ペニスの異常を感じている場合には、もしかすると亀頭包皮炎を発症している可能性があります。
1.亀頭包皮炎の炎症は?
1-1.異常が出ているのに放置すると?
2.包茎による亀頭包皮炎の原因は?
2-1.原因は細菌や真菌
2-2.亀頭包皮炎のタイプは?
2-3.成人男性の亀頭包皮炎の原因は?
3.どうすれば亀頭包皮炎を予防できる?
4.包茎手術には種類がたくさん
4-1.亀頭直下埋没法って?
4-2.環状切除法
4-3.背面切開法
4-4.メスを使わない手術
5.包茎手術によって起こりうるトラブル
5-1.包茎手術によるトラブル
5-2.手術費用とトラブルの割合
5-3.悪徳クリニックの特徴
亀頭包皮炎の炎症は?
亀頭包皮炎による炎症を感じている場合には、ペニスが異様に痒く感じたり、性病になりやすかったり臭いが強烈、色が変化している、といったものが挙げられます。
通常デリケートな部位に対して異変が起きている場合には、どうしても問題を抱いてしまうものです。男性は女性とは異なり性器が見えるので、異常が出ている場合にはすぐに変化に気付くことができるでしょう。
異常が出ているのに放置すると?
性病など症状が出ているにも関わらず、治療を受けるのが恥ずかしいという気持ちから痒みなどをそのまま放置してしまっていると、症状がどんどん悪化してしまい長引いてしまうことになります。
包茎による亀頭包皮炎の原因は?
包皮炎は菌によって引き起こされているペニスの炎症です。
原因は細菌や真菌
包皮にできている小さな傷に治して、大腸菌などの細菌だけでなく、カンジダ菌などの真菌が入り込むことによって発症しています。
亀頭包皮炎のタイプは?
包皮炎というのは大きく分けると次の3つに分類されます。それぞれの原因によって症状なども少しずつ異なります。性病や細菌性包皮炎、カンジダ性包皮炎、この2つを併せ持っているものです。
成人男性の亀頭包皮炎の原因は?
成人男性が包皮炎を発症するのは、カンジダ包皮炎です。カンジダというのは本来人間の皮膚の表面などに存在しているカビですが、男性器のように空気に触れやすい部位において異常繁殖するようなことはありません。しかし、包茎の場合には亀頭が包皮に常に覆われているので、カンジダ菌が異常に繁殖してしまい、炎症を引き起こす原因となってしまうのです。
どうすれば亀頭包皮炎を予防できる?
包皮炎を予防するためには、なによりもペニスをきれいに洗浄することです。真性包茎などで洗浄できずにいると包皮炎など問題を起こしやすいので、こまめに洗浄すべきでしょう。
包茎手術には種類がたくさん
包茎手術にはいくつかの種類がありますが亀頭直下埋没法と呼ばれるものが多く行われています。
亀頭直下埋没法って?
亀頭直下埋没法というのは、多くのクリニックにおいて行われている手術です。亀頭部分を覆っている包皮を剥いた状態で、余っている皮を切除してからペニスの先端部分すぐ下で縫合をしていきます。亀頭直下埋没法の最大のメリットは傷跡や縫合部分が目立ちにくいということ、そして手術の時間が経過すると傷跡が目立ちにくいなど問題を回避できるということです。
ピンク色の部分が露出してしまうこともありませんので、とても自然な見た目になるというのが人気の理由です。包茎専門クリニックでは、執刀数も非常に多く経験が豊富であり、この手術方法であればほぼリスクなどもなく治療することができます。
環状切除法
泌尿器科においても基本となっているのがこの環状切除法です。短時間で治療を受けることができます。カントン包茎、真性包茎の場合であれば、保険適用ですので泌尿器科においても施術を受けることができます。泌尿器科は全国各地にありますので、どこでも治療が受けられます。しかし安く治療を受けられる反面、縫合した場所がとても目立ちやすく、ツートンカラーになりやすいというデメリットもあります。
背面切開法
背面切開法は、真性包茎の状態を仮性包茎の状態に軽減する手術です。そのため仕上がりはズルムケの状態ではなく仮性包茎の状態になります。ペニスの裏側部分の皮膚を縦方向で切開して、むきやすい状態にしてから亀頭を露出させます。子供の包茎手術においても用いられる方法として知られています。皮膚の切除範囲も少ないですので手術時間はかなり短縮できストレスも感じにくいです。
メスを使わない手術
包茎手術の中にはメスを使用しない手術もあります。メスを使用しない手術というのは、基本的にはヒアルロン酸を使用したり包皮を縫合したり、場合によっては医療用の接着剤を使用して亀頭を覆う皮をくっつけて剥けた状態にするということもあります。切除しない手術の場合には非常に手軽に治療を受けることができますし、何より亀頭周辺にメスを入れないというのは体にかかる負担を最小限に抑えることができるので魅力的です。
しかしその一方で治療を受けたとしても、その効果が半永久的に続くものではありませんので、なかなか納得できるものではないかもしれません。このように包茎手術にはいくつかの種類がありますので、自分にとって最も適した治療方法を選択してみてください。
手術によって起こりうるトラブル
手術は非常に簡単な手術あるにも関わらずトラブルが続発しています。
手術によるトラブル
手術による問題を最も起こしやすいのは20代と言われており、20代の男性に起きる手術によるトラブルとして多いのは痛みや腫れていたものだけではなく、出血がなかなか止まらなかったり組織が壊死してしまったり、勃起障害などを引き起こすこともあると言われています。このようなトラブルは苦痛でストレスの原因になります。このような手術における亀頭のトラブルを起こしている人の特徴として、非常に高額な手術を受けたということが挙げられます。
手術費用とトラブルの割合
手術を受ける場合には基本的には10万円前後の費用が必要になります。尿器科であれば3万円程度ですが、専門クリニックで手術を受ける場合にはその程度の費用がかかるというのが一般的です。中には50万円以上もしくは100万円以上の費用を請求するようなクリニックもあります。クリニックというのは一般的には悪徳クリニックであると判断されます。そういったクリニックにおいて治療を受けた場合には、手術後の亀頭のトラブルが引き起こされやすいと言われています。なぜかと言えば、実は医師の技術や経験といったものが十分ではないにも関わらず、クリニックということを口実に高額の費用を請求することが目的だからです。
悪徳クリニックの特徴
悪徳クリニックの特徴としてまず第一に挙げられるのは、ホームページが曖昧であるということです。ホームページを見ればそのクリニックにいる医師、その医師の実績といったものが事細かく詳しく記載されているのが一般的です。にもかかわらずクリニックのホームページをチェックしても詳しい情報はほとんど記載されておらず、料金については一切触れられていないということはよくあります。料金について記載していないクリニックは、後々になって高額な費用を請求してくることがありますので注意しなければなりません。
また1万円で手術が受けられる!などと記載されているようなクリニックにも注意が必要です。というのもそのようなクリニックはまずは安い金額で呼び出しカウンセリングにおいて高額な手術を何とか契約させようとすることがあるからです。そのようなクリニックには十分に注意しなければなりませんし、少しでも怪しげな素振りをした場合にはすぐに病院から出て別の病院を探すようにするのが得策です。
亀頭をしっかり露出させたい、亀頭を清潔にしたい、亀頭を大きくしたいと思うのであれば、治療を受けるべきでしょう。また、亀頭をよりきれいにできるようにするには、亀頭をきれいに仕上げてくれるクリニックで治療を受けるようにしましょう。