包茎手術の痛みは?痛くない方法は?

包茎手術による痛みというのは、一番多い質問でもあり、手術をする時にはどうしても不安に感じてしまう部分だと思います。

包茎手術は本当に痛いの?

包茎手術というのは痛みを強く感じることもありますし、感じないこともあります。種類もそれぞれ異なりますし、そもそも手術を受ける人それぞれ痛みの感じ方が違うのです。

切っているからには痛みはある

個人差はありますが、包皮を切っているのですから痛みを感じるのは当然です。ここで問題になるのは痛みの度合いです。手術の内容は個人差によって異なりますが、手術を受けてからしばらくの間は痛みもしくは違和感といったものが続くことが多いです。

切らない手術もある

切らない手術というものも存在しています。切らない手術というのはその名の通り、メスを使用することになく包皮を切除せずに包茎を治療することです。ヒアルロン酸やバイオアルカミドといった人体において害のない物質を、亀頭に対して注射する方法になります。

切らずに包茎が治るわけ

切らずに包茎が治るのはどうしてなのかといえば、ヒアルロン酸などを亀頭に注入することによって、亀頭を大きくすることができます。亀頭が大きくなれば包皮に覆われにくくなるので自然と包茎が改善されるのです。

ノンカット法って?

ノンカット法と呼ばれる治療法もあります。ノンカット法というのはどのような治療方法なのでしょうか。

医療用の糸を使った方法

医療用の糸を使用することによって包皮が剥けた状態のままで固定します。仕上がりの状態は非常によく、傷跡も残らずにしっかりと包皮が剥けた状態になります。しかし上手に包皮が剥けた状態で癖をつけることが出来なければ一切効果を得ることはできません。

切らない手術はどこで受けるの?

切らない手術は包茎治療を行っている美容クリニックであれば受けることができます。全てのクリニックにおいて切らない手術が行われているのかといえばそうではありませんが、ほとんどのクリニックで行われています。痛みを感じることなく効率よく治療を行うことができますのでとても人気がありますが、前述したように効果が高いものではありません。

痛さを取るか痛くないのを取るか

包茎手術には様々な種類がありますし、それぞれに痛みの度合いは異なります。痛みを感じるのがどうしても嫌なのであれば痛みを感じにくい治療方法を選ぶのも良いですし、少しでも確実に、包茎を治療したいと思うのであれば多少痛みがあっても切除する手術を受けるというのが良いかもしれません。

包茎手術を受ける時のクリニック選び

手術の手
包茎手術を受ける時にはまずは最初にクリニック選びをする必要があります。そこで注目すべきは、そのクリニックのアフターケアです。

どんなアフターケアをしているか

そのクリニックがどのようなアフターケアを行っているのか確認しておく必要があります。包茎手術の後に包帯をまかなければなりません。手術を受けたとはいっても包皮をそのままの状態にしておくというのはやはり危険が大きいです。自宅に帰るまでの間に、ズボンやパンツに擦れることで大量出血をしてしまうこともあります。そのため患部を守る意味も含め亀頭をしっかりと包帯で固定しなければなりません。包帯で固定をするのかどうかというのは極めて重要なポイントになります。

見た目の問題

目視で確認した上で異常がないかを十分にチェックしてもらわなければなりません。ペニスに包帯を巻いた状態なので股間が膨らんでいるのではないかと思ってしまうかもしれませんが、非常に薄い包帯ですので大きく膨らむほどたくさん巻くわけではありません。見た瞬間に違和感を感じるほどの異常が出ることはないでしょう。また腫れによって歩きにくいといったこともないはずです。

また万が一腫れが出た時のために痛み止めを処方してもらえるかどうかも重要です。手術翌日に用事や仕事に出なければならないという方も多いと思いますが、そのような場合にはやはり痛みが心配になると思います。クリニックに痛み止めを処方してもらえるかどうかを必ず確認しておきましょう。その分費用が高額になることはありますが、痛みは短期間で引くので安心してください。

抜糸のタイミングは?

抜糸は基本的に手術の後10日から2週間程度で行われます。ナイロン糸の場合は抜糸をしなければなりませんが、吸収糸を使用するのであれば抜糸をする必要はありません。近年では体に吸収される糸を使用することも多くなっているので、アフターケアの必要性自体がなくなりつつあります。

麻酔かかる費用ですが、手術費用に含まれているというのが基本になります。そのため特別に後から麻酔料金を請求されるようなことはまずありません。また何かしらの異常が出たり不安がある場合にはすぐに相談できるクリニックでなければなりません。手術が終わったらその後は一切ノータッチというようなクリニックには、十分に注意をしてください。

包茎手術の痛みは医師次第?

包茎手術の痛みというのは、やはり誰もが不安に感じるものです。できるだけ痛みを小さくしたい、痛みを感じることなく手術を受けるにはどうすれば良いのか迷いますよね。

痛みは医師次第

包茎手術は手術の方法によって切除する部位や範囲は全く違います。そして、医師の腕によっても大きく違いが出るのです。皮にメスを入れて縫合させますので、切断部分がどれだけきれいになるのか、スムーズに切除できるのかなど重要となるポイントが様々あります。

もしも執刀医の腕が悪ければ痛みが強く出るのはもちろん、手術跡も残ってしまう可能性が非常に高くなってしまいます。このようなリスクもありますので、少しでも評判の良い医師を選ぶというのが重要になるのです。

もちろん、少しでも実績の豊富な病院を選ぶことによって、手術が失敗に終わってしまうリスクを大幅に軽減できます。医療行為の良し悪しというのは、やはり経験が非常に大きな部分を占めています。

例えば注射一つでもそうです。一日に何人の患者さんに注射を打っているのかによって、看護師の注射の技術というのは全く違ってきます。つまり、包茎手術においても、どれだけ包茎手術を行っているのかによって、医師の技術のレベルもまた違ってくるのです。1日何百人も注射をしている看護師は、町の病院で週に数回献血する程度の看護師よりも注射は上手です。それと同じで、包茎手術においても1年に少しでも多くの包茎手術を行っている医師の方が、きれいな仕上がりにしてくれるはずです。

手術後の痛みはどうしてもある

手術後にはどうしても痛みを感じることがあります。勃起をすれば当然痛いものです。勃起状態においては、ペニスが増大するので包皮も伸びます。手術の直後に勃起をすると痛みを感じてしまいます。通常時に一切痛みを感じないとしても、勃起時には突っ張り感や痛みを感じることはあるかもしれません。

やはり痛みを一切感じないようにするには勃起をしないことです。しかし、勃起を一切しないようにすることは難しいですし、そもそも勃起は生理現象であり自分ではなかなかコントロールできないものです。包茎手術直後に勃起をしてしまうような場合には、多少の痛みは覚悟しておくようにしなければなりません。

包茎手術は痛みがない、というのはあくまでも手術中です。麻酔をしていますので、痛みは最小限に抑えることができますが、だからといって手術後にも痛みを全く感じないのかといえばそうではない、ということを十分に理解しておいてください。