包茎の手術では痛みはどのくらいあるの?

包茎を治療するのであれば、やはり手術をするというのがおすすめです。しかし、どのくらいの痛みがあるのか、というのは手術を行ううえで非常に大きな不安材料になるというのは間違いないでしょう。

手術費用や周囲の目といったものも気になりますが、痛みや恐怖によって躊躇をしている人もたくさんいるのです。では、実際に手術において痛みはどのくらい感じるのでしょうか。

包茎手術って痛いの?

治療法によっては痛みがあるものもあれば、痛みがないものもあります。

どんな方法があるの?

痛みの感じ方というのは個人差が非常に大きいです。切る治療法というのは基本的には痛みがあります。そして治療においては大半がこの切る手術になります。

一般的に切る治療というのは細胞が集中しているペニスの一部分を切除しているので、痛みがあるのも仕方のないことです。痛いと感じるにしても、やはり問題になるのはどのくらい痛いのかということです。治療の方法によって差はありますが、術後しばらくの間は痛みと違和感が続くようになります。

麻酔注射が痛いなら

治療を受ける場合には、部分的に麻酔を打ちます。しかし、神経細胞が集中している部分に麻酔を打つので、この麻酔を打つ時に強烈な痛みを感じるのです。

しかし、この麻酔というのは無痛にすることもできます。クリニックによって異なりますが、まず塗麻酔を行ってから神経を麻痺させて、それから局部麻酔を打つ、という方法を選択することもできます。

マスク麻酔や点滴麻酔によって寝ている間に手術を終了させる方法もあります。どちらにしても、使用する麻酔の量が増えればそれだけ費用も高額になります。

手術後の痛みはどのくらい?

どれだけ痛くない方法を選択しても、術後には痛みを感じることがあります。

当日には痛い思いをする

手術当日はどのような手術でも痛みを感じます。包茎手術の痛みにおいてもっとも大変なのが、手術当日の麻酔切れ直後になります。術後2時間から3時間で麻酔が切れるので、痛みが少しずつ現れるようになります。

包皮とはいっても、細胞が詰まっている局部の一部であることには違いありません。そのため、ある程度は痛みを感じるのも仕方がないことなのです。とはいっても、外傷的な痛みになりますので、1日経過すればある程度耐えられるまでにはなります。

痛みは医師の技術に影響される

術後の痛みは、医師の腕によって少しずつ変わります。また、手術の術法によって少しずつ異なりますし、切除する部位によっても痛みは異なるのです。やはり、包皮にメスを入れた時の切断部分をできるだけ少なくすること、そしてスムーズに作業できるかどうかも重要になるのです。こういったことからも、少しでも評判の良いクリニック、技術料の高い医師を選ぶということが重要になるのです。

勃起時に痛みはある?

術後に勃起すると、やはり痛みを感じるのは当然です。勃起時にはペニスが増大し、包皮が伸びますので術後には痛みを感じるのです。術後すぐはもちろん、一定期間が経過するまでは勃起時に痛みを感じたり、突っ張った感覚になるのは仕方ありません。

やはり勃起させないというのが理想ですが、全く勃起させないというのは不可能です。包茎手術後の痛みを少しでも軽減したいのであれば、術後にはできるだけ勃起しないようにしてください。

また、術後の痛みがあまりにも大きな場合には、医師に相談をしてみましょう。包茎治療というのは手術が終われば良いというものではありません。やはり重要になるのは治療の後にどのくらい痛みなど少なく、普段の生活に支障をきたさないかです。

そして普段の生活に支障をきたさないようにするには、信頼できるクリニックを選ぶ、ということが欠かせないのです。

包茎手術後にしてはいけないことって?

包茎手術を受けた後には注意すべきことがいくつかあります。

してはいけない包茎手術後の注意点

ダメ
包茎手術の治療法というのは大きく分けると2つあります。切る手術と切らない手術とに分類されます。確実性を求めるのであれば、通常は切除する手術を行います。ただ、ナチュラルピーリング法と呼ばれる包皮を縫ってむき癖をつける方法もありますが、このような方法は矯正効果自体もあまり高くはありません。

切る手術は、あくまで性器のいち部分にメスを入れますので、術後のケアなどをしっかりと考えておかなければ重い合併症を発症してしまう原因となってしまうこともあります。つまり、手術後しばらくの間は十分に注意をしておかなければなりません。

治療法によって完治までの期間というのは異なるのですが、手術の後1ヶ月程度は注意しなければなりません。そこで、手術後の注意点、行動の制限といったことにはしっかりとチェックしておかなければなりません。

