包茎は飲み薬で治るものなのか、包茎治療の本当のところ

包茎を治したいけれど、手術は少し怖いと考えるのは至極自然なことではないのでしょうか。しかし、どうにかして包茎を治したいとして怪しげな薬に手を出してしまうくらい悩んでいるのであれば、個人的には手術を受けることをお勧めします。

飲み薬や塗り薬などでは、包茎というのは治りません。

包茎は薬では治らない

包茎を治すには、外科的な手術という手段がもっとも確実です。もしくは肉体が成長して自然に包皮が剥けるようになるかです。

矯正グッズも販売されていますが、それで包茎が矯正されて改善したという人の方がわずかであると考えられますので、確実性という点においては疑問を持たなければなりません。

そして、もし、薬に頼ってでも包茎を治したいと考えるのであれば、素直に手術を受けることをお勧めします。もちろん、薬の中にはある程度効果が期待できるものも存在します。しかし、飲めば、ペニスが大きくなるという類の薬は、往々にして偽物といえます。

人間のペニスの成長というのは、18歳で成長のピークを迎え25歳でストップします。成長ホルモンや男性ホルモンの分泌を促進して、という効能がありますが、飲み薬で肉体が成長するのであれば、包茎で悩む男性というのはいなくなります。また、外科手術よりも処方箋での治療がメインになることは火を見るより明らかです。

つまり、肉体成長、ペニス成長系の薬やサプリメントのほとんどが眉唾ものといえるでしょう。



包茎改善の塗り薬はとても危険

包茎改善に効果があると謳う塗り薬というものも存在します。その塗る薬のほとんどはステロイド系のものであると思われます。特に真性包茎やカントン包茎の人を対象にしたものですが、薬を塗ることで包皮が柔らかくなり包皮を剥くことが出来るというものです。

ただ、ステロイド系の薬を使用したことがある人ならわかりますが、ステロイド系の薬は副作用や依存性の高い薬です。確かに皮膚を柔らかくする効果がありますが、真性包茎やカントン包茎が必ず改善するのかといえば、そうではありません。

一時的に柔らかくなるので、常にステロイド系の薬を塗ることになるでしょう。しかし、ステロイド系の薬は塗り続けることでステロイドホルモンの分泌が阻害されますので、今度は薬なしには健康な皮膚を保つことが出来なくなるのです。

カントン包茎の方は、ペニスが包皮により締め付けられることで、亀頭がうっ血して、壊死する可能性も出てきます。常に包皮の皮膚が柔らかいわけではないので、一時は締め付けられないかもしれませんが、時間経過とともに次第にきつくなってきます。

包茎を治すには手術が確実

真性包茎やカントン包茎、特にカントン包茎の方は、手術を受けなければ包茎は改善しません。手術も100%安心安全というわけではありませんが、意味のない薬を飲んだり塗布し続けたりするよりは、包茎を治す確率が高くなります。

様々な病院がありますが、病院では恐怖心をあおり、すぐに手術をしようとする病院よりはしっかりとカウンセリングを行い、手術をする病院の方が、手術の成功率は高くなります。

包茎手術は、手術も大切ですが、その前のカウンセリングというのも非常に重要です。そこを重視することなく、恐怖心を煽り高額な費用を吹っ掛けるような病院というのは、あまりよくありません。親身になって悩みを聞いて、適切にアドバイスをする病院というのを見つけることをお勧めします。

体にメスを入れることですから、慎重すぎるくらい慎重で十分すぎると考えます。

まとめ
塗り薬や飲み薬で包茎は治りません。断言はしませんが、成功確率はとても低いといえます。手術をするときは、親身になって話を聞き、無理に手術を勧めないような病院が安全であるといえます。