包茎を治すのなら選ぶべき方法は?

治したい

自分で包茎を治したい!

やはり自分で包茎を治すというのは最も費用もかからずお手軽です。手術をするとなると大がかりになりますし、料金も高くなってしまいます。では自分で改善する場合の方法、リスクについて考えてみましょう

自分で包茎治療できる?

包茎を自分の力で改善する、というのは可能なのでしょうか。まず、結論からいえば包茎というのは自分で治療することは可能です。本来であれば成長する過程においてペニスを覆っている包皮が剥けていきます。とはいっても、自力で改善するというのは非常に長い時間がかかりますし、方法を間違ってしまうととても大変です。

間違った方法では出血の原因となったり、炎症を起こしてしまうこともあります。そのため、自分で治療をするのであれば、正しいやり方をしっかりと覚えなければなりません。

ケガの危険性あり!

自力で包茎を治す場合、やはり気になるのはケガの危険性です。包皮と亀頭がひどく癒着しているにも関わらず強引に剥いてしまうとケガをしてしまうことがあります。そして出血が止まらなくなってしまうことがあるのです。

炎症を起こしている状態で下着と擦れてしまうと猛烈な痛みを感じることがあります。最悪の場合、膿んでしまい、病院で医療を受けなければならなくなることもあります。

こんなリスクも・・・

包茎を治すために治療を受けずに自分で治療を行う場合、包茎の症状がさらに悪化してしまうことがあります。

包皮によるうっ血と壊死のリスク

カントン包茎の場合に自分で治療をしようとすると、亀頭のうっ血や壊死の原因になることがあります。というのも、カントン包茎というのは包皮口が著しく狭くなっています。

剥くことはできるのですが、狭い包皮口によってひどく締め付けられてしまい、勃起時に亀頭を圧迫してしまいます。さらに勃起状態がいつまでも収まらずにうっ血し、壊死してしまうのです。水風船に糸を巻いて、そのまま水風船に水をどんどん入れるとします。これが勃起の状態です。水風船が膨らめば膨らむほど糸は食い込みます。これがカントンの状態なのです。

勃起不全になることがある

カントン包茎や真性包茎を自分で治療しようとしてしまい、激痛を感じたり出血してしまうと、酷い場合にはそれがトラウマになってしまいます。そしてトラウマになってしまうと、それが原因となって勃起すること自体に恐怖を抱いてしまうこともあります。その結果、勃起不全の症状が出てしまうことがあります。

時間ばかりがかかってしまう

自分で治療をする場合、一度に効果的に治療をすることはできません。長い時間をかけて治療していくことが重要になりますし、あくまで自分で行う治療になりますので、効果を得られる保証はありません。

包茎を治すならプロに頼む

包茎は自分で治療することで時間ばかりがかかって、リスクが高く効果も得にくいです。そのため、安全にかつ短時間で確実に包茎を治すのであれば、やはりプロに治療してもらうべきです。

包茎治療クリニックなどにおいて依頼をすると、ある程度の費用がかかるのは当然です。しかし、その費用に見合った効果をしっかりと得ることができると言われています。

包茎手術ってどんな意味があるの?

包茎手術というのは受けなければならないというものではありませんし、受けないからといって悪いことでもありません。手術が必要なのかどうかというのは個人が判断をすることです。真性包茎であっても性行為はもちろんできますし、子供を作ることもできます。そのため、一生涯真性包茎として過ごす人もいるくらいです。しかし、包茎を放置していると見た目だけでなく炎症を起こしてしまったり、悪臭を発するようになってしまうこともあります。

男性の多くは見た目のコンプレックスから手術を決意する方が多いようです。10代であれば修学旅行などの際に包茎であることが気になって、手術を決意する人がいます。社会人になってからは社員旅行が毎年憂鬱、という方もいるでしょう。40代であればであれば職場の同僚や取引先とゴルフや旅行に行った時などに入浴時に包茎ペニスが気になってしまう、という方は多いです。

さらに高齢になると、介護で下の世話をされる時に恥ずかしいからと治療を受ける方が多いのです。このように若い方はもちろん高齢の方まで包茎には悩まされる方はたくさんいます。包茎手術によって亀頭が露出すると見た目が良くなりますし、陰茎自体が縮みにくくなります。そのため、縮まない分だけみかけというのは長く、たくましく見えるものです。

