包茎で毛が挟まって痛いなら治療が重要

仮性包茎の方にとっては毛が巻き込まれるというのは、決して珍しいことではありません。

包茎で毛が巻き込まれるのはなぜ？

包茎の方で毛が巻き込まれてしまい、痛みを感じることもあるのでしょうか。

毛が巻き込まれちゃう

勃起をした状態から平常時に戻った時に、毛が包皮に絡まってしまうことがあると思います。絡まるというよりも、包皮が毛を巻き込むと言ったほうがわかりやすいかもしれません。これがたまたまお風呂に入っている時だったり、性行為後にコンドームを外す時だったり、などのタイミングであれば問題ありません。しかし日常生活の中で外出している時などに、勃起してしまい、それが戻る時に毛が巻き込まれてしまうこともあると思います。

毛を引っ張るとどうなる？

この場合、毛を強引に引っ張ってしまうことになりますので、毛根が痛く感じることもあります。毛が包皮から挟まった状態で引っ張られるので、亀頭が痛く感じることもあるでしょう。このような状態だと、毛が亀頭を傷つけてしまうことがあります。強引に毛を抜き取ろうとすると、ひどい場合には出血を起こすこともあるようです。

また自分で包茎を矯正しようとしてしまい、無理に包皮を剥いてゴム等で固定しようとする方がいるのですが、このような場合にもゴムが毛を巻き込んでしまうことが多いようです。

真性包茎やカントン包茎の場合は？

真性包茎やカントン包茎の場合には、このような毛の巻き込みというのはほとんど起こりません。というのも真性包茎の場合には亀頭を露出させることができません。つまり一度も包皮を剥くことができなければ戻すこともできないのです。そのため毛が巻き込む隙間もありませんので、毛が巻き込まれて痛みを感じるという事はないでしょう。

カントン包茎においてもそれは同じことです。カントン包茎の場合には包皮を一度剥いてそれが元に戻らなくなり、亀頭を締め付けている状態です。つまり包皮が元に戻っているわけではないので毛が挟まって痛みを感じる事はほとんどありません。つまり包皮に毛が挟まってしまい、痛みを感じたりするというのは、仮性包茎の場合のみだと考えてよいでしょう。

仮性包茎で痛みがあるなら

仮性包茎の場合、毛に巻き込まれることによる痛みというのは、個人差がありますが激しい痛みを感じることもあります。

毛を剃るのもありだけど

場合によっては手術を受けるというのも、毛が巻き込まれることによる痛みを緩和する方法の選択肢となります。また他の選択肢としては、毛を剃ってしまうというのも痛みを感じずに済むためにオススメです。

しかし、毛を剃るというのは海外でもないので、やはり日本においては目立ってしまいます。温泉などに行った時に陰毛がない人というのはあまり見かけませんよね。陰毛を処理するというのは、まだまだ日本の文化には根付いていませんので少し目立ちすぎてしまいます。

仮性包茎の手術を

毛が挟まって痛みを感じているのであれば、良い機会ですので思い切って仮性包茎を治療してみるというのも良いかもしれません。仮性包茎というのは手術の必要性は無い、と思われている方も多いと思います。真性包茎やカントン包茎と比べると手術の必要性は低いです。

しかし、毛が挟まってしまっていたり、剥くのに痛みを感じたり、洗浄するのが煩わしいというような場合には思い切って手術をした方が衛生的にもオススメです。

クリニック選びは慎重に

毛が巻き込まれることによる痛みを軽減するために手術を受けるというのはおすすめですが、仮性包茎だからといって安易にクリニックを選んでしまってはいけません。仮性包茎とはいえど安心して治療をしてもらえるのか、というのはとても重要です。そのため実績の高いクリニックを選ぶようにしてください。そうしなければ失敗をしてしまったり、後々になって後悔することが多くなると思います。

毛の挟まりと治療についてまとめてみた

・包茎の方で毛が巻き込まれてしまうと痛みを感じることもあります。勃起をした状態で一時的に包皮が剥けた時に毛が亀頭にくっつくなどして、再び包皮に覆われた時に巻き込まれてしまうのです。

・毛を巻き込んでいる場合には、毛を強引に引っ張ってしまうことになりますので、毛根が痛く感じることもあるでしょう。毛が包皮から挟まった状態で引っ張られるので、亀頭が痛く感じることもあるでしょう。このような状態だと、毛が亀頭を傷つけてしまうことがあります。強引に毛を抜き取ろうとすると、ひどい場合には出血を起こすこともあるようです。

・自分で包茎を矯正しようとしたことで、包皮を無理やり剥いてゴムで固定しようとする人もいるのですが、これではゴムが毛を巻き込み痛みを感じてしまうことが多いです。

・真性やカントンの場合には、こういった毛の巻き込みはほとんど起こることがありません。というのも真性の場合には亀頭を露出させることは不可能です。一度も包皮を剥けず、戻すこともできないわけです。そのため毛が巻き込まれる隙間もないので痛みを感じることはまずありません。

・カントンの場合には包皮を一度剥いて、もとに戻らなくなってしまい亀頭を締め付けている状態なのです。つまり包皮が元に戻っているのではないので、毛が挟まって強い痛みを感じることはわけではありません。つまり、毛が挟まって痛いのは仮性の場合のみなのです。

・場合によっては手術を受けるというのも良いかもしれません。手術以外の選択肢としては、毛を剃ってしまう、というのもおすすめです。しかし、毛を剃るというのは日本人には馴染みがあまりないため、温泉などではかなり目立ってしまいます。

・手術を受けるのであれば、クリニック選びは慎重に行いましょう。毛が巻き込まれることによる痛みを軽減したいからといって、安易にクリニックを選んでしまってはいけません。

・仮性とはいっても安心をして治療をしてもらうことができるのかどうかはとても重要なポイントになります。そのため実績の高いクリニックを選ぶようにすると、より良い手術を受けることができ、失敗するリスクも最小限に抑えることができるでしょう。毛が巻き込まれるのを防ぐために手術を受けたのに、失敗して人前で裸になることもできないというのでは意味がありませんよ。