包茎を治療するのであれば病院に行くというのが基本ですが、病院ではなく自力で治療することは本当に可能でしょうか。まず結論から言えば決して不可能なことではないと言えます。
1.成長の過程で皮が自然と剥けることも
1-1.包皮を伸ばすのが基本
2.カントン包茎で包皮を伸ばすコツ
2-1.カントンは亀頭の締め付けに注意
2-2.伸ばす方向に注意
3.無理せず少しずつ
4.真性包茎の治療方法って?
4-1.仮性包茎との違いは?
4-2.カントン包茎との違いは
5.真性包茎であるデメリット
5-1.恥垢と雑菌が原因の悪臭
5-2.包茎とセックスが原因の子宮頸がん
5-3.ペニスが先細りに
6.真性包茎の効果的な治療方法
6-1.自分で治療はおすすめできない
成長の過程で皮が自然と剥けることも
包茎は成長の過程で自然と包皮がむけることによって、改善されることもあります。病院で手術をしなくても包茎を治療することができると言われているのです。包茎によっては病院ではなく自分で改善しようとすると怪我をしてしまうようなリスクもありますので、必ずしも病院ではなく包茎を自分で治療することができるのかといえばそうではないのです。
包皮を伸ばすのが基本
真性包茎やカントン包茎を病院ではなく自力で治療するのはなかなか難しいものではありますが、うまく包皮を伸ばすことができれば病院に行かずして治療するのも決して不可能ではありません。真性包茎とカントン包茎もどちらも包皮がしっかりと、十分な量がないことが原因となっています。そのため病院に行かないのであれば、包皮をしっかりと伸ばすということが重要になるのです。
カントン包茎で包皮を伸ばすコツ
カントン包茎の人で病院に行かずに包皮を伸ばす場合には、いくつか注意点もありますしコツもあります。
カントンは亀頭の締め付けに注意
カントン包茎は、そもそも包皮が亀頭を締め付けてしまっていることによって発症しています。つまり病院でなく自分で治療するのなら包皮が亀頭を締め付けない程度に包皮を伸ばす必要があるのです。包皮を伸ばす時には、包皮と亀頭の間に綿棒や指を入れて少しずつ伸ばしていきます。
伸ばす方向に注意
カントン包茎の場合には、病院ではなく自分で包皮を伸ばす時に包皮を縦方向に伸ばしてはいけません。皮というのは縦方向に伸びるのではなく、横方向によく伸びますので横方向に伸ばすと効率よく包茎を解消することができます。カントン包茎はすでに包皮がギリギリの長さで、パンパンに張っている状態ですので、無理に伸ばし過ぎてしまうと皮が裂けてしまい出血してしまうことがあるので病院ではなく自分で治療する場合には注意してください。
無理せず少しずつ
カントン包茎はもちろん、真性包茎の場合にも病院での治療でなく包皮を伸ばそうと思うのであれば、少しずつ時間をかけるようにしましょう。病院に行かないとなると、少しでも早く効果を得たいと思うのは分かりますが、だからといって一度にたくさん伸ばそうとすると裂けてしまい出血することがありますので、病院に行かないのであれば半年から1年以上かけて今より少し伸びれば良い、という考え方が必要になります。
真性包茎の治療方法って?
真性はペニスの包皮が亀頭をすっぽり覆っている状態で自分でいることもできなければ洗浄することができません。
仮性包茎との違いは?
仮性とは違って自分で包皮を剥いて洗浄することができないので、病院での治療などせずにいると不衛生な状態になりやすいです。様々な病気や臭いを発生させ、さらに病院に行かないままにしていると亀頭が成長しにくい状態にしてしまうこともあります。真性はできれば病院で早急に治療をする必要があります。治療の方法としてなによりも効果的な方法は病院で手術をすることです。しかし、病院で手術を受ける前にできることもあります。
カントン包茎との違いは
カントンというのは剥いた包皮が元の状態に戻らなくなってしまう状態です。病院での治療前には包皮の入り口部分が著しく狭くなっているので、亀頭の下の部分が締め付けられてしまい腫れ上がります。場合によっては病院での治療などもせずに放置していると亀頭が壊死してしまうこともあります。
真性包茎であるデメリット
真性であるということは、包皮の内部を洗浄することができないので恥垢が溜まりやすかったり、不衛生な状態になってしまいます。不衛生であることが原因となって発症している病気としては、陰茎がんや亀頭包皮炎があります。カビが原因となっているカンジダ症もホウケイの方に非常に多い病気になります。
恥垢と雑菌が原因の悪臭
不衛生な真性というのは、一切掃除されていないトイレのような臭い、乳製品の腐ったような臭いがします。この臭いの原因となっているのは、精液のカスや恥垢になります。包皮の内部は湿気がたくさん溜まっており、雑菌が繁殖するのにはとても適した環境であるといえます。
包茎とセックスが原因の子宮頸がん
子宮頸がんの原因となっているのはHPVです。HPVはヒトパピローマウイルスと呼ばれてるもので、男性の場合には包皮の内部で雑菌が繁殖しやすくなっているといわれています。
ペニスが先細りに
ペニスは20代前半まで成長をし続けると言われているのですが、成長期に包茎の状態になっていると包皮が亀頭を常に圧迫するので成長できず、亀頭が先端にかけて先細りの状態になってしまいます。亀頭が小さなペニスはセックスにおいて女性にしっかりと快感を与えることができませんし、必要のない包皮が亀頭を覆ってしまうようになるのです。そのため病院に絶対に行かなければならないのかといえばそうではありませんが、できれば病院に行った方が安心です。
真性包茎の効果的な治療方法
真性を治療するべきかどうか迷っている方もいますが、そのような場合には現在臭いがあるのかどうか、痛みを感じているか、ペニスのサイズは平均より上か下かどうかを確認してみてください。臭いがあったり、圧迫感を感じているような場合には、ペニスに負担がかかっている可能性があるので、できるだけ早く病院で治療を受けるようにした方がが良いかもしれません。
自分で治療はおすすめできない
真性の場合には、病院でなく自分で治療をしようとすると、包皮や亀頭を傷つけてしまうことがあるので、十分に注意しなければなりません。無理をするのではなく、できるだけ確実に治療ができるように病院で医師に相談をしてみてください。