手術を受けたいと思っても、やはり術後に自分のペニスがどのようになるのか、不安を抱かれる方も多いでしょう。では、どのような影響が出るものなのでしょうか。
1.治療と術後の影響
1-1.早漏になりにくい
1-2.セックスが上手くなる
1-3.手術による悪影響
2.パートナーにいつ話す?
2-1.パートナーの性格次第
2-2.内緒にすることのデメリット
3.内緒にするのはダメ!
3-1.包茎手術によるセックスへの影響
4.包茎手術を受けること
4-1.包茎手術後による体の変化
5.包茎手術後の内出血には要注意
5-1.術後に無理をしてしまうこと
5-2.少量なら問題なし
5-3.出血が表に出ている場合には
6.手術後によくあるトラブルって?
6-1.トラブルで多いのは見た目の失敗
6-2.機能面における失敗例
6-3.失敗しないクリニック選びのコツ
治療と術後の影響
包茎治療を受けることでまず気になることといえば、やはり術後のセックスです。術後には快感の度合いというのはやはり変わってしまうものなのでしょうか。包茎治療することによる術後のセックスライフの術後の変化について考えてみましょう。
早漏になりにくい
包茎の術後にセックスをするとイキにくくなるといわれることがあります。包茎手術を受けることで術後にそれまでずっと包皮に覆われていた亀頭が下着に擦れるなどして亀頭が鈍感になります。それまで包皮に覆われていたことで外部からの刺激に慣れていなかったペニスは、術後の性行為においてちょっと刺激を受けただけでも射精してしまう、ということが多いです。しかし、外部からの刺激に慣れることで、次第に亀頭は刺激に対して強くなり、性行為においてイキにくくなるのです。
セックスが上手くなる
これは包茎手術後の良い変化であるともいえるのですが、セックスが上手くなるというこがあります。それまでは早漏でとにかく射精を我慢するので必死の状態だったとしても、射精しにくくなったり、コントロールできるようになるといわれています。
手術による悪影響
包茎手術では、包皮を切り取る手術もあれば、メスを使用せずに治療をする方法とがあります。基本的にはメスを使用しない施術というのは軽度の症状に向いている治療法ですので、多くの場合は手術を行うようになります。術後、亀頭のすぐ近くに傷跡を残したくないのであれば、根元部分を切り取る方法もあります。
手術自体は比較的時間が短くすみますが、それからの術後のアフターケアを怠ってしまうと、トラブルが発生してしまうリスクも高くなりますので注意しなければなりません。術後の性行為に関していえば、メスを使用しない場合には術後2週間、メスを使用した場合であれば術後3週間経過するまでは我慢をするようにしなければなりません。これは術後のパートナーとの性交渉だけに限ったことでなく、自慰行為を行う時にも同じです。しかし、術後の状態の回復には個人差というものがあるので、1ヶ月程度は様子を見なければなりません。
スポーツも性交渉と同じくらいの期間をあけておくと安心です。つまり、1ヶ月程度はあけるようにしてください。激しい動きによって傷口が再び開いてしまうリスクを回避するためには欠かせません。激しいスポーツによって汗をかいてしまうと、傷口に汗や汚れが付着してしまい、炎症をおこしやすくなります。激しいスポーツはさけるようにして、性器を圧迫したり摩擦を与えてしまうことがないようにしてください。
また、手術当日から術後3日間程度は傷口を濡らさないように十分に注意してください。腕や足元、顔や頭部といった傷口にかからない部分であればシャワーを浴びることができます。しかし、湯船に浸かるような場合には1週間過ぎてから可能になります。また、飲酒ですが、飲酒をすると血液の流れが激しくなるので、術後3日は飲酒は控えるようにしましょう。
2週間程度経過すれば、包帯を取り外すことができますが消毒は行う場合があります。術後3週間が経過すれば基本的には抜糸が終了して普通通りの生活を送ることができるようになります。
こういったセックスの上達にパートナーが不信感を抱いてしまったり、浮気を疑われることもあります。性行為の前に自慰行為をしてから挑んでいた、という方も多いかもしれませんが、術後にはそのようなことをしなくても良くなるはずです。どちらにしても、手術を受けることで様々な影響が体に出るといわれていますので、パートナーには伝えておくべきです。
パートナーにいつ話す?