衛生面を改善する

衛生面
包茎治療によって得られる事として、衛生面が改善されるということです。女性は包茎が嫌だと思っているわけではありません。しかし、不潔というのはやはり嫌なものだと思います。亀頭が包皮に覆われている状態だと尿が付着してしまったり、亀頭のカリ部分が不潔になってしまうからです。

さらにカリ部分というのは汗腺があるのでジメジメとした状態になってしまいます。そしてその部分が雑菌の温床になって性病、悪臭の原因となるのです。しかし、包茎だからといって簡単に性病になってしまうわけではありません。毎日綺麗に洗浄していれば、そこまで問題にはならないのですが、最大の問題は傷です。剥いた状態の先端部分の包皮というのはとても弱いため、傷がつきやすいです。そして傷がつきやすい状態を放置してしまっていると、そこから雑菌が侵入して性病を発症してしまうのです。

長風呂などをすると皮膚がふやけてしまいますが、このふやけた状態でケガをしてしまうことが多いのは、ふやけていることで傷が付きやすくなっているからです。実際に性病によって治療を受ける人というのは恥垢が溜まっていて、包皮内が非常に不衛生になっていることが大半です。

そして包皮で覆われていて外部からの刺激に著しく弱い状態になっているペニスは、セックス時における刺激に非常に敏感になっています。このように非常に敏感な状態になっていると性行為を楽しむことなんてできません。

一方で、亀頭が露出している人というのは普段から亀頭が擦れて刺激されることに慣れています。そのため射精のコントロールも非常に簡単になります。亀頭を露出した状態における亀頭先端部分の皮はとても薄く敏感ですので、この内側の皮を取り除くことによって感覚が鈍って早漏防止になることもあります。

ただ、早漏というのは100%確実に防ぐ治療方法はありません。しかし、今よりも少しずつ良い方向へと改善する、ということは可能なのです。仮に包茎手術をして亀頭が外部からの刺激に対してある程度は鈍感になったとしても、だからといって100%治療されるわけではありません。早漏は外部から受ける刺激に弱いだけでなく視覚的、精神的な興奮によって起きています。そういったことからも、早漏は外部からの刺激に強くなったとしても、完全に治療できたわけではないのです。

それでも、包茎治療を受けることによって自信を持つことができるので、早漏の症状が緩和されることもあります。

包茎手術の種類をチェック

確認してみる

包茎手術の種類というのはどのようなものがあるのでしょうか。手術を受けたいけどどうも手術内容が気になる…。そのような方はしっかりと包茎手術の内容についてチェックしておきましょう。

まず前部環状切開法、そして背面切開法があります。この手術方法というのは、どの部分にメスを入れるのかによって包茎手術の種類は異なります。そしてどの部分にメスを入れるのかというのは包茎手術選びにおいて重要なポイントになります。

手術の痕が目立ちやすいのかどうか、ということに直接関係してくるからです。前部環状切開法というのは亀頭の下部分を一周ぐるっと切り取る方法になります。そして背面切開は亀頭裏側にメスを入れますが、メスを入れる方向は縦方向です。

どちらも包茎における手術方法として、昔から使用されている方法になります。前部環状切開法ですが、これはペニス先端の亀頭の下の部分に横方向にメスを入れます。一周するように切開しますので、環状切開と呼ばれることが多いです。比較的簡単に治療することができて、出血量も少ないというメリットがあり、スタンダードな手術方法であるといえます。ただし、手術痕が目立ちやすく、ツートンカラーになってしまう、というデメリとがあります。

背面切開というのはバックカットとも呼びます。バックカットは亀頭を覆っている包皮の裏側部分にメスを入れていきます。そして前述したように、横方向にメスを入れる環状切開法とは異なり、縦方向に切れ目を入れていきます。通常であればそのまま余っている包皮を環状に切除し縫合するのですが、この方法を背面切開環状切除術といます。

ただ単に背面を切り開き縫合する、という手術方法は背面切開法です。背面切開法は包皮を切り取るのではないために、包茎自体を治療することができるのではありません。真性包茎やカントン包茎を仮性包茎の状態にまで症状を緩和する、という方法になります。健康保険適用で受けられる手術方法で、泌尿器科において使用されます。

また、埋没陰茎矯正術というものもあります。包茎で悩んでいる方によっては、ただ包茎に悩んでいるのではなく短小も気にしている方が多いです。そのような方にとっておすすめの手術方法が埋没陰茎矯正術になります。

