包茎というのは小さい子供であれば、ほぼ100%の割合で発生しています。
1.今と昔は違う包茎事情
1-1.いつか自然と…なんて信じちゃダメ
1-2.清潔なペニスにしないと
2.仮性包茎によるペニスの炎症<
2-1.亀頭包皮炎を繰り返すなら
2-2.無理をしてはだめ
2-3.リンデロンの使用も良いけど
3.大人の包茎には手術が第一
3-1.リンデロンを使うのなら予防を
今と昔は違う包茎事情
子供の包茎が気になって夫に相談をしたけど「昔は自分でなんとかした」「放置していても大丈夫」そのように話を聞いてもらえなかった、方も多いと思います。
いつか自然と…なんて信じちゃダメ
そのような声を信じてそのまま包茎を放置し、大きくなってから困ることになるということが多いです。包茎の問題はお父さんに任せる、というのではなくお母さんもしっかりと包茎に関しての知識を持って考えなければなりません。
やはり理想としては、生まれてすぐにむきむき体操をすることです。子供の包皮を剥くのかというのは、家族の問題ですが昔と今では包茎に対しての考え方が違います。
自然と剥けるだろう、というのではなくしっかりと息子さんの将来的なことも考えてあげて判断しなければなりません。将来、包茎手術を受けなければならなかったり、亀頭包皮炎などを発症して病院に駆け込まなければならなくなる、ということがないようにしなければなりません。
清潔なペニスにしないと
やはりペニスというのは、いつでも清潔な状態に保たなければなりません。幼稚園から小学生などいつでも良いので、包皮が剥けるようにしておくべきです。包皮を剥くのは全く痛みを感じないものではありません。そのためかわいそうだと思うかもしれませんが、息子さんの将来的なことを考えるとやはりオムツを替える段階から、しっかりと包皮を剥くようにしなければなりません。
仮性包茎によるペニスの炎症
仮性包茎によってペニスが清潔な状態に保つことができなければ、亀頭部分に白いカスが溜まってしまったり、細菌が入り込むことで炎症を引き起こします。
亀頭包皮炎を繰り返すなら
こうなると亀頭包皮炎を何度も繰り返すようになりますので、リンデロンなどを使用しなければならなくなります。そのため、まずはしっかりと体操を行ってみましょう。片方の手でペニスの根本を持ち、もう片方の手で包皮を少しずつ下にずらしていきます。
これだけで良いので痛みを感じない程度にしっかりと行うようにしましょう。このむきむき体操というのは、1歳を超えると非常に激しく抵抗するようになります。そのため、できるだけ痛みを感じにくい年齢のうちに行っておくべきです。
無理をしてはだめ
包皮輪が小さく亀頭の先端が見えてこなかったり、包皮が剥きにくい場合には無理をしないようにしてください。焦る必要はないので少しずつ毎日むきむき体操を続けてみてください。そうすることで包皮口が広がって誰でも手軽に剥くことができるようになります。
小さいうちからしっかりとむきむき体操をしていれば、剥けない包茎というのはないのです。ただし、子供が泣くまで続けるようなことをすると、ペニス自体をを触らしてくれなくなったり、むきむき体操を続けることが困難になりますので、無理をしないようにすることだけは忘れないでください。
リンデロンの使用も良いけど
むきむき体操をしやすくするために、リンデロン等のステロイドを処方することもあるのですが、リンデロンは包皮を柔らかくする作用があります。そのため毎日続けてしっかりと包皮が剥けているのであれば、まず手術をする必要はありません。
リンデロンは大人でも真性包茎の治療や包茎改善のために使用されることがありますので、比較的副作用も少ないですが、やはり薬剤ですので多少の副作用あります。そのため一定の年齢になって、真性包茎やカントン包茎になっているのであれば、その場合にはリンデロンなどに頼るのではなく、根本的に治療ができる手術を受けるお勧めです。
大人の包茎には手術が第一
包茎というのはこのように小さい頃であれば、ある程度親や自分で治療をするということも可能です。しかし、一定の年齢を過ぎると、治療をすることが難しくなりますので、できるだけ手術で確実に治療をするというのがおすすめです。
リンデロンを使うのなら予防を
・子供の包茎が気になって夫婦で話し合いをしたものの、そのまま放置していても良い、なにもせずとも良い、そのように安易に考えてしまう人も少なくありません。そのまま包皮に覆われている状態のままで治療をせずにいると、大人になってから困ることになります。
・やはり理想としては生まれて、むきむき体操をしてみてはどうでしょうか。子供の包皮を剥くかは家族の問題なのですので、少しずつ考え方は異なります。
・自然と剥けるだろう、というのではなくしっかりと子供の将来についても考えたうえで判断をしてあげましょう。将来包茎手術を受けなければならなかったり、包皮炎などを発症して何度も病院に行かなければならない、ということがないようにしなければなりません。
・やはりペニスは清潔な状態を維持しなければなりません。幼稚園から小学生などいつでも良いので包皮が剥けるようにしっかりと予防をしなければなりません。包皮を剥くのは全く痛みを感じない、というものではありませんので、無理やり剥くのは可哀想だと思われるかもしれませんが、できるだけ早く包皮を剥くようにしなければならないのです。
・仮性包茎でペニスがきれいな清潔な状態のままで維持することができなければ、亀頭にカスが溜まったり、炎症を引き起こすことが多くなってしまうのです。
・何度も亀頭包皮炎を繰り返している場合には、リンデロンなどを使用しなければなりません。まずはしっかりと体操を行うようにしましょう。片方の手でペニスを支えて、包皮を剥くのです。片方の手でペニスの根本を持ってさらに片方の手で包皮をずらしていきます。
・できるだけ早くむきむき体操を取り入れることによって包茎を効率よく治療することができると言われています。ただし無理をしてしまってはいけません。まだまだ包皮が十分に伸びていない状態では、思い切り伸ばしてしまったり痛みを感じてもまだまだ伸ばしたい、と思ってもそれは非常に危険です。
・小さいうちから少しでもむきむき体操をしておく事で大人になってから包茎に悩むことはありません。大人になってから急にむきむき体操をしてひどくむいてしまうと逆効果になることもあります。そのため出来る限り早い段階でむきむき体操をスタートするということが何よりも重要になるのです。最初は痛みを感じると思いますので、むきむき体操をするのであれば体がしっかりと温まっているお風呂の中などで行うと皮が伸びやすくなります。