包茎は癒着が原因!あなた大丈夫?

心配

亀頭と包皮が癒着しているということはそれは包茎です。亀頭と包皮が癒着をしている状態というのはなにも良いことはありません。では包皮の癒着というのはどのように改善すれば良いのでしょうか。

亀頭と包皮の癒着の原因

亀頭と包皮の癒着というのはどのように起こるのでしょうか。実は、男性は生まれてきた時というのはみんな包茎です。そして亀頭と包皮も癒着しているのが普通なんです。しかし、成長にともなってペニスも成長し、その結果癒着が改善されていきます。

しかし、思春期を過ぎてもくっついたまま、ということもあるのですが、中でも真性包茎の人というのは包皮と亀頭部との間に雑菌が入り込んだままになってしまいます。

包皮と亀頭の癒着と悪影響

亀頭の粘膜組織が包皮とくっつくと、雑菌が入り込むだけでなく、亀頭部を露出することができなくなります。そして無理に剥こうとすると、出血してしまいます。そのため、無理をせずに手術を受けるなどした方が良いかもしれません。

包茎はさらなる癒着の原因に

真性包茎であっても包皮とくっついてはいない、ということもまれにありますが、基本的にはくっついていることで包皮を剥くことができません。

くっつくことによる悪循環

雑菌が入り込んだり、炎症を起こすことによってさらに状態ひどくなります。包皮と亀頭との癒着によって炎症を起こし、炎症が起こると癒着がひどくなるという悪循環に陥ってしまうのです。

癒着しているか調べたい

どの程度くっついているのか、というのは、自分で包皮を剥いてみることである程度判断できます。しかし、真性の場合には全く包皮を剥くことができないのでどの程度くっついているのかを把握することが難しいこともあります。

真性でも癒着の程度を調べる方法

真性の人であっても亀頭と包皮との癒着がどの程度起きているのかを判断する方法として、排尿時に包皮の先端部分をつまんでみてください。包皮をつまんで包皮が膨らむ場合には亀頭と包皮の間に尿が入り込んでいるのでくっついてはいません。しかし、全く膨らまないのであれば、くっついてしまっていると判断して良いでしょう。

癒着しているとやばいの?

真性包茎の人によっては、包皮と亀頭とが激しく癒着を起こしていることもあります。しかし、それは特に慌てる必要はありません。というのも、そもそも生まれた時には亀頭と包皮は思い切り癒着しているからです。

男性は生まれてきた時には包茎という事実はよく知られているのですが、亀頭と包皮とが癒着を起こしている事実を知らない人は多いです。この癒着の状態というのは1年程度続いて、初めての誕生日を迎えた時には少しずつ剥がれていきます。そして急に分離するのではなく、時間をかけて少しずつ剥がれていいます。

癒着が完全に解消されるまでには個人差があって、多くの方は小学校入学前になると剥がれているのですが、場合によっては小学校卒業時になってもまだまだ剥けていない方もいるのです。もし、思春期を過ぎてからも癒着を起こしている場合には、赤ん坊の時の状態がいつまでも続いていることになるのです。

また、亀頭包皮炎を発症して一度分離したものがもう一度くっつくかのどちらかになります。いずれにしてもそのこと自体は大きな問題ではないのです。

そこで、少しでも早く早い段階で剥くように心がけてみてください。赤ん坊や幼児の亀頭、そして包皮を剥く体操があるのですが、人差し指と親指とでペニスをつまんて、無理のない程度で包皮を剥いて元に戻す動作を繰り返します。1週間で1ミリ程度剥くというのを心がけてみてください。

癒着している包皮は少しでも早く剥かなければ包皮の内部が不衛生になってしまうために焦ってしまいます。しかし一方で、皮は無理に剥くことがないように、自然に剥けるのを待つべきだという考え方もあります。医師の間でも実は意見の分かれる部分なのです。

いずれにしても癒着をしていたために取り返しのつかないことになってしまう、ということもないようですので、緊急性のあるものだとはいえません。そのため、大人になって癒着していても、慌てずに毎日少しずつ自分で剥く、ということを心がけてみてください。

癒着している時の対処法

亀頭と包皮がくっついている場合にはどのように対処すべきなのでしょうか。亀頭と包皮とがひどくくっついている状態の場合には、手術を受けるのが良いでしょう。亀頭の組織も粘膜状態のままだと非常に敏感ですので無理に剥くことができません。そのため、安全に対処するためにも、包茎治療を受けるというのがベストです。

子供なら経過をみる

子供
亀頭と包皮が完全に癒着していても、子供のうちには問題はありません。成長をしていくにつれて癒着は剥がれていくのですが、中には癒着をしたままになっていることもあります。亀頭と包皮が癒着していますので、包皮を剥くことができず包茎の状態になってしまうのです。

仮性包茎のように勃起時に包皮を剥くことができるのなら癒着していません。しかし、剥きたくても剥けない真性の場合であれば亀頭と包皮が癒着している可能性がかなり高いと考えて良いでしょう。癒着とはいっても人によって状態は違いますし、一部分が癒着していることもあれば全体が癒着していることもあります。

