皆さん、ピアスって開けてますか?体に穴を開けるなんて超痛いわ!と思ってましたが、あれ、案外さくっと開くものですね。特にハイテク機器、ピアッサー(ハイテクなのか?)を使えば痛みもほとんどなく、あっという間です。
でも、ボディピアスはそうはいかなそうな気がしますよね。あと、性器ピアスね。調べてみると、開ける場所で名前が違って、それぞれ妙にかっこいい名前がついているんです。包皮にピアスをするってのもあるようです。
包茎はピアスしたら治る?
包茎はピアスで治るという噂もありますが、それって実際の話、どうなのでしょう。実際にした人はもう手術とかと無縁になるのでしょうか。はてさて、その真実は?
その前に、何で包茎にピアスなのか、というところですが、大きめのもので留めちゃうと皮が戻らないんじゃないか、というものと、ちょっとアブノーマルな方のプレイの方向とあります。今回は後者はとりあえず置いといて・・・。
包皮ピアスの起源とは
包皮にピアスを開ける場合、その呼び名はFORESKIN(包皮)。そして、包皮の先端を反対側まで貫いて留めちゃうのです。そう、真性包茎のようにむくことができない状態にしてしまうのが包皮のピアスの原型なのです。
この起源は古代ギリシャ・ローマ。貞操を強制するために行われたと言われています。だから、包茎を治すためではなく、包茎にするために行われたピアスだと思ってもらえばパーフェクトです。
包皮ピアスはどうやって開ける?
興味のある方のためにお伝えしますが、両側貫通させて、しばらくは片方ずつに別々のピアスをつけるのだそうです。その方が傷の治りが早くなるから、ということです。確かに、尿がかかると傷の治りが遅くなりそうですしね。
それに、ここ重要なのですが、先端の部分ということは、包皮が厚いんですよ。内板と外板がありますし。構造としては2種類の包皮を貫く形となるので一度にはいかず、外からと内から穴を開けるようになるので結局4回痛いらしいですよ。あああ・・・。
で、結局包茎ってピアスしたら治るの?
本来は傷が癒えたらつなげちゃうのですが、これを片方ずつにしておくとその重みもあって皮がちゃんとむけてそうな気がしますよね。でも実際には、包皮の内と外が留まってるからスライドもできないんです。だから引き下げるということができませんね。あえて下げようと思えば本当にバナナみたいに「むきっ」とやるしかない。それって余計に包茎のインパクトが強くなりそうですよね。
太い性器ピアスを亀頭やペニス自体に通していれば、仮性包茎の皮をかぶることがないので、これはこれで確かに包茎は改善する、という形にはなるかもしれません。でも、真性包茎やカントン包茎の人にはちょっと無理な話です。
真性包茎の場合は、包皮ピアスをしていれば「ピアスしてるからむけないんだよ」とカムフラージュすることはできますが、実際何の解決にもならない、というのが現実です。同じ痛い思いをするのであれば、ピアスをするよりも、包茎手術をした方がいいのでは、と思いますね。その方が傷の治りも早そうです。
最終的にたどり着くのは・・・
これは余談ですが、ボディピアスって、なかなか穴がふさがらないそうです。特に亀頭を貫くようにしたものなどはどうしても尿道を通るため、もれちゃうということがあるのだそう。それでも楽しんでいる間は問題ありませんが、「もうしないな、これ」という場合。
これは、包茎手術と同じく、美容形成クリニックに行ってこのピアスの穴を埋めてもらう、ということが可能なのだそうです。確かに、泌尿器科とは違う気がしますよね。美容形成クリニックなら手術の失敗なども治してくれますから、こういうのもお手の物なのかもしれません。
その時に、治してもらうついでに包茎手術もしちゃったよ、というような人も案外いるらしいです。ピアスをしていても、いつか外す時にはやっぱり手術するのか、と思うとますますピアスより手術の方が、と考えてしまいますね。