手術後にはいくつか起こりうる問題点があります。手術後に起こりうる問題点としては大きく2つが挙げられます。デザイン面の問題、そして機能面の問題とに分類をすることができます。手術というのは通常は余っている包皮を切除して再縫合するのですが、矯正器具を使用した治療とは違い、100%絶対に失敗しない、ということは断言できません。そのため、これから手術を受けようと思っているのならば、いくつか問題が起こるリスクもある、ということをしっかりと理解しておく必要があります。

手術自体は、安全性の高い治療法になりますので、経験が豊富な執刀医のもとで手術を受けるようにしてください。そうすれば上記のような術後の問題も起こりにくいといわれています。しかし、包皮にメスを入れる術式というのはどのような腕のよい医師であっても傷跡は若干残ってしまいます。

そのため、手術後のデザインを最重要視する、という場合には傷跡の目立ちにくい亀頭直下埋没法、複合曲線左図方といったものも検討するようにしてください。勃起時の陰茎の大きさを正確に計測をして、必要のない包皮を電気メスによって切除して、それから亀頭の直下において縫合をするという手術になります。

切開線が亀頭のすぐ下にきますので、手術跡が亀頭のくびれ部分に隠れて目立ちにくいですし、自然に剥けたように仕上がりますので、多く使用されている術式なのです。しかし、この手術というのは高度な技術を必要としているので、未熟な執刀医が行うことによってリスクはかなり高くなってしまいます。さらに執刀の技量に左右される術式だといわれています。失敗のリスクを少しでも軽減するためにいも、病院選びは慎重に行うようにしなければなりません。

このような手術ですが、手術後には出血を起こす可能性がゼロではありませんので、手術後にはアルコールの摂取は控えるようにしてください。また、アルコールの摂取だけではなく性行為なども控えるようにしてください。

手術方法によってこのアルコールの摂取を控える期間や、性行為までの期間というのは異なりますので、しっかりと医師に確認をとっておくようにしてください。このような手術後の制限等がどうしても耐えられない、というのであれば、最初から手術は諦めるようにしてください。

手術を受けたものの術後の経過が悪く症状が悪化してしまうというのは意味がありませんからね。それならばいっそのこと手術など受けない方が良かった、ということにもなりかねません。そのため、手術を受ける場合には術後に若干の制限があるということを必ず確認しておくようにしてください。

手術の痛みは結局あるの?ないの?

ホウケイを治療するためには手術を受けるのが理想的であるということをわかっていただけたと思います。それでは手術における痛みについてこれまでの内容をまとめてみましょう。

手術の前後の痛みをチェック

チェックする
・手術を受ける場合には、やはり痛みというのはとても気になるものだと思います。手術による痛みの感じ方には個人差が非常に大きいですが、切除するタイプ治療法の場合は基本的には痛みがあります。

手術によって切除する治療は、ペニスという非常に神経細胞が多く集まっている部分を切除しますので、痛みを敏感に感じるのは当然のことです。問題なのはどの程度の痛みなのかということです。

・手術においては麻酔で注射を行います。しかしこの麻酔が痛いのではないかと不安に思われるかもしれませんが、麻酔注射を行う前に、ペニスの表面に塗るタイプの麻酔を行います。麻酔のための麻酔を行うという事ですが、その結果麻酔注射における痛みを大幅に軽減することができます。

・手術を受けた場合には、手術の後にもある程度の痛みがあります。麻酔が切れる術後2時間から3時間位なると痛みが少しずつ出るようになります。痛みを感じたとしても1日程度経過すれば痛みは大幅に軽減されますし、痛み止めなどを服用することもできます。

・手術の後の痛みというのは、医師がどの程度の技術を持っているのか、縫合がどの程度うまいのかといったことによって違いが出てきます。包皮にメスを入れた場合の切断範囲を少しでも少なくするということによって術後の痛みは大きく違ってきます。

・手術を受けると勃起時に痛みを感じるのではないか、と思われる方も多いです。術後すぐに勃起をしてしまうとやはり痛みを感じるのは当然です。勃起という現象はペニス自体が大きく膨らみ包皮を引っ張るからです。痛みを感じたりつっぱった状態になるというのは仕方のないことだといえます。

・包皮を切除する手術は、性器の一部分を切っているものですので、術後のケアなどをしっかりと行わなければ感染症引き起こしたり、合併症引き起こすことがあります。そのため、手術後しばらくは衛生面に十分に配慮しなければなりません。手術の後一ヶ月程度は特に注意してください。

手術を受けたからには少しでも早く性行為をしたいと思われるかもしれませんが、手術後すぐに性行為を行うと雑菌などによって感染症引き起こすリスクが高くなりますので、出来る限り最低でも2週間は間を空けるようにしてください。