手術を受けたことというのは、パートナーがいる場合にはどのタイミングで話すべきなのでしょうか。女性というのはペニスを見ただけでホウケイだと分かる人は多くありません。そのため、ただ早漏だとか、ただ臭いがきついと思われている可能性もあるのです。
では、手術を思い立った場合、いつパートナーに話せば良いのでしょうか。この伝えるタイミングというのはとても重要なポイントになります。
パートナーの性格次第
女性の性格をしっかりと考えたうえで話すべきかどうかを決めるようにしましょう。女性によっては手術をしてくれたのは自分に対する愛情であると感じることもあるようです。そう思ってくれる女性であれば術後でなく術前に言うのも良いでしょう。
しかし、中には他の女性と体の関係を楽しみたいからそのような手術を受けたのだと思い込んでしまう女性もいますので注意しなければなりません。そのようなタイプの女性に対しても、術後でなく術前に相談を含めて話し合うようにしましょう。
内緒にすることのデメリット
術後は前述した通りにセックスにおいてイキにくくなりますし、射精までに時間がかかるようになったり、その結果性行為自体がうまくなることもあります。そのため、内緒にしていると突然性行為におけるテクニックがアップするので浮気を疑われるかもしれません。
内緒にするのはダメ!
やはり、治療を受けることによって術後は男としての自信をしっかりと取り戻すことができますし、術後の性行為においてのメリットが大きいです。しかし、治療のことを術後になっても言わずにいると、パートナーからするとまるで隠していたように感じてしまうでしょう。それは術後にパートナーとの幸せなセックスライフを思い描いていた方にとっては大問題になります。そのため、必ず術前、もしくは術後にはパートナーに対して治療を受けたことを伝えるようにしてください。
包茎手術によるセックスへの影響
包茎だと感じにくくなるなどをはじめ、セックスに色々な影響が出るようになります。それでは、どのような要因が作用しているのでしょうか。包茎とセックスとの関係性を理解しておかなければ、思わぬことでパートナーを傷つけてしまうこともあります。愛情を確認し合うだけがセックスではなく、男性も女性も快感を得ることができるセックスの方が良いと思いませんか。セックスの不満は2人の関係を悪化させてしまうことがあります。
包茎であることを気にしていない方は、実はパートナーを酷く傷つけてしまっているかもしれません。包茎であるということは、包皮が亀頭を覆っているので、コンドームを重ねているようなものですので、感じにくくなることがあります。セックスの挿入時の快感は亀頭や陰茎からの刺激によって感じています。しかし包茎の場合には余計な包皮が刺激を軽減してしまい、気持ち良いと感じられにくくなってしまいます。
亀頭というのはそもそも陰茎内にある海綿体と呼ばれる組織の上に被さっている皮と同じような働きをしています。さらにその上に包皮が被さっていると、快感を得にくいというのも当然です。勃起時に亀頭が露出できていない包茎というのは、セックスにおける快感が得られにくいのです。
さらに、亀頭が包皮に覆われてしまっていると亀頭の成長が阻害されてしまい、先細りの形状のペニスになってしまいます。そうなると、亀頭と陰茎との間にカリというくびれの部分もなくなるので、セックス時において女性に快感を与えにくくなってしまいます。しかし手術を受ければこれらが改善されますので、セックスをしていてもパートナーはすぐ勘付きます。そのため、隠したりしないようにしましょう。
包茎手術を受けること
包茎手術を受けることによる体への影響などについては分かって頂けたでしょうか。それでは、これまでの内容を簡単にまとめてみたいと思います。
包茎手術後による体の変化
・包茎を治療する場合には、その大半が包皮を切除する、というものです。治療を受けることで気になることは、治療後のセックスです。治療を受けることによってセックスにおける感度の違いというのはどの程度変化するものなのか疑問に思われている方も多いでしょう。
・包茎治療を受けた後にセックスをすることによって、感度に変化が起き、イキにくくなるということもあります。手術を受けることによって包皮に覆われていた亀頭が外部からの刺激に弱いために、ほんの少しの刺激を受けただけでも射精してしまうのです。
・包茎治療受けたことによる術後の影響というのは、必ずしも悪いものばかりではありません。これはまれにですが、術後にセックスが上手になることがあります。早漏でとにかく射精を我慢することで精一杯だった状態でも、包茎治療を受けて、術後に射精しにくくなったりある程度コントロールができるになるのです。
・包茎手術においては包皮を切り取るタイプのものと、メスを使用せずに治療する方法があります。メスを使用しない手術は軽度の包茎に対して行われます。
・手術の場合には亀頭のすぐ下を切除することもありますし根本部分を切り取ることもあります。手術自体は非常に短時間ですがだからといってケアを十分に行わなければ術後傷跡が残ってしまったりトラブルが発生することもありますので十分に注意しましょう。
・包茎手術を受けた後の性行為はメスを使用しなければ2週間、メスを使用した場合には3週間程度は待つようにしてください。これは性交渉だけではなく自慰行為においても同じです。回復には個人差がありますので一ヶ月程度は様子を見るようにすると安心です。
