包茎の人というのは皆が同じような状態ではありません。
1.包茎でも包皮の剥け方は違う
1-1.包皮を剥くと痛いのはなぜ?
1-2.真性包茎は痛みが強く出ます
1-3.癒着が起きているなら無理はしない
2.包皮輪が狭い場合
2-1.包皮輪が狭いとどうなる?
2-2.カントン包茎はもっと痛い
3.包茎を剥くのが痛い時の治療は?
包茎でも包皮の剥け方は違う
包茎とはいっても包皮を簡単に剥ける人もいればなかなか手で剥くことができない、そもそも剥くことができない人もいます。
包皮を剥くと痛いのはなぜ?
仮性包茎は包茎のような状態に見えて、実は全く問題はありません。自分で剥こうと思えば剥くことが出来ますし、日常生活においてもなんら不便を感じることもないでしょう。ただし、包皮が余分にありますので普段から包皮が亀頭表面を覆っています。包皮を剥く時に痛みを感じることもほとんどないでしょう。
真性包茎は痛みが強く出ます
真性包茎か包茎の中でも特に痛みが強く出る包茎です。真性包茎は包皮と亀頭と癒着を起こしている可能性が高いです。癒着を起こしているということは、包皮を剥こうとするとその時に強い痛みを感じます。
癒着が起きているなら無理はしない
癒着が起きるというのは防ぐことはできませんが、癒着が起きているからといって無理をして剥こうとしてはいけません。無理をして剥いてしまうと亀頭から出血したり、ヒリヒリとした痛みを感じるようになってしまうことがあります。
包皮輪が狭い場合
包皮輪が著しく狭い場合には、癒着を起こしていなくても強い痛みを感じるようになります。
包皮輪が狭いとどうなる?
包皮輪が酷く狭い状態になっていると、包皮を剥くだけでも包皮が強く突っ張ったり、亀頭を締め付けるために痛みを感じることもあるでしょう。真性包茎において最も恐ろしいのは、この包茎で包皮を剥くのが痛いということです。痛みを感じる場合には自分でなんとかしようと思わずに医師に相談するようにしましょう。
カントン包茎はもっと痛い
カントン包茎は、亀頭を包皮が強い力で締め付けられるようになります。亀頭が強力な力で締め付けられることによって、血液が流れずうっ血してしまい、最悪の場合壊死を起こしてしまうこともあります。そのためできるだけ早く締め付けられている状態を改善する必要があります。
包茎を剥くのが痛い時の治療は?
このように包皮に覆われており、その包皮を剥こうとすると痛みを感じるのであれば、できるだけ早く医師に相談をするのが理想的です。自分でなんとか改善したいという気持ちもわかりますが、自分で無理をして治療しようとすると、亀頭を酷く傷つけてしまったり、場合によっては強烈な痛みを感じなければならなくなってしまいます。その傷が原因となって感染症を引き起こしてしまう可能性ももちろんありますので、自分で無理をして治療しようとしないでください。