包茎の手術後にすべきことはなに?

包茎手術を受けた後には、患者さんご自身でしなければならないこともあります。

消毒・洗浄・包帯交換は医師の指示に従って

手術後は消毒をはじめ、ある程度は処置を自分でしなければなりません。

経過処置は難しい?

経過処置というのは決して難しいことはありませんが、必ず最初に消毒をするタイミング、包帯を外す時期、さらには消毒や洗浄頻度といたものを細かく指示を仰ぐようにしてください。

痛みが強い場合には…

どうしても痛みが強い場合には、当面は指示通りに処置を行って、感染症などの被害を防ぐためにも消毒や洗浄を怠らないように十分に注意しなければなりません。包帯がある場合、排尿時に汚さないように気をつけるようにしたり、衛生面にも十分に配慮しなければなりません。

運動はいつからしていいの?

激しい運動は手術後はしばらく控えるようにしてください。

軽い運動ならOK?

ジョギングなどの軽い運動に関しては、シャワーに入ることができない時期と連動した考え方で問題ありません。手術当日は軽度でも運動はできませんが、お風呂に入ることができる状態まで回復するとジョギング程度の軽い運動であれば問題はないのです。

ただし、自転車などの股間に刺激が強すぎるものに関しては控えるようにしましょう。また、局部に大きな衝撃が加わるようなリスクがあるスポーツも控えてください。

飲酒は控えてください

飲酒は当面は我慢してください。お酒に関しては平常時よりも血圧を高くして、血液の流れが良くなりますので、傷口が十分に閉じていない手術当日、そして医師から許可が出るまでは飲酒しないようにしてください。

禁酒の期間はどのくらい?

禁酒期間は3日から2週間程度になります。平均すると術後1週間が経過する頃には解禁になることが多いです。

ちなみに、タバコは原則手術当日から問題はありません。激辛料理などのように刺激が強い料理は、手術を受けた当日は食べないようにしてください。翌日からはお酒以外の飲食に気を遣う必要はありません。

オナニーやセックスはいつからOK?

オナニー・セックスはいつできるのでしょうか。

性欲の処理の方法には注意してください

包茎手術後に一番気を付けるべき事としては、性欲の処理があります。痛みがまだまだあるにもかかわらず性欲処理をしてしまい、傷口が開いてしまったり、後遺症が残ってしまうこともあります。そのため、医師からOKが出るまでは我慢するようにしてください。

まず、射精が解禁されるのは大体手術が終わってから3週間前後を目安に指示された期間を経過しても痛みが残っている場合には控えるようにしてください。勃起も含めて性欲を抑えることによって早期回復に繋がりますし、オナニーやセックスが予定通り解禁できるようになるのです。