包茎で勃起したらどうなる?

きのこ

包茎じゃない人のペニスというのはどのようになっているのかを知っていますか。通常のペニスというのは通常時はもちろん、勃起時においても亀頭が露出しているのが理想的です。

包茎の人は勃起時でも露出しない

包茎の人は包皮がペニスを完全に覆っている状態です。仮性包茎であれば勃起時には剥けるのですが、真性包茎の場合には包皮が剥けることはありません。

ただ仮性包茎で勃起時にある程度亀頭が露出している状態ではあるのですが、お風呂に入った時は寒い場所にいる時というのはペニスが縮んでしまっているので包皮に覆われやすくなります。

勃起時にはどうなるの?

勃起時のペニスはどうなるのかというと包茎じゃないペニスの場合には亀頭を露わになっていますし、包皮に遊びの部分というのはまずありません。しかし包茎のペニスの場合には、包皮に覆われていますが、先端部分が少しだけ外に出ている人もいます。この程度であれば包皮を剥こうと思えば剥ける場合が多いです。

勃起時に判断するのがおすすめ

勃起している状態と勃起していない状態とで包皮にどの程度覆われているのかが違ってきます。そしてそこでどの程度の包茎なのかを判断することができます。

勃起時に判断するのは簡単

正常な状態では仮性包茎であっても包皮に完全に覆われている状態になっているので、一見すると真性包茎のように見えることもあります。そのため、どの程度の包茎なのかを正確に判断することは難しいのですが、仮性包茎であれば勃起時には必ず露出しますので真性包茎なのかカントン包茎なのかを判断するのは簡単です。

自分が包茎だっと判断したら

自分がどの包茎なのかというのがある程度わかったら、治療が必要なのかどうかを必ずチェックしてください。勃起時にも亀頭が露出することなく包皮に覆われているのであれば、思い切って治療を受けるのは良いかもしれません。

真性の場合はなるべく早く治療を

真性包茎の場合にはできるだけ早く治療を受けるようにすると衛生面という点でもメリットが大きいです。真性包茎であるにもかかわらず洗浄を一切せずに放置していると性病に感染してしまうこともあるのです。

カントン包茎は放置していい?

のんき
カントン包茎は真性包茎ではないので、そこまで危険性の高いものではないと思われるかもしれません。しかし、カントン包茎は非常に危険性の高い包茎なのです。

酷い場合には通常時も剥けない

本来は勃起時には亀頭を酷く締め付けるカントン包茎ですが、正常時には剥くことができることもあります。しかし、カントン包茎も症状が酷くなってしまうと、通常時であっても剥くことができない、ということもあるのです。

カントン包茎は包皮に十分な長さはありませんが、剥くことができないわけではありません。しかし、仮性包茎などに比べると包皮の入口部分が狭いので元の状態に戻すことができません。つまり、普段はそこまで大きな症状などは感じていないものの、勃起時に強い痛みを感じてしまうことがあるのです。

カントン包茎におけるデメリット

カントン包茎は包皮を無理やり剥こうとしていないのであれば、痛みを感じることもありません。しかし、包皮を剥かなければ性行為をすることができないので、やはりパートナーなどがいる人にとっては大きな問題だと思います。

包皮をめくると亀頭の根本を締め付けられて痛みを感じる、めくったままの状態で元通りに戻らない、ということもあります。そのようになると陰茎を圧迫してしまい、水ぶくれになってしまいます。さらに恥垢などがたまりやすいので、ペニスが非常に不衛生な状態になってしまいます。包皮が常にパンパンに張っている状態ですので、最悪の場合には無理をして性行為をすると包皮が裂けてしまうこともあります。

治療方法は?

カントン包茎を根本的に治療するためには、包皮の長さを伸ばすという必要があります。包皮が亀頭を締め付けるほど短くなっているため痛みを感じます。それならば包皮にゆとりを持たせれば、ある程度症状を改善することはできるでしょう。亀頭と包皮との間に隙間があれば、そこに指や綿棒などを入れて皮を毎日伸ばすというのもできるかもしれません。しかしカントン包茎の場合は隙間自体がない、ということも多いですし、無理やり剥いてしまうと先ほど申し上げたように包皮が裂けてしまうなどさらなる重大なトラブルを引き起こしてしまう可能性が高くなってしまうのです。

自分で無理をして治療をしようとして、大きなトラブルを引き起こしてしまうというのはやはりあってはなりませんので、包茎を治療しようと思うのであれば、専門医に相談をするというのがおすすめです。勃起をする度に強い痛みを感じる、というような状態に悩まされている方は治療を考えてみてはどうでしょうか。

カントン包茎に適した手術方法といえば?

治療法
カントン包茎に適した手術方法といえば、やはり環状切除術です。

環状切除術ってどんな手術方法?

カントン包茎の手術を受けるのであれば、やはりおすすめは環状切除術です。環状切除術をおすすめする理由ですが環状切除術は病態生理に特化した治療方法であり、より確実にカントン包茎を治療することができるのです。その他にも、切除する量を調整できるというのも、この環状切除術の魅力の1つです。背面切開法という治療方法もあるのですが、単独で行うということはほぼありません。

環状切除術はいくつかの種類に分類することができます。亀頭直下埋没法、根部切除術です。環状切除術よりも亀頭直下埋没法を推奨するクリニックなどもありますが、切除の方法や縫合ヶ所が異なるだけですので、同じ環状切除術になります。

環状切除術って?

環状切除術は手術において亀頭が完全に露出しないような場合には、包皮の背面部分を切除して亀頭ができるだけ露出するようにしていきます。カントン包茎であれば、この手順が欠かせません。完全に亀頭が露出している状態において亀頭最下部から1センチ程度にマークをいれて、包皮が亀頭を覆っている状態に戻した後に、亀頭最下部から1センチ程度の場所にまたマーク部分から切開をします。それから包皮を縦方向に切開をしたうえで包皮を切除していき、残った包皮の上下を縫い合わせていきます。

この環状切除術は比較的簡単な治療方法なのですが、ツートンカラーになりやすいというデメリットがあります。ペニスの包皮は、きれいなグラデーションになっているのですが、そのグラデーションを途中でカットしますので包皮の色が変わって、ツートンカラーになってしまうことがあります。

包茎手術を受けたことがバレてしまう?

環状切除術はツートンカラーなどになることがありますので、包茎手術を受けたことが他人にわかってしまう場合があります。術後に包皮のグラデーションが明らかに不自然で、手術をうけたことが明らかである場合には、修正手術を受けるのが良いかもしれません。また、このようなツートンカラーにならないようにするためにも、亀頭直下埋没法などの治療方法を選ぶというのが良いでしょう。亀頭直下埋没法であれば、ツートンカラーになってしまうリスクを最小限に抑えることができます。すでにツートンカラーになってしまっているのであれば修正手術で、少しでも状態を良くするようにしてみてください。