包茎手術というのは色々な種類のものが存在しています。
1.包茎手術の前に相談を
1-1.4つの手術法について
1-2.それぞれのメリット・デメリット
2.包茎手術前の相談が重要な理由
2-1.医師に相談する内容
2-2.すぐに手術をするクリニックはダメ
2-3.包茎はマイナスイメージが大きい
3.カウンセリングで話し合うこと
3-1.そもそも手術が必要なのかどうか
3-2.治療にかかる金額
4.治療の時には相談が大切
4-1.治療の方法を決めるポイントまとめ
包茎手術の前に相談を
治療を受ける時にはまず相談をしなければなりません。それぞれの手術方法に長所もありますし、短所ももちろんあります。自分がどのような治療をして欲しいと思っているのか、どのような治療を行ってくれるのか、ということは治療前に入念にカウンセリングでしっかりと話し合いをしなければなりません。包茎手術前に相談を十分にしなかったことで、満足のいく治療ができなかった、という人も少なくありません。
4つの手術法について
まず包茎の治療前に医師と相談すべきことは、どのような手術方法を選ぶのかということです。そもそも、手術方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
クランプ法はクランプという器具を使用して手術します。経験や技術は必要ありませんし、何より治療が簡単で早いというのが魅力です。しかし、傷痕が残りやすく一人ひとりに合った治療を受けることができません。
亀頭直下埋没法は亀頭のすぐ下を切り取ってカリの位置で縫合をする方法になります。手術痕が目立たないですし、最も多く用いられる手術方法になります。しかし、医師の技術料によって仕上がりは全く異なります。
バックカット法というのはペニスの付け根部分をカットして行う手術になります。陰毛に傷痕が隠れるので見た目が悪くなりませんが、軽度の包茎にしか使用できません。
埋没陰茎矯正術は埋没してしまっているペニスを引っ張りだす方法になります。ペニスが長くなりますし包皮を切り取ることはありませんが、軽度の包茎に対してしか治療できません。
それぞれのメリット・デメリット
上記の手術法というのは、包茎手術においてもごく一部です。他にも種類がありますが、この4つは最も多く用いられる方法になります。どのタイプが適しているのか、というのは、一人ひとりのペニスの状態を考慮したうえで決定します。どのように治療するのかは治療前にカウンセリングで入念に相談をしてください
包茎手術前の相談が重要な理由
相談を受ける理由というのは人それぞれです。形を良くしたい!少しでも費用を抑えたい!傷痕は残したくない!そのような自分が求めているものが何かを考えておくようにしなければなりません。
医師に相談する内容
自分だけでどのような手術を受けるのか、どのような仕上がりにするのかというのを決めることは不可能です。そのため、クリニックでは治療の前に医師と入念に相談をして、自分が求めていることを明らかにしていくようにしましょう。
すぐに手術をするクリニックはダメ
病院によっては、カウンセリングなどは一切行わずに、すぐに治療をしようとすることがあります。これでは自分の要望などを伝えることができませんし、どのような治療法をどのように行うのかも知ることはできません。そのような状態でペニスにメスを入れられるというのは絶対に嫌なはずです。
良い病院というのは、治療前に必ず丁寧に、そして入念に相談をしてくれます。手術はそもそも患者の同意書がなければ行うことができません。にも関わらず半ば強引に手術をしようとしたり、手術を拒否した途端に医師の態度が悪くなる、ということもあります。そのような病院で治療を受けるのは絶対にダメです。
包茎はマイナスイメージが大きい
包茎はマイナスイメージが大きなものですが、包茎というのは決して病気ではない、ということを忘れてはなりません。しかし、多くの方は包茎は病気であると勘違いしています。また、包茎というのはただ単に亀頭が包皮に覆われてるだけが問題ではありません。というのも包皮に覆われているということはそれだけで早漏になる可能性が非常に高くなるのです。温泉など他人に見られてしまうのが嫌だ、そのような視点からも手術を検討されている方も多いのではないでしょう。
たしかにホウケイによる性生活におけるデメリットというのは大きいものです。ホウケイは早漏の原因になってしまうといわれているのです。これはある意味当然のことです。包皮に覆われているためにセックス時に受ける刺激に負けてしまうのです。その一方で亀頭の露出が少ないためにセックス時において女性を十分に満足させることができない、というケースもあります。また、真性、カントンなどの場合にはセックス自体が激しい苦痛になりますので、性生活の向上ということを考えても専門医に相談をするというのがおすすめです。医師に相談をする、相談内容をしっかりとまとめておきましょう。
また、包皮に覆われていることによる衛生面の不安もあります。ホウケイであることによって恥垢が溜まりやすくなり、臭いやすいという不安が大きくなります。臭いだけでももちろん大変なのですが、亀頭に溜まっている恥垢によって包皮炎の原因になってしまったり、性病のウイルス、細菌が亀頭と包皮の間で増殖してしまい、炎症を起こした包皮に感染するリスクも高くなってしまいます。もちろん感染症というレベルになってしまうと男性だけの問題でなく大切なパートナーへのリスクにもつながってしまいます。この段階になって相談を受けたい、初めて相談を受けに行く人が多いようです。こういった衛生面の理由からも手術を受ける方が多いのです。
