包茎をテープで治す方法はある?

包茎手術は結構お金がかかる、という噂です。それに病院に行くと誰かにばれてしまいそうで怖い、ということもあります。「むじんくん」に初めて入るのと同じくらいドキドキしてしまうかもしれませんね!

仮性なら、とりあえずむいておけば、そしてむいた状態を長くキープできればむきグセをつけることができる、と聞きます。その状態をキープするためにある仮性のための矯正グッズもあります。

包茎を治すにはテープ?

皮が常時被った状態を治すには、とにかく皮がむけた状態を長持ちさせればいいというのなら、それを留めるのはグッズでなくとも、テープでもいいんじゃないのか?なんて考えませんか?医療用のテープなんてかなり使えそうな気がしますが、実際のところどうなのでしょうか。

どんなテープがいいのか比較してみた

テープと言ってもいろいろなものがあります。セロハンテープやガムテープもテープなら、医療用のテープもテープです。まずセロハンテープですが、これはまずお勧めできません。粘着力も弱いし、何より幅があるし、固いしで歩くことにさえ支障が出そうです。通気性も悪いのであっという間にかぶれそう。

そして医療用のテープ。これは肌に貼ってもいいようにできているのでセロハンテープに比べれば安心して使用することができます。素材も柔らかいし、案外粘着力があるのにはがすのが痛くない、というのがポイントです。素材はシリコン、不織布、そして紙とバラエティに富んでいますし、色もいろいろあります。

治療のために使うのであれば、肌色が無難ではないでしょうか。これでむいた皮が戻らないように固定します。ぐるぐる巻いた方がいい、という人と、一部でも十分、という人がいますが、それは皮の長さによるところが大きいと思いますので、ご自分のブツとご相談ください。

そしてもう1つの道具が、ばんそうこうです。これは肌に貼る前提になっているため、通気孔が空いているので蒸れる心配もあまりありません。これで固定する、という人も結構います。ばんそうこうは基本的に家にあるので、新たに買わなくてもいい、というのが一番の魅力ではないでしょうか。

そしてここで裏技。被った皮をむいておくための矯正具との合わせ技です。ホーケー矯正リングのようにシリコンやゴムがわっかになったものがあります。ゴムやシリコンでかぶれないように、まずばんそうこうやテープを貼ります。そしてその上にリング、そしてさらにその上にずれないように貼り付ける、という方法。こうするとかぶれも気にならないし、途中で外れてしまう可能性も下がりますね。

テープの目的は「むきグセ」なので

しかし、これはあくまでもむきグセを付けて「仮性包茎」を治そう、という方法です。真性状態の人はまずむくことができないのでこの方法は使えませんし、カントン状態の人は、ムリにむくと亀頭の下に包皮輪が食い込んでしまい、こんな風に留めなくても元に戻らなくなってしまいます。この場合は危険なので「むきグセが勝手につく!」と喜ばず、さっさと泌尿器科に駆け込みましょう。包皮をむこうとする時点で痛みがあるのですぐに分かると思います。

真性、カントンの人にはテープじゃなくて

真性状態やカントン状態の場合は、貼り付けて留めるよりも包皮輪自体を広げていくという方法が有効です。この場合は同じ矯正器具でも「キトー君」のようにじわじわと包皮輪を広げていくようなものが必要でしょう。ちなみに器具がなくても、とにかく包皮輪をほぐしてのばしていけばいいので、1日3回、1回につき30分以上、包皮輪を前後左右にのばすようにしましょう。

ここにも経験者の注意点があるのですが、ほぼ密閉されている包皮の中はとんでもないにおいになっているそうです。間違っても風呂場のようににおいが残るような場所ではしないように、ということです。家族に激怒されてしまうようですよ(笑)。