包茎手術後の抜糸の痛みはどんな?

色とりどりの糸

包茎手術というのはクリニックによって技術の高さ、医師の経験といったものが大きく異なります。

包茎手術と抜糸

抜糸というのは非常に重要なポイントになります。

抜糸の質が手術の経過を左右する?

抜糸は痛いのかどうか、術後にはどのようになるのかといった様々な不安を抱えている方が多いでしょう。そこで抜糸についていくつかポイントをチェックしておきましょう。まず抜糸に使用する糸は、外科手術に使用されている一般的なものです。

保険適用の治療行う場合には基本的には抜糸する必要のある糸しか使用しません。包茎手術も外科的治療ですので使用する糸は、外科手術において使用するものと同じなのです。

痛みはどのくらいあるの?

では包茎手術における抜糸というのは、痛みはどの程度あるのでしょうか。抜糸における痛みというのは基本的には非常に小さいと考えていいでしょう。抜糸する糸というのは髪の毛やヒゲの1本1本程度の長さがあります。そのため、抜糸によってある程度の痛みを感じるというのは仕方のないことなのです。

しかしそれでも、我慢できないような強い痛みではありません。また何10針も縫っているわけではありませんので、1つずつ取り除いたとしてもそこまで長い時間痛みに耐えなければならないわけではありません。

溶ける糸を使用する

また最近では溶ける糸を使用することが多くなっています。この溶ける糸を使用するのは、包茎専門クリニックなどの高いレベルでの施術を行う場合が多いです。泌尿器科等で行われる包茎手術においては一般的な糸を使用することが多いのです。

抜糸というのは基本的に傷口がある程度落ち着いてから行うものです。つまり抜糸ができる段階であれば、傷が開いてしまうリスクも軽減することができるのです。ただし必ずしも抜糸後に異常が全くないのか、といえばそうとも限りません。というのも個人差があるからです。経過が悪いこともありますし、経過が良い場合もあるのです。

抜糸後の状態はそれぞれ違います

包皮小帯周辺の治りの早さ、というのは特に個人差が大きいと言われています。

治りの早さは包皮小帯がカギ?

包皮小帯の治りが遅い人はジュクジュクとして体液が出ていることがあります。またそれとは真逆で、すっかり完治してしまっている人もいます。これは非常に個人差が大きい部分ですので、体液が出ていたとしてもそれはただ治りが遅れているだけですので安心してください。

抜糸後の性行為

抜糸が終わったとしても1週間程度は性行為は行わないようにしましょう。また温泉やサウナといった公共の浴場などでは雑菌が非常に多いですので、できるだけ控えてください。抜糸をしたとしても針の穴というのはしばらくの間残りますので、そこから雑菌とが侵入してしまうと感染症を引き起こす可能性もあるからです。

なぜ抜糸後にトラブルが起きるの?

ちなみにこのような治りが遅くなってしまう理由として、手術後にクリニックにおいて指示された消毒や包帯の交換といったものを怠ってしまうことが挙げられます。

手術後のケアはとても大切

抜糸をするまでにはしかりと傷口を治しておかなければなりません。そのため、手術が終わってからも丁寧に包帯を交換したり、消毒を欠かさず行うようにしてください。そうすることで、より効率よく包皮をきれいな状態にすることができるはずです。ど

うしても雑菌に触れてしまうと治りが悪くなってしまいますし、いつまでも痛みやかゆみといった症状に悩まされることになります。また糖尿病などの症状がもともとある方というのは、治りが遅くなる傾向にありますので、糖尿病の方は事前に医師に伝えておくようにしてください。面倒に感じるかもしれませんが、少しでも早く、そして抜糸までの治りを早くするために実践してみてください。

包茎手術の後の痛みについてまとめてみた

包茎手術の後にはどのような痛みがあるのかは前述したとおりです。それでは、これまでの内容を一度まとめてみましょう。

包茎手術についてまとめてみた

色々な色の糸
・抜糸は手術におけるとても重要なポイントになります。抜糸の質が手術後の経過に大きく関係してきます。抜糸は痛いのか、手術の後にどのようになるのか、そのような不安を抱えている方も多いと思います。そこで抜糸についてポイントをしっかりと押さえておくようにしましょう。

・保険適用の治療をするのであれば、抜糸をしなければならない糸しか使用することはありません。包茎手術も外科的治療になりますので使用する糸は、外科手術で使用しているのと同じものになります。

・手術における抜糸というのは、どのくらいの痛みがあるものなのでしょうか。抜糸における痛みというのは基本的にはそこまで強くありません。抜糸に使用する糸というのは、髪の毛1本程度の太さです。非常に細いものの、やはり抜糸によってはある程度の痛みを感じてしまうというのは仕方のないことです。

・しかし、我慢することができない強い痛みなどではありません。10針、15針と縫っているのではありません。そのため、1つずつ取り除いた場合でも長い時間痛みに悩まされるようなことはありません。

・また、溶ける糸を使用するのもおすすめです。最近では溶ける糸を使用することが多くなっているのですが、包茎専門クリニックなどのレベルの高い施術を行わなければならないことが多いです。泌尿器科で行われる手術においては、一般的な溶けるタイプではない糸が使用されることが大半です。

・抜糸というのは基本的には傷口がある程度落ち着いてから、つまり抜糸できる段階でなければ傷が開いてしまうリスクを軽減することも可能なのです。ただし必ずしも抜糸後に異常がないのかといえばそんなことはありません。それは個人差があるのです。

・抜糸後の状態はというのはそれぞれ異なるものです。包皮小帯周辺の治りの早さには個人差が非常に大きいと言われています。

・治りの早さには包皮小帯がとても大きく関係しています。包皮小帯の治りが遅い場合には化膿してしまうこともあります。しっかりと完治してしまっている人もいるのです。これは非常に個人差が大きいものですので、体液が出ていたとしても治りが少し遅くなっているだけですので、心配する必要はありません。手軽に試すことができるのでしっかりと覚えておきましょう。