包茎って通常のペニスとなにが違うの？

包茎の種類というのは様々なものがあります。

症状によって種類分けされる

包茎の種類分けは通常、包皮の先端部分をどの程度包皮が締め付けているのか、癒着はどの程度起きているのかといったことによって仮性、真性、カントンの3つに大きく分類されます。

最も多い仮性

仮性というのは、最も多い症状ですぐに手術を受けなければならないというものではありません。通常はそのまま放置してしまう方も多いのです。しかし様々な支障が出るために、仮性でも手術を受ける方が非常に多いです。

深刻な問題の真性

真性はセックスを行う上でも問題が起こりますし、受胎能力に対しても問題を生じさせます。真性の場合には通常は早急に手術を受けるように勧められることが多いです。

手術したいカントン

カントンは症状によっては、今すぐにでも手術が必要になることがあります。まずは自分がどの種類なのかを十分に理解する必要があります。

包茎を種類ごとにさらに詳しく

ほうけいはそれぞれの種類によって症状が異なりますので、詳しくみていきましょう。

仮性の症状は？

仮性というのは、通常時は亀頭が包皮に覆われているのですが、勃起をした時には亀頭が露出します。セックスを行うこともできますが、通常時は包皮に追われているため刺激に弱いという弱点があります。そのため早漏になりがちです。さらに粘膜が弱いために、剥けている人に比べると性病や性感染症に感染する可能性が非常に高くなります。

真性の症状は？

真性は普段はもちろん、勃起時も常に包皮に覆われていて亀頭は露出しません。そのため亀頭がどのようなものなのかすら、目で確認することもできません。包皮口が非常に狭くなっていたり、亀頭と包皮がくっついてしまっている状態です。

この状態を放置していると、亀頭包皮炎を発症してしまったり、泌尿器疾患の原因となってしまいます。通常のセックスを行うこともできませんし、場合によっては女性に性病を感染してしまう可能性も高くなりますので、早急に治療を受ける必要があります。

真性包茎を治療するのであれば通常は手術が最も確実です。もちろん軽度の真性包茎であれば自分の力で治療することもできるかもしれません。しかしその可能性は極めて低いでしょう。

カントンの症状は？

カントン包茎は通常は包皮を無理に剥いて亀頭を露出してしまい、包皮が亀頭を激しく締め付けることによって、亀頭がうっ血したり腫れ上がっている状態になります。そのまま放置してしまうと亀頭は通常の状態を維持できずに壊死をしてしまうこともあるので、少しでも早く手術を受ける必要があります。

また無理に包皮を剥いただけでなく、勃起時にうっ血を起こすこともあります。締め付けによって痛みや通常時にも違和感を強く感じるような場合にはセックスを行うことはもちろん、様々なリスクを伴いますので危険性は極めて高いのです。

真性に比べて短期間で症状が著しく悪化することもあります。通常時よりも締め付けがひどい場合には、無理に剥こうとすると通常時のように皮膚が戻らなくなってしまい、亀頭の下に水が溜まっているかのように腫れてしまうことがあります。その状態が通常時も続くとなると亀頭はさらに壊死する可能性が高くなります。

種類によって症状も治療法も違う

このようにほうけいには種類ごとによって症状に違いがあり、治療する方法も異なります。通常は真性、カントンの場合には早急に手術を受けるべきですし、仮性とはいっても重度のものや見た目が気になるのであれば手術を受けるとよいでしょう。

矯正器具を使用するなどして、自力で治療をするという方もいますが、時間ばかりがかかって、しっかりと効果が出るかといえばそうでもありません。時間がかかって効果も出ないのであれば時間ももったいないですので、一度無料カウンセリングを受けてみてはどうでしょうか。

普通のペニスの違いについてまとめてみた

これまでの内容を簡単にまとめていきたいと思います。

・通常、種類分けというのは、亀頭の先端部分がどのくらい包皮に締め付けられているのか、通常時と違い癒着がどのくらい進んでいるのかによって3つの種類に分類されます。

・仮性、真性、カントンの3つに分類することができますが、仮性は通常時も勃起時にも症状としては最も軽い状態です。そのため、絶対に手術を受けなければならないのかといえばそんなことはありませんし、そのまま放置をしている人も非常に多いです。しかし、少なからず様々な支障が出るのであれば、通常の仮性あっても手術を受ける方は多いです。

・真性は通常時でも非常に症状が深刻で、通常時でも包皮を剥くこともできなければセックスをすることもままならず受胎能力に直接的に影響しますので、真性の場合にはできるだけ早く治療を受けるというのが通常です。

・カントンというのは症状によっては早急に治療を受けなければなりません。場合によってはペニスを失ってしまう程の激しい症状を引き起こすこともありますので、十分に注意しなければなりません。

・真性の場合には通常時はもちろん勃起時には常に包皮に追われている状態ですので、亀頭が露出することはありません。通常時にも亀頭が包皮に覆われていることによって、恥垢が溜まったり雑菌が大量に繁殖してしまい、通所時にも非常に不衛生な状態になります。真性の状態のままで放置をしていると亀頭包皮炎を発症してしまったり、泌尿器の疾患の原因になることもあります。

・カントンや真性の状態で無理に剥いてしまったことによって、包皮が亀頭を締め付けている状態です。締め付けられることで亀頭が腫れ上がっている状態になりますので、できるだけ放置することなくすぐに治療を受けるようにしましょう。

・真性や仮性の状態で、包皮を無理やり剥いてしまうこと、通常時や勃起時に亀頭を締め付けてうっ血を起こしてしまうことがあります。通常時、勃起時どちらにしても包皮に締め付けられることによって痛みや違和感を強く感じることがありますので、そのような状態ではセックスをするどころの話ではありません。

・ほうけいとひとまとめにしても様々な種類がありますし、種類によって症状が全く違ってきます。そのため治療を受ける場合には、その方法も異なりますので真性やカントンの場合には早急に治療を受けるべきですし、仮性であれば通常時にも勃起時にも緊急性はありませんが見た目などが気になるのであれば、手術を受けるというのも良いかもしれません。

・矯正器具を使用して治療することもできますが、そのような場合には長い時間がかかったものの結局治療することができなかった、ということもありますので確実なのはやはり手術を受けるということです。