これは、身体の中に埋もれてしまっているペニスを引っ張り出し、糸で固定をする方法になります。ペニスが長くなりますので、仮性包茎などの軽度の場合にはそれだけで包茎が治ることもあります。包茎クリニックによってはこの手術方法は行っていないことがありますので、事前に問合せをしておくと良いでしょう。

この埋没陰茎矯正術は、ペニスの付け根部分にメスを入れて、ペニスと骨とを繋いでいる靭帯を一度はがします。そしてペニスを引っ張って糸で縫い付けて固定をするのです。ペニス自体にはメスを入れないので傷痕が目立ちません。

しかし、真性包茎やカントン包茎のような重度の包茎に対して行っても包茎が改善されることはほぼありません。埋没陰茎矯正術に似ている治療法として恥骨部脂肪吸引術があります。この恥骨部脂肪吸引術というのはペニスの付け根部分にピンポイントでメスを入れます。そして機械を使用して脂肪を吸い取ることで脂肪で埋もれているペニスを少しだけ長くすることができます。

しかし、この手術方法に関しても、軽度の仮性包茎であったり、脂肪の多い方でなければ効果を得ることができません。その一方で太り気味の方で仮性包茎なのであれば手術による効果をしっかりと得ることができますのでおすすめです。

このように包茎手術とはいても色々なタイプのものがありますので、どの手術方法にするのか決めるためにもある程度の知識を入れておくようにしましょう。

包茎治療の情報をさくっとまとめ

包茎を治療する上で選ぶべき方法については分かっていただけたでしょうか。それではこれまでに説明をした内容を簡単にまとめてみましょう。

選択する重要性

包茎治療についてまとめてみた

・包茎を治療するのであれば、自分で治療するのが最も費用もかからず手軽です。手術をする場合には大がかりになります。費用もかかりますので自分で治療する上でのポイントを押さえてみましょう。

・そもそも包茎を自分で治療するというのは可能なのか、といえば不可能ではありません。そもそも本来包皮は自然と剥けてくるものですので時間はかかりますが自分で治療することができます。

・包茎を自分で治療する場合には、間違った方法で治療することで包皮に傷をつけてしまうことがあるので注意が必要です。

・包皮が激しく癒着を起こしている場合、強引に剥こうとすると出血が起きてしまうこともあります。

・間違った方法で治療すると亀頭や包皮が炎症を起こして、下着がこすれるだけで強烈な痛みを感じることがありますので注意が必要です。

・真性包茎を無理矢理強引に剥いてしまった場合、カントン包茎になることがあります。カントン包茎を自分で無理して治療すると、裂けたり出血をしてしまうことがあるので非常にリスクが高いです。

・剥くこと自体はできますが、カントン包茎は包皮の入り口部分が非常に狭く、激しく締め付けられてしまいますので亀頭が圧迫されます。水風船のように腫れ上がってしまうことがありますので無理やり剥くことはしないでください。

・真性包茎やカントン包茎といった比較的症状の重い包茎の場合、自分で治療すると激痛を感じたり激しく出血することがあります。その場合にはそれらがトラウマになってしまい、勃起すること自体に恐怖を抱いてしまうこともあります。

・自分で治療すると費用はかからないのですが、このようにリスクが高く、同時に症状の改善までには長い時間がかかります。時間ばかりがかかって結局治療できず挙句の果てには怪我をしてしまった、ということになってしまえば何も意味がありません。

・やはり包茎を治療するのであれば自分で治療するよりもプロに治療してもらうべきです。専門のクリニックで専門の器具等を使用して確実に放棄を治療することができるので、自分で治療するよりも圧倒的に短い時間で症状が緩和されます。できるだけ体に負担をかけずに確実に包茎を治療するのであれば、専門クリニックで一度無料カウンセリングを受けてみるのも良いでしょう。

・自分で包茎を治療すると、時間ばかりがかかるだけではなく、場合によっては体を傷つけてしまうリスクもあります。そのようなリスク、そして効果が出にくいという事を考慮した上でやはりプロに治療してもらうのが理想的です。

