包皮が赤いけどこの理由はなに?

真っ赤

包茎の人というのは包皮が赤く腫れてしまうことがあります。もちろん他の人が必ずなるものではありませんし、包茎ではないからといって絶対に赤くならないのかといえばそうでもないのです。

赤くなるのはどうして?

包皮が赤くなってしまうのは様々な原因が考えられますが、最も多いのは亀頭包皮炎を発症していることです。

亀頭包皮炎って何?

包茎の場合には亀頭が包皮によって覆われていますので、男性器が濡れた状態になります。その結果カビや菌が増殖しやすくになってしまいますので、亀頭包皮炎を発症しやすくなります。炎症を起こすと包茎であるがゆえに治りにくく早漏になりやすいなど様々なデメリットが発生します。

包茎治療せずに包皮炎の完治は無理?

亀頭包皮炎は亀頭が包皮に覆われていることによって発症していますので、この亀頭包皮炎を治療したいのであれば包茎の状態を改善する必要があります。包茎を改善できていなければ何度も亀頭包皮炎を再発させてしまう可能性が出てきます。

ヘルペスとは違うの?

亀頭部分が帽子をかぶっていることによって雑菌が侵入したり増殖し、炎症を起こしているのが亀頭包皮炎です。この亀頭包皮炎と症状が似ているものとしてヘルペスがあります。

ヘルペスって何?

ヘルペスというのは水ぶくれのようなものができて熱が出たり、リンパに痛みを感じるのはど様々な症状が引き起こされます。ペニス全体が赤く腫れますので亀頭包皮炎と非常によく似ています。

亀頭包皮炎かヘルペスか?

亀頭包皮炎とヘルペスが非常に症状が似ているだけに、どちらかわからないということもあるでしょう。どちらかわからないのであればその場合はまず泌尿器科などで診察を受けるようにしてください。

水虫薬で亀頭包皮炎を治療できる?

インターネット上では市販の水虫薬を使用することで亀頭包皮炎を治療することができるという噂が流れています。確かにカンジダ性の亀頭包皮炎の原因となっている菌と、水虫の原因となっている菌が同じですので、水虫薬でも効果があると思われるかもしれませんがペニスというのは非常にデリケートな部分ですので、使用するとただれてしまったり症状が悪化することがあるので使用をお勧めしません。

まずは診察を受けることから

亀頭包皮炎を治療したいと思うのであれば、まずは診察を受けた上で亀頭包皮炎を治療します。そして原因が包茎であるのであれば、包茎を改善しない限り何度も発症してしまう可能性が高いですので、そこで初めて包茎治療について真剣に考えてみましょう。

包茎を手術でないと治らないの?

本当のこと?
包茎は手術でなければ治らないのかといえばそうではありません。
包茎を治療したい場合には、手術しかないのではないか、と思われるかもしれませんが、場合によっては手術を受けなくても治療できることがあります。

手術を受けずに治療できる場合とは

包皮の余りが1ミリもないような場合には、手術を受けなければ治療できません。その点については十分に理解した上で、包茎手術以外で包茎を治療する方法について考えてみましょう。

仮性包茎を自力で治療するコツとしては、包皮に癖をつけてしまうという方法です。剥いた状態を維持させることができれば包皮が余っていても、包茎だというわけではありません。包皮が剥けている状態を維持したいと思うのであれば、普段から剥くということが重要になるのです。

頻繁に剥くようにする

トイレに入るたびにしっかりと剥くことが重要です。お風呂に入る度、トイレに行く度に包皮を剥くようにするだけで、なにもしないよりも包皮を剥きやすくなります。この行為を繰り返しことによって、少しずつ包皮に癖がつくようになります。

包皮を剥く時には、できるだけ根元までしっかりと皮を剥くようにしてください。そうすることで皮に癖がつきやすくなり、普段から亀頭が露出しやすくなります。亀頭が露出さえすれば、刺激に対しても敏感ではなくなります。包皮を剥くようにすることによって、恥垢もたまりやすくになって臭いなどもそこまで気にならなくなります。またリングも使用するのがおすすめです。シリコン製のものやゴム製のリングがありますが、このリングを装着することによって、亀頭に包皮が戻りにくくなります。

リングはどこで購入すれば良いの?

リングタイプの矯正器具は、アダルトショップなどで手軽に購入することができます。とても手軽に使用できますので試してみる価値はあるのではないでしょうか。ただし、カントン包茎の場合には、リングを使用してもあまり意味がありません。カントン包茎を治療するためには、包皮の入り口部分を広げていきます。包皮の入り口を広げるように引っ張り、亀頭を露出しやすくしていきます。

カントン包茎は包皮が人をひどく締め付けてしまっている状態です。そのため包皮を広げようとしてもなかなかうまくいきません。少しずつ時間をかけて包皮を伸ばしていく必要があります。最低でも2ヶ月以上の時間をかけるようにしてください。お風呂に入っている時に行なうと包皮も伸ばしやすくなるので、試してみてください。

包茎が原因でコンジロームに?

抱える悩み
包茎が原因となってコンジロームと呼ばれる性病を発症してしまうことがあるといわれています。

コンジロームってなに?

コンジロームとは、パポバウイルスが原因となっている性感染症であり、包茎であることが原因の一つとされています。包茎の人で亀頭に赤いぶつぶつができている場合にはコンジロームという性病を発症している可能性があります。一見、自分は大丈夫だろうと思われるかもしれませんが、今現在症状が出ていないというだけで、これから症状が出ることもあるのです。赤みが出たりすることもあります。

また、コンジロームを何度も発症していることで包茎手術を決意する人も少なくありません。治らない病気ではないのですが、大好きなパートナーに感染させてしまってはいけないので、できるだけ早く治療を受けると同時にコンジロームを予防するようにしなければなりません。

性病の疑いがある場合には

性病というと差別されがちですが、誰にでもなる可能性があると意識して、泌尿器科などのある病院や美容クリニックへの早めの相談をおすすめします。コンジロームに似たフォアダイスという生理的な現象もあります。この除去をするためにも美容クリニックで診察を受ける人が多いです。

ヘルペスというのは、包茎の人が発症しやすいのですが、ヘルペスは皮の裏にバイキンなどが溜まりやすくなりますので発症しやすくなるのです。包茎の人が手術などを受ける理由として、このヘルペスを何度も発症するから、というのも珍しいことではありません。

ヘルペスは性行為をすることによって感染することもありますし、アレルギーによって水泡ができることで排尿痛を感じ発熱することもあります。ペニスに強い痛みを感じる、違和感を感じる様な場合は一度病院で相談をしてみるのが良いでしょう。

この性病というのはパートナーの女性に対しても非常にリスクの大きなものですので、パートナーのことを思うのであれば病院でしっかりと検査を受けた上で性病なのかどうかを確認してください。そして性病になっているのであれば早急に治療をして、再発してしまうことがないように根本的な治療として包茎を改善するのも良いでしょう。