包茎は自然と治るまで待っていてはダメ

治るの?

日本人の半数から7割が仮性包茎であると言われています。

仮性包茎は問題なし?

仮性包茎などというのはたいした問題ではないと思われている方も多いようです。事実、仮性包茎というのはすぐに治療が必要なものではありません。

仮性包茎は緊急性こそないけど…

仮性包茎とはいってもペニスが不衛生な状態になり、病気のリスクが高くなってしまうということには違いありません。また、ペニスのサイズも小さくなりがちです。ではそのような仮性包茎ですが、成長とともに自然と改善される、ということを聞いたことがあるでしょうか。

30代から40代といった大人になると、亀頭が大きくなることで包茎も自然と治るのではないかと思われているようです。しかしこのようなことはまずあり得ません。というのも包茎は、包皮に覆われていることが原因で発症しています。包皮に覆われている理由は、皮が余っているからです。この皮が余っているのであれば、皮の余りを取り除かない限り、仮性包茎というのは放置していても自然に治る事はありません。

成長期なら可能性はあり

成長期でペニスが大きくなる時期であれば、包茎が自然と治るということもあります。しかし、20代で仮性包茎なのであれば、30代や40代になった時までに自然と包茎が改善されることはありません。余分な包皮があれば、包茎を自然に治すことはできません。

包茎は自然に治らないけど…

包茎が自然に治る事はありませんが、自分で治療することができます。正確には矯正です。

リングタイプがおすすめ

包茎を矯正する器具というのはどのようなものがあるのでしょうか。最も一般的なものはカリの部分にリングを引っ掛けることで、包皮が亀頭部分を覆わないようにする矯正器具です。リングを引っ掛けて包皮が亀頭を負わないようにすることによって、包皮が戻りにくい状態を作ることができます。

また包茎から解放された亀頭は、包皮による締め付けから自由になりますので、亀頭が大きくなりやすくなります。亀頭が大きくなるということは、包皮に覆われにくくなりますので、包茎に戻ってしまうリスクを軽減できます。

矯正タイプは効果が高くない

この包茎矯正器具というのは、効果が高いものではありません。大半の方が矯正器具を使用しても、実際に包茎を治療することができないのです。包皮を剥けた状態にしたとしても、亀頭が実際に大きくなるのは平均すると1年以上の期間がかかります。

もちろん亀頭が大きくなる場合は1年以上かかるのであって、亀頭自体が大きくならない人も多くいます。毎日リングを使用して剥き癖をつけるようにして、亀頭を露出していたにもかかわらず、包茎は治らない、となってしまえば時間だけが無駄になってしまいます。そもそも剥き癖がつかなければ亀頭が大きくなる事はありません。亀頭が大きくなるから包皮が剥けるのではなく、包皮が剥けるから亀頭が大きくなり、再び包茎になりにくいと言うことなのです。

包皮が長ければ包茎の改善は無理?

そもそもどれだけリングなどを使用したとしても、包皮が長すぎれば包皮を剥くことすら難しくなります。

再び戻る可能性も…

仮に一度剥き癖をつけても簡単に戻ってしまいます。そういったことからも、包茎を治療するのであれば少しでも早く、時間を無駄にしないように手術を受けてみてください。手術を受ければどれだけ長い包皮だろうと、簡単に除去することができます。

そして包皮が除去されれば、亀頭が不衛生になることも、臭いを発したりすることもありませんし、元にも戻りません。時間ばかりかかって確実性のない方法で、包茎が自然に治るのを待ったり、矯正器具で治療しようとするぐらいであれば、信頼できるクリニックで手術を受けてみてはどうでしょうか。

内容をチェックしていく

ここまでの内容をまとめて

それではここまでの内容を一度まとめてみたいと思います。

・仮性という状態は決して大きな問題ではないと思われている方も多いです。仮性だとしてもすぐに治療が必要な状態なのかといえばそんなことはないのです。

・緊急性こそありませんが包皮に亀頭が覆われていることに間違いありませんので、不衛生な状態になってしまいます。またペニスが包皮に覆われていることによって包皮から圧力をかけられていることになります。そのため、ペニスのサイズが小さくなりがちです。

仮性は成長とともに自然と改善される、ことがあるかもしれませんがそれはあくまで成長期の時です。成長期であればペニスもしっかりと成長してくれますので、ある程度の仮性の改善も期待できるでしょう。

・30代40代などの成長期を大きく過ぎてしまった人が、自然に治ることを期待していてもまず不可能です。包皮に覆われている理由は包皮が余っているからであり、その包皮の余っている部分が自然と剥けるほどに亀頭が大きくなるなんてことはまずありえないのです。

病院ではなくなるべく自分で治療をしたいと思うのであれば、リングタイプの矯正器具を使用してみるのはどうでしょうか。カリの部分にリングを引っ掛けることによって包皮が常に剥けている状態にする、という器具になります。

・包皮が戻りにくい状態を作ることができ、なおかつとても手軽です。包皮による締め付けから自由になることで、亀頭がしっかりと大きくなります。そして、亀頭が大きくなることによって包皮に覆われくくなります。その結果自然と包茎が改善されることがあります。

矯正器具を使用した治療というのは、効果が必ずしもあるものではありません。矯正器具を使用したとしても、結局のところは効果が得られずに病院で治療を受けなければならないという人も非常に多いです。

・仮に矯正器具を使用することによって、症状を改善することができたとしても、改善されるまでには1年以上の時間がかかるということも珍しくありません。つまり長い時間をかけて包茎を矯正しようとしたところで改善されなければ、時間の無駄になってしまうということです。

・自分の力で矯正をするというのはもちろん良いのですか、効果があるかどうかわからないような方法をチャレンジしているよりも、根本的な原因である包皮を切除するという病院での治療の方がやはり即効性や、効果の高さという面では魅力的なのではないでしょうか。