男性

・包茎クリニックにおいて依頼をすることで、ある程度の費用がかかってしまいます。しかし費用に見合っただけの効果を得ることができるというのも魅力だといえます。

・絶対に包茎手術を受けなければならない、というわけではありません。手術が必要なのか、ということは個人が判断すべきです。真性包茎でも性行為をすることができますし、子供を作ることもできます。ただし、放置していることで炎症を起こしてしまったり、悪臭の原因になってしまうことには違いありません。

・男性の大半は、包茎であるという見た目のコンプレックスから手術をする人が多いです。10代の場合には修学旅行などにおいて包茎であることが気になり手術をする人も多いです。高齢になると介護などでお世話をされるときに恥ずかしい、という気持ちから手術を受ける方も多いです。

・包茎治療を受けることで衛生面が大幅に改善されます。包茎である事はやはり不衛生であることには違いないからです。包皮に覆われていることで尿が付着しやすかったり、亀頭のカリの部分が不衛生になってしまうからです。

・カリの部分には汗腺が存在していますのでジメジメとした状態になります。これは雑菌の温床になり、性病や悪臭の原因となるのです。ただし洗浄すれば問題にはなりません。

不衛生な状態の亀頭が万が一傷ついてしまったり、出血してしまったという場合には、そこから雑菌が大量に侵入しますので性病を引き起こしやすくなります。

・長時間包皮に覆われているペニスは、ふやけているような状態になりますので、傷が付きやすいのです。また常に包皮に守られている状態ですので、外部からの刺激に著しく弱い状態です。外部からの刺激に弱い状態で性行為を行うと早漏になってしまうことが多いです。

・このような理由からもできることであれば、手術を受けた方が様々なメリットが得られるのです。仮性包茎の場合には、見た目が気にならないのであれば手術は特に必要ありません。しかし、真性包茎やカントン包茎の場合には見た目だけではなく、衛生面や機能面といった点からも手術を受けた方が良いのではないでしょうか。包茎手術を受けることを考えている方は、包茎であることのデメリットについてしっかりと理解しておくようにしてください。

包茎が原因で病気になるのは本当?

病原菌
包茎が原因で病気になるという噂を聞いたことはあると思います。でも、包茎であるだけでどうして病気になってしまうのか…その理由についてちゃんと考えたことがあるでしょうか。

包茎の種類によって病気の発症リスクも変わる

ペニスが包皮に覆われていることによって病気の発症リスクが変わる、とはいってもどのタイプの包茎なのかによって発症しやすい病気もまた異なります。例えば真性包茎カントン包茎の場合には、仮性包茎よりも性病を発症しやすくなります。

真性包茎やカントン包茎はペニスの亀頭部分に歯垢が溜まりやすくなります。この恥垢というのは、カッテージチーズのようなカスのことです。この恥垢には大量の雑菌が含まれており、雑菌が含まれているということは、それだけ病気の発症リスクが高くなるのです。

毎日お風呂に入った時にしっかりと亀頭を洗浄しており、恥垢を取り除いているのであれば特に問題はありません。恥垢を取り除くことができていなければ自然と病気の発症リスクが高くなってしまいます。そして包皮を剥いて恥垢を取り除くことができるかどうかは、包茎の種類によって違ってきます。

仮性は剥ける

仮性包茎の場合には恥垢を取り除くために包皮を剥こうをとしても、非常に簡単に剥くことができます。しかし真性包茎、カントン包茎の場合には、包皮を剥こうとしても簡単に剥くことができないことが多いのです。

もちろん真性包茎でも多少は剥くことができるものもあれば、一切剥くことができないものもあります。真性包茎、カントン包茎でスムーズに包皮を剥くことができないのであれば、洗浄することができないので恥垢を取り除くことが出来ず、雑菌の増殖を許してしまうことになります。

真性包茎カントン包茎の場合には、陰茎癌を発症するリスクが異常に低いものの、ゼロではありません。発症率は極めて低いのですが自覚症状などがない病気ですので、気がついた時にはすでに他の部位にまで転移をしており、手がつけられないということも少なくありません。

また淋病やクラミジア、HIVといった性病を発症する可能性が高くなりますので、真性包茎、カントン包茎の場合にはできるだけ早く剥いて洗浄できる状態にまで改善してもらうというのが重要です。

自分の力で包茎を改善することももちろん可能ですが、真性包茎やカントン包茎の場合には自分の力だけで症状を改善することはまず困難ですので、できるだけ専門クリニックなどで治療を受けるようにしてください。