・性交渉だけではなくスポーツに関しても同じです。一ヶ月程度は激しいスポーツを行わないようにしましょう。激しいスポーツをすることで汗をかくと傷口に汚れや汗が付着し炎症起こすリスクが高くなります。手術当日から三日間は傷口はできるだけ濡らさないように注意してください。シャワーであれば良いですが湯船につかるのは一週間が経過してからが基本です。練習すると血液の流れが激しくなりますので、手術の後三日間は練習はできるだけ控えるようにしてください。このように術後はケアをしていればOKです。
・包茎手術から三日間程度は傷口を濡らさないように注意しなければなりません。もちろん患部から遠い腕や足、顔といった部分であればシャワーなら入ることができます。
・濡らさないことが前提ですので湯船につかるような事は絶対にしないでください。湯船に浸かることによって傷口に雑菌が侵入しやすくなったり、血行が良くなりすぎることによって出血を引き起こすこともあります。
・湯船につかるのと同じような理由で、術後は飲酒も控えるべきです。飲酒をすることで血液の流れが良くなり、出血のリスクが高くなりますので術後三日間は禁酒をするようにしてください。
・術後2週間程度経過すれば包帯を取り除くことができます。しかし消毒は行うようにしてください。術後3週間が経過する頃には抜糸も終了して、通常通りの生活を送ることができます。
・包茎手術を受ける事はパートナーには話しておいた方が良いでしょう。というのも包茎手術を受けることによって見た目はもちろんセックスにおける快感を得る大きさなども変わってくるからです。以前はひどく早漏だったにもかかわらず突然遅漏になったとなれば、浮気を疑われる可能性もゼロでは無いからです。
・パートナーがいる場合にはどのタイミングで包茎手術を受ける、もしくは受けたことを伝えるべきなのかは難しい問題です。女性の中にはペニスを見ただけで包茎であると分かる人、手術を受けたことがはっきりとわかる人はあまり多くありません。そのため、手術に関しては何も話さない、という選択肢もありです。
・パートナーにいつ話すのかというのはパートナーの性格を十分に考慮した上で決めましょう。女性によっては手術をしてくれたことが自分への愛情であると感じることもあります。
・中には不特定多数の女性と性的な関係を楽しみたいから手術を受けるのだ、と勘違いしてしまう女性もいます。パートナーがそのようなタイプの場合には術後でなく手術の前に必ず話をしておくようにしましょう。手術を受ける事を内緒にしておくことで得られるメリットというのは決して大きくはありません。
・包茎の手術を受けたことによってパートナーとの関係が崩れてしまう、ということも少なくありません。手術を受ける場合にはできるだけ早くそのことを伝えておくようにしてください。
・包茎なのかどうかによってセックスにおいて受ける影響というのはさまざまあります。快感という点で影響を受けることもあれば、性病などに影響を受けることもありますので、包茎手術を受ける場合にはパートナーには話しをしておくことが重要なのです。
包茎手術後の内出血には要注意
包茎手術を受けることによって体にさまざまな悪影響が出る、ということがあります。リスクは少ないもののゼロではありませんので確認しておきましょう。包茎手術では手術の後に内出血が問題になることがありますが、その原因について考えてみましょう。
術後に無理をしてしまうこと
包茎手術を受けた後に入浴をしたりアルコールを過剰に摂取したり、患部に激しい衝撃を与えるなどすると内出血を引き起こしやすくなります。そのようなことを控えるようにして適切なケアをしていれば、内出血のリスクも大幅に軽減することができます。
また、まれにではありますが出血が止まりにくいなどといった症状が出ることもあります。術後に皮下組織が激しく出血を起こしてしまうと、そこで血液が凝固します。そしてこぶのようになってしまうことがありますので無理をしないようにしてください。
少量なら問題なし
少量の出血であれば問題はありませんし、自然治癒することが大半ですがあまりにも出血の量が多く、こぶの大きさがあまりにも大きいような場合には、再手術を受けてこぶを取り除く必要があります。再手術をする場合には皮下の血腫を押し出して取り除くことになりますが、その場合には陰茎の形が若干歪んでしまうようなこともあります。
出血が表に出ている場合には
内出血だけではなく出血が既に表には出てきているような場合には、比較的簡単に気づくことができるのですが皮下出血しているような場合は発見事態が遅くなってしまうことが少なくありません。陰茎自体が膨らんでくるように見えることからペニスが大きくなったのではないかと勘違いしてしまうこともあるでしょう。しかし包茎手術を受けたからといってペニスがすぐに大きくなる様な事はまずあり得ませんので、ペニスが大きく膨らんでいるような場合にはペニスに何かしらの異常が起きていると考えてよいでしょう。
内出血の場合にはどこから出血をしているのか、というのを正確に判断しにくく処置自体が難しいですので違和感を感じた場合には少しでも早く医師に相談をしてください。包茎手術後は少しの異常でもこまめに患部を確認するようにして、異常があるかどうかを確認しつつ経過観察するということが非常に重要であり基本的なことなのです。
手術後によくあるトラブルって?
