包茎検査が必要なわけとは?

病院へ

自分が包茎なのか、それとも包茎ではないのかというのはなかなか判断できないことがあります。

あなたはどのタイプの包茎?

包茎かどうか疑問に思っているのであれば、まずは専門クリニックで包茎検査を受けてみましょう。包茎というのは男性のペニスの先端部分が包皮に覆われている状態になります。一般的にこの状態というのは汚れやすく、衛生状態が悪くなりますので悪臭の原因になってしまうことがあります。

包皮に亀頭が覆われている場合でも何種類かあります。亀頭が全く露出できない真性、亀頭を露出することができても、亀頭を包皮が締め付けているカントン、包皮を手で簡単に剥くことができる仮性との3つです。

まずは種類の特定

包茎検査においては、まずは真性、カントン、仮性のどのタイプなのかを確認します。基本的には視診、触診によって検査が行われます。

真性やカントンの場合には性交だけでなく日常生活に支障をきたすことになりますので手術を勧められると思います。仮性であれば緊急性はありませんので、早急に手術、ということにはならないでしょう。

手術前の性病検査

包茎検査によって手術を受ける必要性があり、手術を受けることになれば、性病に感染していないかの検査がまず行われます。もしも性病を発症している場合には、まず性病を治療してから手術が行われることになります。

医師に相談する前に家族に話すべき?

医師に相談する前に、一度家族に相談をしてみようかな・・・そのように思われる方もいるかもしれません。

家族に相談しても良いものなの?

包茎検査を受けるべきかを家族に相談したい、と思うのであれば、相談すべき相手を確認しましょう。まず未成年であれば父親に相談してください。

母親よりも、父親の方がこのようなペニスの悩みに対しては親身になってくれます。母親に相談すると話が大きくなったり、恥ずかしい思いをしなければならないこともあります。

妻子持ちなら妻に相談?

妻子持ちで家族に相談したいのであれば、妻にしか相談することはできないでしょう。妻であれば夫だけでなく夫婦の問題としてしっかりと話しを聞いてくれると思います。

家族に協力してもらう

仮性の場合、肥満が原因で包茎になっていることもあります。その場合にはダイエットをしなければならないので、妻や母親に食事制限などのサポートをしてもらうのも良いでしょう。

包茎検査で手術が必要なら

現在、包茎の症状を完全に治療するためには手術以外の方法はありません。仮性であれば自力で治療することも可能ですが、カントンや真性となると自力での治療は難しいでしょう。

仮性であればペニスを常にむいておけばむき癖をつける治療ができますので、痛みを感じないのであればむき癖をつけるようにしてみてください。

年齢に関係なく治療すべき

もう若くもないし、今更包茎手術なんて必要ないだろう。そのように思われる方もいるでしょう。しかし、年齢を重ねると加齢臭がひどくなります。加齢臭がひどくなると同時に、ペニスの臭いも強烈になってしまいます。

40代以降になると加齢臭とペニスの臭いがひどくなりますので、放置していると家族も我慢ができないくらいにひどい臭いを発するようになります。加齢臭やペニスの臭いというのは、本人はすぐに臭いに慣れてしまうので、臭いを発していてもその臭いに気付けないものです。そのため、家族に臭いがひどくないかを確認しておくのも良いでしょう。

そのうえで包茎検査を受けて手術が必要だと判断されたのであれば、思い切って手術に踏み切るようにしましょう。包茎は自分だけでなく周囲の人にも迷惑をかけてしまうことがある、ということを忘れないようにしてください。