包茎治療というのは、性病の予防に効果的であると言われています。包茎の人は特に、性病にかかりやすいと言われることがあるのですが実際のところはどうなのでしょうか。
1.包茎であれば性病になりやすい?
1-1.仮性包茎ならまだマシ
1-2.真性やカントンは危険
2.包茎治療を受ければOK?
2-1.確かに予防することはできるけど…
2-2.手術にかかる費用
3.まずは無料カウンセリングを
3-1.結局手術を受けるべき?
包茎であれば性病になりやすい?
人によってそれぞれ違いがありますが、包茎の人であっても性病にかからないこともありますし、包茎でなくても性病にかかる人がいます。
仮性包茎ならまだマシ
基本的に仮性包茎の人というのは、性病にはもちろん感染症にもかかりにくいといわれています。包茎であることによってカスが溜まりやすくなる事は事実ですが、そのカスをしっかりと洗浄することができるからです。
仮性包茎というのは普段は包皮が剥けていませんが、勃起時にはしっかりと剥くことができます。また自力で剥こうと思えば簡単に剥くことができますので、お風呂などで洗浄するときには包皮をしっかりと剥いて洗うようにしましょう。
真性やカントンは危険
真性包茎やカントン包茎の場合には、性病になりやすいと言われています。つまり真性包茎やカントン包茎の治療をすることで、性病の予防になるという事はまず間違いありません。
というのも真性包茎というのは、普段から包皮に完全に覆われている場合には、勃起時にも包皮を剥くことができません。もちろんお風呂場できれいに洗おうと思っていても、包皮を剥くことができないので、きれいに洗浄することすらできないのです。そのため包茎を治療することによって、包皮を常に剥けている状態にすれば、性病にかかる可能性を大幅に下げることができます。
包茎治療を受ければOK?
包茎を治療するとはいっても、包茎治療を受けたからといって完全に性病を予防できるのかといえばそうではありません。
確かに予防することはできるけど…
包茎を治療することで、性病の予防効果を期待することができるのは確かですが、包茎手術で包茎を改善したからといって安心してはいけません。性病というのは包茎であるのかどうかだけではなく、性交時の相手によってリスクが高くなることもあるからです。
包茎手術を受けて性病予防できたと安易に考えるのではなく、予防できる事はしっかりと予防しておくようにしましょう。例えば、性行為の後はすぐにペニスをきれいに洗ったり、性行為の際には必ず避妊具を使用するなど工夫できる事はたくさんあります。
手術にかかる費用
性病の予防に効果的な包茎手術ですが、包茎の手術にかかる費用というのはどの程度かかるものなのでしょうか。包茎手術を受ける場合には、どのくらいの治療費がかかるのかということが気になっている方も多いと思いますが、費用はクリニックによって治療費が全く異なります。
泌尿器科において手術を受けることで、保険を利用して治療を受けることができます。しかし、泌尿器科の医師というのは包茎手術の専門家というわけではありません。つまり手術の技術という点ではそこまで高くありません。包茎剥専門クリニックと比較すると、手術後のペニスの仕上がりというのは全く違ってきます。
まずは無料カウンセリングを
包茎手術を受けるのであれば、まずは無料カウンセリングを受けてみましょう。カウンセリングによって、包茎治療を行っているクリニックの力量や信頼度といったものがある程度わかります。クリニックによっては、プライバシーを完全に保護するために完全予約制にしていたり、スタッフは全員男性にしていたり、と包茎で悩んでいる男性の気持ちをしっかりとくみ取ったシステムが出来上がっています。
そのようなクリニックというのは、手術における治療や技術も非常に高いと考えて良いでしょう。カウンセリングを受けてみなければわからないこともたくさんありますので、包茎手術を受けたいとにあればまずは無料カウンセリングを受けてみてください。
結局手術を受けるべき?
包茎と性病の関係についてこれまでの内容をまとめてみたいと思います。
・性病のリスクは人によって全く違いがあるものですが、仮性の人であれば性病や感染症を発症するリスクはそこまで高くありません。とはいっても包皮に覆われていますので恥垢や雑菌といったものが溜まりやすくなることには違いありません。しかし仮性は常に包皮が剥けているわけではありませんが、自分で剥こうと思えばむくことができます。つまり洗浄できるのでそこまで不衛生な状態にはならないのです。
・真性やカントンの場合には性病を発症しやすくなると言われています。真性やカントンの手術によって治療することによって性病を何度も発症するのを予防することにつながるというのは間違いありません。
・真性というのは普段から常に包皮に覆われている状態ですので勃起時に包皮を剥くことはできません。お風呂場で綺麗に洗浄しようと思っていても、包皮を剥くことはまずできないので性病にかかる可能性はかなり高いのです。その点手術を受ければ性病にかかるリスクを下げることができます。
・手術を受けることによって性病などの予防につながることは間違いありませんが、手術を受けたからといって安心してはいけません。仮に包茎でなくなったとしてもセックスのパートナーなどから性病をうつされることもありますので、コンドームの着用などは徹底してください。
・性病予防する為に手術を受けますが、手術にかかる費用というのは保険を利用した場合には3万円から5万円程度です。しかし保険を使用しない専門クリニックの治療などであれば20万円以上の費用がかかることも少なくありません。
・保険を利用するのであれば泌尿器科で治療を受けることになります。泌尿器科で治療を受ける場合には専門クリニックでの手術と比べるとかなり荒々しく、縫合の跡なども目立ちやすくなります。
・そもそも保険がきくということは、日常生活に支障が出たり、生殖能力に悪影響を与えていると判断されたということです。つまり生殖能力さえ取り戻せればいい、日常生活に支障が出ない程度にすれば良いわけですので、手術内容は非常に簡単なもので見た目などが考慮されるわけではありません。
・専門クリニックの場合には、非常に高い技術を持った医師によって見た目などについても、しっかりと考慮された手術を行ってくれます。それはつまり手術後の仕上がりが自然であり手術を受けたこともバレにくいのです。