包茎手術受けた後にトラブルが起こることもあります。それでは包茎手術後におけるトラブルとして最も多いのはどの様なものがあるのでしょうか。
トラブルで多いのは見た目の失敗
包茎手術を受けた場合には、一目で見た瞬間にわかるぐらいに大きな傷跡が残ってしまうことがあります。典型的な失敗例であると考えてよいでしょう。まだまだ経験の浅い医師が執刀していたり、ペニスの包皮の長さを十分に測定できていないことが原因となっています。手術方法の中には手術跡が目立ちやすい手術方法もありますので、カウンセリングをする時には仕上がりがどのようになるのか、傷跡がどの程度残るのかということを十分に理解しておう必要があります。
機能面における失敗例
見た目の失敗とは違って、再手術をしたとしても元に戻らない失敗例もあります。その代表的なものとしては、機能面における失敗になります。機能面における失敗というのは、執刀医の腕に大きく左右されますので、実績がある程度ある熟練医師に手術をしてもらう必要があります。
包皮を切りすぎてしまった場合には、勃起をした時に突っ張り感を感じたり、包皮小帯いわゆる裏筋を切除されてしまうことによって感度が著しく低下してしまうこともあります。包皮小帯というのは性感帯ですので、性感帯を傷つけられてしまうことによって性行為はもちろん何でも快感を感じにくくなるのです。
失敗しないクリニック選びのコツ
包茎手術における失敗というのは、やはり可能性はゼロではありません。手術自体は安全性が非常に高いですので、経験がある豊富な医師であれば失敗のリスクは大幅に軽減されます。何よりも重要になるのは包茎手術を行う医師がどれくらいの経験を持っているのか、実績はどの程度なのかという事を十分に調べておくことです。どれだけ手術費用が安く魅力的だとしても、結局医師の技術がまだまだ不十分で、失敗してしまえば意味がありません。また最新の医療機器を取り揃えているのかどうかも重要です。
やはりある程度は最新機器を取り揃えているかどうかで手術のクオリティは上下します。これから包茎手術を受けたいと思っているのであれば、出来る限りクリニックや医師の経歴や実績といったものをチェックしたうえで、安全性の高いクリニックを選ぶようにしてください。そうすればクリニックでの包茎手術の失敗リスクを大幅に軽減することができます。
・治療のことを術後になってもそのままなにも言わずにいると、パートナーにとっては隠し事をされてしまったと思われてしまうかもしれません。術後のパートナーとのセックスライフを楽しみにしていた方にとっては非常に大きな問題だと思います。
・手術を受ける前、もしくは術後には必ずパートナーに対して治療を受けるということ、受けたということを伝えておくようにしましょう。
・包茎だと感じにくくなるなどをはじめ、セックスにおいても影響がでやすくなりますが、包茎とセックスとの関係性を理解しておかなければ、パートナーに対して精神的なダメージを与えてしまうことにもなりかねません。
・愛情を確認し合うだけがセックスなのかといえばそうではなく、男性も女性も共に快感を得られるのかどうかがセックスの重要なポイントです。そのため、セックスの不満は2人の関係を酷く悪化させてしまうこともあるので注意が必要なのです。
・包茎であることを気にしていない、という方は実はパートナーに対して大きなダメージを与えてしまっていることを理解したうえで、早漏対策をしなければなりません。
・セックスの挿入時の快感の感じ方は亀頭や陰茎における刺激によって快感を得ているのですが、包茎の場合には余計な包皮が刺激を軽減させてしまいますので、快感を感じにくくなってしまうのです。
・亀頭というのはそもそも陰茎の中にある海綿体という組織の上にある包皮と同じ働きをしており、その上に包皮が覆いかぶさっていると快感を感じにくくなるのは当然のことです。
・勃起時に亀頭が露出することができない包茎はセックスでの快感が感じにくく、それだけではなく亀頭が包皮に覆われてしまっていると亀頭がスムーズに成長できずに、先細りの形状のペニスになってしまいます。
・亀頭と陰茎との間にカリというくびれの部分もなくなるので、セックス時において女性に快感を与えにくくなってしまいます。しかし手術を受ければこれらが改善されますので、セックスをしていてもパートナーはすぐ勘付きますので、隠したりしないようにしましょう。
・女性というのは非常にナイーブな生き物ですので、パートナーの表情、行動などから様々な情報を汲み取ります。そのため、安易に隠し事などをしてしまうと、浮気を疑われてしまうなど良いことはなにもありません。女性に対して包茎であることや治療を受けたことを隠したくなるのもわかりますが、だからといって隠し事をしてしまうと女性との関係性自体が崩壊してしまうこともあるので注意です。