包茎の中でも、仮性は後天的なもの?

伸びるで~

日本人の男性の7割から8割はホウケイだそうです。そしてその中でも、9割以上が「仮性である」ということ。そう、実は仮性の人ってすごく多いんですよね。

確かに最初はみんな真性です。そして成長に従って亀頭が出るようになり、亀頭やペニス自体の成長にともなって常に亀頭が露出する、という状態になるはずなんですが!なぜそううまくいかないのでしょう。

仮性になってしまう原因1

ホウケイの中でも仮性になる原因の中には、実は後天的なものが多い、という噂があります。その中でも3つほどピックアップします。あなたはやっていませんか?

原因の1つ目に、自慰行為、オナニーが挙げられます。「えっ、やったらダメなの?」って、そんなことはありませんよ。一切ダメ、なんて言われたらどうしたらいいのか困っちゃいますもんね。これは特に10代から20代の、ペニスの成長が見込まれる年齢層に当てはまります。

この時期にオナニーをし過ぎると、本来はペニスを成長させるために使われるはずのホルモンが、性欲の解消に転換されてしまいます。その結果、ペニスの成長がストップしてしまう、または遅くなってしまう、というもの。

ペニスが成長しなければ、皮は余ってしまいます。よって、永遠に仮性のまま、ということになっちゃうんですね。ただ、これはひたすら我慢すればいいのか、というとそうでもなく。今度はストレスでホルモンバランスが崩れちゃうので、やっぱり良くない結果がでるんです。やりすぎないように、というのが一番ぴったりくる言葉かもしれません。

仮性になってしまう原因2

2つ目はやっぱり自慰行為によるものなんですが、実際に皮が伸びちゃうということなんです。特に皮オナニーなどをやっていると、どうしても包皮が引き伸ばされてしまう訳ですね。包皮はズバリ、伸びます。これは割礼された人がナチュラルペニスに戻したい、と言えば、少しずつ皮を伸ばすことによって被るようにする、という方法が実際にあるからです。

この皮を伸ばすのはお風呂がおすすめです。お風呂とはいっても水風呂ではいけません。温かいお風呂に浸かっている時がおすすめです。お風呂入るとわかりますが、お風呂の中で皮がふにゃふにゃになりますよね。それだけお風呂というのは皮を伸ばす効果があるんです。お風呂で包皮を伸ばすように心がけることで効果的に包皮を伸ばせます。

お風呂なら毎日入りますし、風呂の中であれば痛みも感じにくいのでおすすめです。なによりお金もかからずお風呂で自分で治療できるのはメリットが大きいでしょう。
ただ、お風呂での治療は絶対に効果が出るわけではありません。風呂の中、もしくはお風呂場でホウケイを治療するのであれば、お風呂での治療は長い時間がかかるということを忘れないでください。風呂での治療は手軽なだけに風呂で毎日治療をしたからといってすぐに改善できるわけではないのです。お風呂での治療ではそのことを忘れないでください。

包皮が伸びる、というのは真性やカントンを解消するための方法について説明した時にも詳しく書きましたので、チェックしてみてください。
自力で治す方法とは
自力での治し方

仮性になってしまう原因3

そして3つ目。これは常に皮を被ったまま放置している、ということ。よく、セックスをすると仮性が治る、なんていうことが言われています。これはペニスが成長する時期に亀頭をしっかり鍛えることにより、その成長が見込まれる、ということのようです。

ということはつまり、普段から亀頭に刺激を与えるようにしておけば成長が見込まれるのでは、ということなんですね。これは大人になってからもむきグセをつけようというのと同じだと思います。仮性を治すためには、むいておく時間を長くすること。パンツの中でもむいた状態を長くキープできるように、フィットするタイプのパンツをはいた方がいい、というようなことも過去に書きましたね。
ホウケイとパンツの深い関係

当てはまったら、要生活改善

もし今これを読んでいるあなたがまだ20代前半ならば、亀頭の成長が見込めるかもしれません。今からでも遅くないので、頑張って亀頭を鍛えるようにしましょう。そうではない場合は、できる限りむきグセをつけられるように工夫してみてください。それだけでも、仮性を放置している人に比べれば解消する率が高くなります。

色々な方法がありますが、前述したようにお風呂でのトレーニングがおすすめです。お風呂で身体がポカポカ、包皮もフニャフニャになっている状態であれば、お風呂で包皮を伸ばすことができます。お風呂に入って身体が温まったら、包皮を横方向に伸ばしてください。注意しなければならないのはお風呂だからと縦方向に伸ばしてはいけないということです。お風呂で縦方向に包皮を伸ばしてしまうと包皮が亀頭を多いやすくなります。お風呂でのトレーニングでは横に広げるのがポイントです。

お風呂でトレーニングして逆に包皮に覆われやすくなってしまっては意味がありませんよ。お風呂でトレーニングするのであれば覚えておいてください。

仮性は後天的な原因で作られることもある、理解していただけたでしょうか。これに当てはまるようなことをやっているのなら、お風呂で治療したり今すぐストップ!生活改善を心がけてくださいね。自力で治す、というのもアリアリではありますが、うまくいかない、このままだとやっぱり気になる、という場合にはとりあえずクリニックに相談してみてください。

包茎手術を受けたがる人が多いのはなぜ?

日本では、ホウケイというのは恥ずかしいことで、かっこ悪いことだというイメージを抱いている方も多いです。恥ずかしいからかっこ悪いと思っている方も多いので、手術をしてでも矯正すべきだという風潮があるのです。実は、日本人男性の半数以上は仮性であるということが分かっています。

仮性包茎って本当にやばいの?

