばすのもいいのですが、これは全体的につねるような動きになるため、負担自体にダメージを与えてしまうリスクが高くなってしまいます。ですから、包皮輪の問題だけになれば、このようなグッズを上手に使っていくことが大切になります。

これも、早く何とかしたいから、とやりすぎるのは禁物です。毎日30分程度を厳守するようにしましょう。そうしないと、無理にやりすぎて傷つけ血が出てしまったりすることもあります。包茎の場合は雑菌が繁殖しやすくなっていますので、傷をつけるとそこから菌が入り込んでしまい、腫れてしまう確率が高まります。あくまでも亀頭や陰茎自体を傷つけないように心がけて皮を伸ばすようにしましょう。

別の「皮伸ばし」について

余談ですが、この皮伸ばしという言葉が別の意味で使われることも増えています。欧米のように、まだ生まれたばかりの頃に割礼という名の包茎手術を行う国は意外に多くあります。しかし、それを良し、とせず、本来の姿に戻したいという機運が高まっているんです。皮被り悩んでいる人には「わざわざ何で」と言いたくなるような動きですが、実際にあるのです。

こちらの「かわのばし」は、亀頭を露出させるためではなく、亀頭を覆うためのものです。周囲の皮を少しずつ亀頭に向けて引っ張り伸ばすことにより、あえて仮性包茎のような状態を作り出すのです。欧米ではこれこそが本来の姿、ナチュラルペニスであると言われます。この状態にするにはかなり時間がかかるようですが、これも根気よくやっているようです。この皮のばしには前述したもの以外にもおすすめできるもの、おすすめできないものがあります。

皮オナニー

皮オナニーというのはまさにそのままの意味です。包皮を先端までぎゅっと引っ張ります。そして皮を伸ばした状態で、亀頭をしっかりと刺激するオナニーの方法になります。この方法でオナニーをすることで、包皮は少しずつですが伸びていきます。

オナニーの回数を増やせば増やすほど包皮が引っ張られている状態が長くなりますので、どんどん伸びてくれます。しかし、言い換えれば仮性包茎のような包皮を少しでも縮めたいという場合には絶対にしてはいけないオナニー方法だということですね。

掃除機で吸引

掃除機
電気掃除機を使用することによって、ペニスを吸い込んで見た!なんてお馬鹿なことをしたことのある人もいるのではないでしょうか。ペニスをなんとか増大したい!ほんの少しでも長くしたい!という目的で吸引を行う人もいますが、もちろん同時に包皮も吸い込まれます。

つまり、包皮をぎゅーっと引っ張ることになりますので、包皮はある程度伸びますよね。ただし、この掃除機で吸うというのは、衛生面から見るとあまり清潔とはいえません。毎日のように掃除をしていれば大量のゴミを吸っています。そして大量のゴミを吸っている掃除機の内部というのはとても汚いですのであまりおすすめできる方法とはいえません。

真空ポンプ

この真空ポンプというのは掃除機と似ているのですが、この真空ポンプはペニス増大効果があるとして販売されているペニス増大専用アイテムになります。真空ポンプを使用することによって、掃除機よりも遥かに強力な吸引力を得ることができるのです。掃除機同様に吸引することでペニス増大するのですが、同時に包皮も伸ばすことができます。掃除機のように毎日ゴミを吸っているわけではありませんので掃除機よりも清潔な状態で吸引することができますので、衛生面という点からいうと安心感はあります。

皮ピアス

これは非常にリスクが高い方法であり、尚且つ気合と根性が必要な方法です。包皮にピアスを開けて、そこにリングを装着します。そしてリングに紐を通して引っ張るようにしましょう。包皮を常に引っ張っておくことができますので、長時間包皮を引っ張って伸ばすというのは非常に効果的だといえます。中にはオモリをぶら下げる人もいるそうですよ。

ただ、当然ですがピアス穴を空けるということは強烈な痛みを伴います。そして開けた穴から雑菌等が入り込んでしまえば感染症を引き起こすリスクもゼロではありませんので、チャレンジしたい!という方は慎重に慎重に行う、ということを忘れないでください。この方法は長時間包皮を引っ張ることができる、という点ではメリットがありますが、包皮を伸ばすとはいっても、やはりリスクが大きすぎるのでおすすめはしません。

水風船

水風船
包皮の内部に空気、そして水をたっぷりと送りこんで包皮部分をぷーっと膨らませます。包皮内に生理食塩水を入れて皮を伸ばすという医療行為の一種なのですが、中には自分でこの方法にチャレンジされる方もいるようです。

ただし、この場合には尿道内に水が逆流してしまうことが多々あります。水が逆流してしまうと、当然ですが雑菌等が侵入してしまうこともありますし、水の逆流は体に大きな負担をかけてしまいますので自分で行うのはおすすめできません。本来尿を排出する役割をしている尿道に水が流れこむのですから当然ですよね。場合によっては生殖機能自体の機能に影響が出ることもあるんですよ。

目的は違えど

皮被りの人に言わせれば、知らないうちにちゃんと亀頭が出ない状態から脱出しているのだからいいじゃないか、となりますが、本人たちの悩みはやはり深刻なのです。お互いに皮を伸ばすということに変わりはありません。頑張って目的に向けて、ひたすらお風呂で皮を伸ばしてください。包茎の人は、ステロイド軟こうを使うと亀頭の露出がしやすくなるそうですので、こちらも参考にしてくださいね。