包茎は赤ちゃんに遺伝するの?

積み木で遊ぶ赤ちゃん

父親が包茎だからといって自分が包茎なのは仕方がないことだと思われている方も多いでしょう。包茎になってしまう原因というのは様々ありますが、実際には包茎と遺伝というのはどの程度関係しているものなのでしょうか。

関係性は医学的に証明されていない

包茎と遺伝の関係性というのは医学的には一切証明されていないことです。包茎だからといって子供が包茎になるのかといえばそんなことはありません。

ペニスの大きさは遺伝しやすい

そもそも日本人というのは包茎の割合が多いですので、遺伝するしないに関係なく包茎の人が多いということです。海外においては割礼の儀式が行われますが、日本では割礼も行われないので包茎の状態のまま大人になる人が多いわけです。またペニスのサイズというのは遺伝しやすいことはわかっています。

ペニスが小さいと包茎になりやすい

ペニスが小さいと包茎になりやすいというのはよく知られています。ペニスが小さいことによって包皮が容易に亀頭を覆うことができるからです。ペニスが小さい事で包茎になっている、と言ってももちろん子供はペニスが大きいということもあり得ます。

真性とカントンの遺伝的要素は少ない

仮性包茎のペニスのサイズはとても重要な原因となっていますが、真性包茎とカントン包茎とでは遺伝的要素やサイズというのは一切関係がありません。

思春期の頑張り次第

真性やカントンというのは包皮の入り口部分が狭いために発症しています。これは思春期からしっかりと剥くように心がけていたのかどうかが深く関係しています。真性包茎やカントン包茎の人の共通点としては、中高生の頃にどのくらい包皮を剥く努力をしていたのかがとても深く関係してきます。人によって剥けやすい人もいれば、剥きにくい人もいますが、包茎の症状がひどければひどいほど若いうちにしっかりと剥いていなかった、という可能性が高くなります。

痛みがあっても多少は頑張ってみる

カントン包茎真性包茎のように酷い包茎を発症している場合には、若い頃にどれだけ剥いていたのかが深く関係してくるのですが、大人になってからこのような症状に悩んでいるからといって無理をして剥いてしまってはいけません。若い頃に痛みがあっても多少無理をするというのは分かりますが、大人になってから無理をして剥こうとすると亀頭を傷つけてしまったり、症状がひどくなることもありますので注意してください。