包茎が亀頭の壊死の原因になる?

嫌だー

カントン包茎というのは、真性包茎の状態を改善しようと強引に包皮を剥いたことによって、発症することが多いです。

カントン包茎になるのはなぜ?

強引に剥くことによって亀頭を露出させることができたものの、そこから元通りに戻らなくなってしまう、ということです。

真性包茎がカントン包茎になる理由

そもそも真性包茎というのは、包皮の口の部分が非常に狭くなっていますので、強引に剥いてしまうと亀頭を締め付けてしまいます。その結果、カントン包茎を発症してしまうわけです。

カントン包茎というのは、一度包皮がはまり込むと二度と動かすことができないほど非常にひどく締め付けます。そのように締め付けられるとうっ血してしまうだけでなく壊死してしまったり、細菌がたくさん溜まってしまい不衛生な状態になってしまいます。そのため少しでも早く治療が必要になるのです。壊死してしまうというのは非常に恐ろしいことです。

手術を早くすべき理由

できるだけ早く手術をしなければ、壊死をしてしまい二度と戻れなくなります。壊死というのは血液が行き渡らなくなってしまい、細胞が死んでしまうことです。カントン包茎になって亀頭が締め付けられており、炎症を起こしていたとしても、炎症を起こしていないとしてもカントン包茎になった時点で壊死を防ぐために病院に行きましょう。

真性包茎の症状を何とかして改善したいと思って、無理に剥いてしまった結果がカントン包茎になってしまう人は多いということを忘れないでください。カントン包茎になってしまった場合には自力で治すことはまず不可能です。

カントン包茎がひどくなったら

カントン包茎の症状が進行すると、包皮が水ぶくれのように腫れ上がっていきます。

水ぶくれのようになったら

このような症状は非常に重度の状態ではありますが、必ずしもこの症状が出るとは限りません。一度腫れ上がってしまうと、腫れ上がれば腫れ上がるほど、包皮に締め付けられてしまいますので、症状がどんどん悪化し壊死のリスクも高くなります。

そして触っただけでも、激しい痛みを感じたり、触らなくても痛みを感じるようになりますので、日常生活を送る事は非常に困難になります。もちろん性行為を行ったり、オナニーをするといったことはまず不可能です。そのため自分でなんとかしようとせずに、専門医に相談をしてください。自分でどうにかできることではありませんし、壊死してしまうリスクが高くなるだけです。カントン包茎の治療において使用されるのは亀頭直下埋没法という手術法です。

亀頭直下埋没法と環状切開術

ペニスが勃起した際にどの程度の大きさになるのかに合わせて、必要のない包皮を切除していきます。この方法の場合には、亀頭のすぐ下ですので傷跡がわかりにくい、というのが最大の特徴です。その他にも環状切開術というのも行われます。環状切開術というのは陰茎を最大限に伸ばした状態で、必要のない包皮を環状に切除していきます。

傷跡が目立ちやすくなる

環状切開術という手術方法の場合、実は傷跡は目立ちやすいというデメリットがあります。必要のない包皮を切除したためにピンク色の部分と、少し黒ずんだ部分との境目がはっきりとわかるようになってしまうのです。手術を受けたことがばれてしまう可能性が高いので最近ではあまり行われていません。

できるだけ早く治療を

カントン包茎はすぐに症状がひどくなる事はありません。もちろんよほど包皮の口の部分が狭い場合には短時間で血液が溜まりますし、そして壊死してしまいます。しかし、基本的には時間をかけて少しずつ症状が進行してきます。そのため締め付けられているような感覚があったり、違和感を感じるのであれば早い段階で治療を受けるようにしましょう。

包皮のうっ血がそこまでひどくない状態で手術を受ければ仕上がりも比較的きれいになりやすいですし、何より亀頭が壊死してしまうリスクを最小限に抑えることができます。

まとめ

ここまでの内容のまとめ

・真性というのはそれだけでも症状が非常に重いために治療が必要です。しかし、真性を強引に剥くことによって、カントンになってしまうこともあります。真性はそもそも包皮の入り口部分が非常に狭いために、剥くことが困難です。にも関わらず、その包皮を無理やり剥いているのですから、仮に剥けたとしても包皮が亀頭を激しく締め付けるのは当然です。

・カントンで一度包皮がはまってしまうと、二度と動かすことができないこともあります。激しく締め付けられることによってうっ血してしまったり、壊死することもあります。

・カントンはできるだけ早い段階で手術を受けなければなりませんが、その理由は亀頭が壊死する可能性があるからです。壊死というのは血液が行き渡らなくなってしまうことによって、細胞が死んでしまっている状態です。

・カントンはある意味ペニスを輪ゴムで締め付けているような状態です。そのため真性を無理に剥いてしまいカントンになった場合には、自力で治療することは非常に難しくと言われています。

・カントンの状態が長時間続いていると、次第に水ぶくれのように腫れ上がっていきます。水ぶくれの状態であるということは、極めて症状が重い状態ですが、ここまで腫れるのかどうかは個人差があります。ペニスが腫れれば、それだけ症状はどんどん進行しやすくなります。

・締め付けられている時間が長く、パンパンに腫れ上がっている場合、少し触れただけでも強烈な痛みを感じます。触らなくても痛みを感じるくらいですので、カントンの状態であれば日常生活を送るだけでも一苦労です。

・カントンの場合にはオナニーはもちろん性行為をすること自体も不可能です。自分で何とかしようとせずに専門医にすぐに相談するようにしましょう。ペニスが腫れ上がっているだけでなく包皮もパンパンに張り詰めている状態ですので、安易に手を出してしまうと皮が裂けてしまうのでさらにひどい状態になることがあるのです。

・カントンだからといって症状がすぐにひどくなるなかといえばそんなことありません。少しずつ症状が進行していきますので、早めに治療すれば症状が進行するのを食い止めることももちろんできます。

カントンの状態を長時間放置してしまっていると、壊死した部分は最悪の場合切断しなければならない可能性もあります。クリニックに行くのが恥ずかしいなどと思わずにカントンであるということを十分理解した上で早急に治療を受けてください。