総合病院泌尿器科、泌尿器科専門病院などにおいては真性包茎の場合には100%健康保険適用となります。ただ、仮性包茎の治療においては、このような病院でも健康保険適用での治療はできません。
1.仮性包茎は保険適用外
1-1.カントン包茎や包皮輪狭窄型仮性包茎は?
1-2.酷く狭い場合にはどうなる?
2.どのくらいの費用がかかるの?
2-1.手術では3万円から5万円程度
2-2.専門クリニックでの治療費は?
3.専門クリニックで治療を受けるメリット
仮性包茎は保険適用外
仮性包茎の場合には勃起したとしても、包皮を剥いて亀頭を露出させることができます。性行為自体においても不具合はありませんので、機能的問題がなければ治療は必要ないと判断されてしまいます。
カントン包茎や包皮輪狭窄型仮性包茎は?
カントン包茎や包皮輪狭窄型仮性包茎の場合には、医師が診察を行います。まず診察した上で保険適用で手術をするのかを判断します。カントン包茎や包皮輪狭窄型仮性包茎の場合、陰茎の包皮部分の先端が狭くなっていますが、どの程度狭いのかということによって症状が少しずつ違ってきます。
酷く狭い場合にはどうなる?
包皮を剥いて亀頭を露出した時に締め付ける原因となって、元に戻れなくなってしまったり、痛みを伴っている場合にはお肌の一部分が腫れてしまうこともあります。包皮に覆われていることが原因となって炎症を繰り返しているなど、治療が必要であると判断した場合は保険が適用となることが多いです。
どのくらいの費用がかかるの?
健康保険適用で治療を受ける様な場合には、手術の費用や通院にかかる費用薬代もかかります。
手術では3万円から5万円程度
健康保険適用で治療を受けた場合には、3万円から5万円程度の費用がかかるのが一般的です。仮性包茎で医師が保険適用外であると判断した場合には、8万円から10万円といった費用がかかるのが一般的になります。
専門クリニックでの治療費は?
これらの治療を美容形成クリニック、包茎専門クリニックにおいて受けた場合には、健康保険の適用にはなりません。というのもこのようなクリニックというのは、治療しなければならないために治療をするのではなく、見た目を良くする、つまり必ず治療が必要なのかというのかといえばそうではない場合が多いからです。このような専門クリニックにおける治療というのは、15万円程度の費用が必要になるのが一般的です。
専門クリニックで治療を受けるメリット
費用は明らかに専門クリニックで治療を受けた時の方が高額になります。では専門クリニックで治療を受けるメリットはどの様なものがあるのでしょうか。やはり全ては仕上がりの良さが関係してきます。
専門クリニックの場合は、仕上がりが非常に綺麗になりますし、周囲から見ても違和感などがありません。しかし泌尿器科で治療を受ける場合には、あくまでも本来あるべき機能を取り戻すための治療ですので、仕上がりが若干悪くなってしまうことは否めません。