一部が癒着しているだけの場合には病院における治療をすることなく自分で改善をする、というのも可能になります。入浴中に少しでも剥くようにしていれば、少しずつですが癒着が剥がれていきます。そして最終的に癒着が改善されることもあるのです。

また、ずっと癒着していなかったにも関わらず、亀頭が不潔な状態になっており亀頭包皮炎を発症し、その結果酷く癒着を起こしてしまうことがあります。この場合、それまで癒着していなかったので驚かれるかもしれません。

しかし、炎症を起こした部分は癒着を起こしやすいですので、まずは亀頭包皮炎を発症しないようにすることが第一です。また、子供のうちには誰もが癒着を起こしていますので、慌てて今すぐに手術を受ける、という必要はありません。

亀頭と包皮の癒着を起こしていれば、剥く時にも痛みを感じます。無理をして剥こうとすれば、当然痛みを感じ、子供であれば泣いてしまうこともあります。大人でも出血することがありますので、無理は禁物です。

癒着していなくても手術

亀頭と包皮がくっついていない場合でも、手術しなければならないことがあります。それはカントン包茎になっている場合です。このカントンというのは癒着は起こしていませんが、包皮が亀頭をひどく締め付けている状態です。

包皮が亀頭を締め付けることで、亀頭がうっ血したり、場合によっては壊死してしまうこともあります。なにより強烈な痛みを感じることで、勃起状態を継続させることができませんし、セックスをすること自体が困難です。

そのため、カントンの場合にも、早急に手術を受けるようにしなければなりません。自分の包茎の状態がどのようになっているのか、ということを判断したうえで正しく治療を受けるようにしましょう。どのような治療を受けるべきなのかが分からない場合には、まずは無料カウンセリングなどを受けてみてはどうでしょうか。

包茎手術の気になる点

気になる点
包茎手術というのはどのようなものなのか、ということをはっきりと分からない方も多いと思います。ただ、漠然とでもペニスにメスを入れるということは分かると思いますので、このメスを入れるということに酷く恐怖心を抱く方が多いと思います。

そのため、手術しない治療方法を選択される方もいるのですが、このような手術ではない治療法は真性包茎などには使用することができません。真性包茎に対しては手術で治療する方法を考えてみましょう。包茎手術の気になる費用というのはどうなっているのでしょうか。

真性包茎まず病気ではありません。しかし、そのままの状態で放置していると不健康な状態を招いてしまいやすいですので、手術時には健康保険が適用されます。つまり、手術費用の一部分健康保険組合によって負担してもらいますので、自己負担額は数万円という程度になります。どれだけ高額でも10万円程度になります。

もちろん、これは治療を目的としている泌尿器科において手術を受ける時の場合になります。見た目の良さを目的にしている美容外科などの場合には真性包茎であっても健康保険が適用されずに20万円前後の費用がかかることもあります。

ちなみに、仮性包茎というのは放置したとしても健康上におけるデメリットというのはありません。大半の病院で健康保険はまず適用されることはありません。そのため、仮性包茎の手術費用というのは一般的には10万円前後になります。

手術前には飲食をできるだけ控えるようにして麻酔の副作用にしっかりと備えておくようにしましょう。包茎手術というのはペニスの包皮を取り除く手術になります。ペニスの包皮というのは血液が流れており、神経も通っていますので、手術の時には麻酔を使用するのが一般的です。しかし、場合によっては麻酔が身体に合っておらず副作用が出てしまうこともあるのです。

手術中には当人は仰向けになって寝ていますので、麻酔による副作用によって気分が悪くなって嘔吐してしまった場合には吐いたものを喉につまらせてしまうことあがりますのでリスクが高くなってしまいます。こういった事故を未然に防ぐためにも、手術前12時間の間はできるだけ飲食をしないようにしなけれなりません。

手術前の緊張から食欲が湧かないこともあると思いますが、簡単な包茎手術でも食事制限をしなければならないこともありますので、その場合には必ず食事制限を守るようにしてください。

包茎手術というと、環状切除術が行われることが多いですが、この環状切除術というのは必要のない包皮を輪状に切除して皮膚の両端を縫い合わせる手術方法になります。包茎手術の中でも比較的安全性が高く、手術の時間も30分程度と短いので多く使用されている手術方法です。

健康保険を利用して真性包茎の手術の場合には環状切除術が行われることが多いです。まず、亀頭側の切開線を決定します。亀頭を露出させてから亀頭側の切開する部分を決定するのです。そして根元部分の切開線を決定していきます。

切開線を決めたら、今度は包皮をかぶせた状態のままで根元部分に切開線を決めていきます。余分な包皮だからといって切除しすぎてしまうと、勃起をした時に酷く突っ張ってしまうことがあるのです。そのため、切開線を決めるというのは極めて重要なことです。

切開線に沿って包皮を切除し、後は切除した部分を縫い合わせて終わりです。とても手軽であり、手術時間も短いですし、使用する糸が溶けるタイプのものであればいつまでも糸が残ることもありませんので抜糸もせずにすみます。

決して難し手術であはりませんし、時間も短いのでずっと包茎の症状に悩むのであれば思い切って手術を受けてみるのも良いのではないでしょうか。