切除する手術以外で包茎の治療を行うことができます。では手術以外の方法で包茎を治療するにはどうすれば良いのでしょうか。
1.包茎を治療する方法は様々
1-1.仮性包茎なら手軽に治療できる?
1-2.真性包茎は手術以外では難しいかも
1-3.真性包茎はかなり手強い
2.カントン包茎に注意を
2-1.無理をすると包皮口が戻らなくなることも
2-2.カントン包茎になったら急いで病院へ
3.切らない手術の選択も
包茎を治療する方法は様々
包茎は切除する方法以外にも、治療する方法はいくつかあります。
仮性包茎なら手軽に治療できる?
切除する方法以外でも包茎を改善できる方法はいくつかあります。例えば、矯正グッズやサプリメントを使用した方法です。このような方法で包茎を改善できるのかと疑問に思われるかもしれませんが、仮性包茎であれば改善することもできます。
真性包茎は手術以外では難しいかも
真性包茎を手術ではなく治療する場合には、泌尿器科でステロイド軟膏をもらって塗ることで改善できることがあります。しかし、このステロイドを塗ることで、包皮を柔らかくできるというだけです。
真性包茎はかなり手強い
真性包茎でも癒着が酷い場合や、包皮口が極めて狭くなっているような場合には、簡単には治療をすることはできないでしょう。そのような場合には、自力であったり薬剤やサプリメントだけで改善するのは極めて困難です。
カントン包茎に注意を
真性包茎の場合、包皮の先端の入り口部分が狭くてなかなか亀頭を乗り越えることができません。
無理をすると包皮口が戻らなくなることも
包皮を無理に剥こうとすると、包皮口が亀頭の上になかなか戻らなくなってしまい、亀頭に血液が十分に流れなくなります。このような状態をカントン包茎といいますが、かんとん包茎の場合には亀頭がむくみパンパンになってしまいます。場合によっては亀頭が壊死してしまうこともあるのです。
カントン包茎になったら急いで病院へ
包皮を無理やり剥こうとした時に、亀頭が酷く締め付けられるような痛みに襲われた場合、カントン包茎になっている可能性があります。カントン包茎になっているとと強い痛みを感じますので、その場合には急いで病院で治療を受けましょう。
カントン包茎を放置していると、次第に亀頭がうっ血していき、最悪の場合には壊死してしまうこともあります。カントン包茎によって亀頭が壊死すればペニスを切断しなければならなくなるのです。
切らない手術の選択も
自力で包茎を改善できない場合、手術を受けることになります。この手術は、ただ包皮を切除するだけのものではなく、糸と針を使用するだけで、驚くほど症状が改善されることもあるのです。
ただし、包茎の程度によって糸と針を使用するだけで治療できることもあれば、治療できない場合もあります。そのため、まずは専門医にカウンセリングを依頼して、糸と針だけで治療できるかを確認しておきましょう。