また、他人にペニスを見せることに不安を感じている方も多いようです。これも病院に相談をする理由としては多いです。同性とお風呂に入る場合などに自分だけお風呂に入りたくないと考える人も多いようです。そして彼女とセックスをすることによって常に変なプレッシャーを感じてしまうこともあります。明るい部屋では絶対に見せたくない、と酷くコンプレックスを抱いている男性も多いのです。このようなコンプレックスというのは本人にとっては大きな問題です。仮性であればまだしも、真性となると自力での治療というのはまず不可能です。そのため、病院に相談をしなければなりません。
真性の場合には絶対に手術を受けなければならない、というものではありません。10代であれば身体の成長などによってホケイが改善されることもあります。判断をするタイミングとして成人であるにも関わらず真性の状態のままなのであれば、治療が必要です。真性を放置するということは亀頭の正常な成長が阻害されています。そのため、先細りや短小の原因にもなってしまうのです。性行為の際には、勃起による激しい痛み、不衛生な状態による炎症等がありますので、治療をすべきです。また、自分ひとりで治療をするというのはかなり厳しいですので、できるだけ早く治療を受けるようにしてください。すぐに治療を受けるのが恐いのであれば、相談を受けに行ってみてください。相談であれば無料で受け付けていることもあります。
カントンの場合にはトレーニングや器具による改善というのは考えないようにしてください。包皮を剥いてしまうと、その包皮が亀頭を締め付けてしまい、激しい痛みを感じるようになってしまうからです。仮性と真性は包皮が剥けることがなによりも重要ではあるのですが、カントンの場合には剥いてからどのような状態になっているのか、ペニスがうっ血していないかなどを必ず確認しておくようにしなければなりません。必ずしも手術が必要ではありませんが、手術をした方が良い状態に改善できるのであれば、手術も検討してみてはどうでしょうか。
カウンセリングで話し合うこと
手術の前にカウンセリングで相談しておくべきことは、どのようなものなのでしょうか。
そもそも手術が必要なのかどうか
そもそも、手術が必要なレベルのホウケイなのかどうかをまず確認しましょう。できることであれば手術はしない方が良いですよね。にも関わらずとにかく手術ばかりを進めてきて、他の選択肢を提示しないというのは信頼できる医師のすることではありません。
治療にかかる金額
手術によって金額というのは大きく異なりますので、しっかりとチェックしておいてください。この段階で金額を明確にしなかったり、異常に安すぎるというのはやはり危険です。
治療の時には相談が大切
治療を受ける場合にはまずは相談が大切である、ということは分かって頂けたと思います。それでは、これまでの内容を一度まとめてみたいと思います。
治療の方法を決めるポイントまとめ
・治療を受ける場合にはまずは相談をする、ということが重要ですが、手術方法にはそれぞれ長所もあれば短所もあるからです。自分がこれからどのような治療を受けたいと思っているのか、どういった治療を行ってもらえるのか、というのは治療前にしっかりとカウンセリングを受けなければならないからです。
・手術の前に医師と相談すべきことは、どういった手術の方法があるのか、どういった手術方法を選ぶべきなのか、といったことです。まずホウケイの治療前に医師と相談すべきことは、どのような手術方法を選ぶのかということです。そもそも、手術方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
・亀頭直下埋没法は亀頭の下の部分も切り取ってからカリの位置で縫合します。手術痕が目立ちにくいですし、多く用いられている手術方法とされています。医師の技術力によって仕上がりはかなり違ってきます。
・バックカット法はペニス付け根部分をカットします。陰毛に傷跡が隠れますので、見た目が悪くなりませんが、軽度のホウケイに対してでなければ使用することができません。埋没陰茎矯正術は埋没をしてしまっているペニスを引き出す方法です。ペニスが長くなり、包皮を切除することはないのですが、軽度のホウケイに対してでなければ治療をすることはできません。
・手術前の相談が重要な理由は、手術を受ける目的や、自分の求めていることがそれぞれ違うからです。手術の前には、医師と十分に相談をしてから自分が求めている手術、仕上がりといったことを十分に伝えておく必要があります。
・カウンセリング等を入念に行わずに、すぐに手術をするようなクリニックはあまりおすすめできません。そのようなクリニックは患者さんが納得できる手術ではなく、クリニック側の意見や考えばかりを押し付けて患者さん主体の手術をしてくれないのです。手術を受ける方は、やはり仕上がりなどが気になっていることが多いです。にも関わらず、患者さんの意見を聞いてくれないのは良くありません。相談をした時にしっかりと親身になって相談を受けてくれる医師でなければ信頼などできません。
・手術には種類があり、もちろんリスクもありますので、そういったことをしっかりと伝えないクリニック、医師は患者さんの気持ちを十分に考えられていない証拠です。