包茎は遺伝が関係しているの?

親子

ホウケイというのは遺伝をしてしまう、と言われることがあります。本当に皮が被るというのは遺伝をしてしまうものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

皮被りと遺伝は実は関係なし!

亀頭が包皮に覆われている、からといってそれが遺伝かといえばそんなことはありません。

遺伝のせいにするのは大間違い

包皮に覆われている忌々しいペニスですが、親から受け継いだものではありません。つまり遺伝ではないのです。そもそも人間というのは包皮がむけている状態で生まれてくるものではありませんし、誰しもが包皮を被って生まれてきます。

赤ちゃんというのは免疫力も低いので、包皮でしっかりと亀頭を覆ってあげなければすぐに炎症を起こしたり感染症を引き起こしてしまいます。そのため、まずは亀頭と包皮がしっかりと癒着しているのです。この状態というのは誰もが同じです。

そしてそれから少しずつ成長するにつれて包皮もむけるようになるのです。成長によって完全にむけることもありますし、少しむけたものを自分でむいていく、ということもあります。自分で改善のためにアプローチをすることで包皮に覆われている状態を改善することが可能なのです。自らむくのも良いですし、身体の成長に任せるのも良いですが、いつまでもむけない場合には意識してむいてください。

真性とカントンには注意

自分でむくというのはもちろん重要ですが、だからといって適当にむいてはいけません。真性を勢い良くむいてしまうと、包皮が炎症を起こしてしまうこともありますし、場合によってはむけた包皮が亀頭を締め付けるカントンになってしまうこともあります。

一度カントンになってしまうと、自然と治ることはありません。さらに亀頭が常に圧迫されている状態なので、亀頭は強烈な痛みを感じるようになります。そしてうっ血したり壊死してしまうと取り返しがつかない状態になってしまいます。

親の考え方が影響?

遺伝が関係していることはありませんが、遺伝ではなく親がどのように子供に対して包皮をむくことについて教えるのかというのはとても大きく関係してきます。自分がホウケイであることが子供に遺伝するのではないか、そして親のホウケイが遺伝するのではないかと不安に思われている方も多いですが、まず遺伝はありません。子供に遺伝したらどうしよう、親から遺伝したらどうしよう、と遺伝において不安を抱えているのであれば心配はありません。

勃起するようになること

包皮がむける時というのは、やはり第一に男性器が成長して包皮を上回ることが関係しているといわれています。また、朝勃ちした時に包皮がむけるということもあるのです。しかし、そのような現象が起きたとしても、ホウケイを治療できないこともあります。そのようなときには、親から教えてもらうというのが重要です。親に教えてもらうことで初めて包皮はむくものだと気づく人もいるからです。

オナニーの仕方に注意

ホウケイが遺伝するかどうかも気になるかもしれませんが、オナニーをするときにいつの間にか包皮をむいてしまっていた、ということもあります。友人との会話、外部からの情報によってはむかなければならないこともあります。ただ、やはり年頃になってオナニーをしている時に気がついたらむけた、ということが多いでしょう。自然とむけなければ、一度しっかりとむくということを考えてみてはどうでしょうか。

とにかくむくべし

包皮に覆われているというのは成長することで少しずつ癒着は消えて改善するものです。ホウケイと遺伝というのは一切の関係がない、と考えて良いでしょう。自慰によって包皮をむくことができることもあればできないこともあります。

真性の場合、包皮を勢い良くむいてしまうと前述した通りにカントンの原因になってしまうことがありますので、十分に注意しなければなりません。さらに、自慰の仕方によっては自慰をすることで包皮が伸びてしまうこともありますので十分に注意してください。その結果、仮性になってしまいます。

また、癒着がひどい場合には、成長をしてもなかなかむけなくなっていたり、包皮をむく時に出血してしまいます。そのため、気をつけながらゆっくりとむくようにしてください。自分が遺伝によって、遺伝が直接的な原因となって包皮に覆われてしまっていると考えている方も多いです。しかし、遺伝によって皮が伸びやすかったり、遺伝によって亀頭が極小になるなんてこともありません。