平常時は包皮に覆われていても、手を使うことで問題なく包皮を剥くことができ亀頭を露出できます。勃起時には包皮口の締め付けによる痛みの少ない状態を維持できるくらいの仮性であれば、日常生活、性生活においてもそこまで大きな支障はありません。手術を受けてまで矯正をする必要ないといえるのではないでしょうか。

しかし、そのような仮性の人でも、手術を受ける人は非常に多いのです。ではどうして矯正しなくても良いはずの仮性包茎を手術によって改善しようとするのでしょうか。

その理由は、機能性の問題ではなく、見た目的な恥ずかしさが大きく影響しているようです。市販の矯正器具を使用した矯正とは異なり、手術による仮性の矯正というのはそれなりのリスク、費用負担が非常に大きくなるというのも事実です。そこで、今まさに手術によって仮性の矯正をすべきか、せずにいるべきか悩んでいる方にいくつか覚えておいてほしいポイントがあります。

仮性手術の費用って?

手術の費用
矯正器具というのはお風呂とは違い、お金がかかります。数千円のものから1万円程度のものまで、手軽に購入できるものが多いです。しかし手術となると軽度の仮性であったとしても費用は非常に高額なものになります。もちろん、手術による矯正というのは、確実性という面においては市販の矯正器具とは比較できないくらいになりますが、平均的な仮性手術の料金というのは10万円から20万円前後に設定されることが多いです。

また、基本的に仮性手術というのは保険適用外になりますので、手術にかかる費用というのは全額自己負担になります。ただし、手術の費用自体は良心的なものであっても、実際に病院でカウンセリングを受けると他のオプションを半ば強引に勧められてしまい、50万円以上の高額な費用を請求するような悪徳クリニックもありますので、注意してください。

仮性手術の種類はなにがあるの?

仮性の手術としては、亀頭直下埋没法、複合曲線作図法といった手術法が選択されることが多いです。矯正器具とは異なり病院での治療というのは包皮にメスを入れる外科的手術が行われます。そのため、確実性はありますが、手術跡が残ります。

仮性によるコンプレックスを解消するために手術を受けたにも関わらず、術後の傷跡に悩まされてしまうことになることもあります。そこで亀頭直下埋没法がおすすめです。これはカリの部分で縫合するので、傷跡が目立ちません。自然に剥けた感じに仕上がりますので安心です。

また、この手術というのは比較的高度な技術を必要としていますので、どのような医師でも手術できるわけではありません。未熟な医師がこの治療法を行うと、傷跡が目立ってしまったり、仕上がりが最悪な状態になってしまうことがありますので、実績技術ともにしっかりとある医師に手術をしてもらうようにしてください。

このように仮性の手術においては仕上がりがよりきれいになるものもあれば、仕上がりの状態が悪くなるものもあります。そのため、手術を受けるのであれば、カウンセリングなどを通して手術の方法や、その仕上がりの良し悪しについても入念にチェックしておくようにしましょう。カウンセリングをおろそかにしてしまうと手術後の仕上がりが悪くなってしまいますので十分に注意してください。

誰もが最初はホウケイなのに

誰もが最初はホウケイです。それがホウケイなのかどうかに分かれるのはどうしてなのか、わかって頂けたでしょうか。それではこれまでの内容を簡単にまとめていきたいと思います。

包茎になる習慣

毎日のお風呂
・誰もが最初は真性ですが、成長によって亀頭が露出するのが普通です。にもかかわらず亀頭が露出しないままで成長してしまう人が多いのです。

仮性になってしまう原因は、後天的なものが多いと言われています。

・仮性になってしまう原因として、自慰行為のやり方が関係しているといわれています。つまりオナニーの方法です。もちろんオナニーをしてはいけない、というわけではありませんが、ペニスの成長に最も深く関係する10代から20代の頃にオナニーをしすぎてしまうと、ペニスを成長させるために使用するはずのホルモンが、性欲の解消に転換されます。そしてペニスが成長しにくくなると言われています。

・ペニスが十分に成長しなければ包皮が余ってしまいます。包皮が余ってしまえば仮性ということになります。もちろんオナニーをしないというわけではありませんが、できるだけ過度なオナニーは控えるようにしましょう。

・オナニーのやり方として皮オナニーと呼ばれるものがあります。皮オナニーというのはその名の通り、包皮をつまんでオナニーをするということです。包皮を引っ張るような状態になりますので、何度も何度も皮を伸ばす、という行為を繰り返していれば、自然と包皮が伸びてしまい包皮が余ってしまいます。

・包皮が亀頭を覆っているにもかかわらず、その状態のままで放置してしまう、というのは良くありません。セックスをすることで仮性が治るいう噂もありますが、これは強引にでも包皮を剥いているからです。仮性であるにもかかわらずその状態を放置していると、ホウケイが改善される事はありません。

・また剥き癖をつけないというのはよくありません。お風呂に入っている時などに包皮を剥くことができるのであれば、必ず包皮を剥いて洗浄するようにしましょう。包皮とはいっても皮ですので何度も力を加えれば必ず癖がつくものです。もちろん時間はかかりますが毎日洗浄するようにすることで、剥き癖がついて、亀頭が露出されやすくなります

・お風呂で剥き癖を付けることはお金もかかりません。お風呂ならとっても手軽です。お風呂で治療できるのであれば、誰もがチャレンジできます。お風呂でホウケイを治療する場合には、長い時間がかかりますし、お風呂で必ず治療出来るわけでもありません。

・真性の場合には、亀頭を露出させようとしても簡単に露出することができません。そのような場合には、お風呂で洗浄したいからといって無理矢理剥くことがないようにしましょう。お風呂で自分で治療をしようとして、お風呂で強引に剥いてしまうと、場合によってはお風呂で出血することもあります。