包茎が匂いで分かってしまうのはなぜ?

匂うね

風俗の女性に聞いたところ、真性の人は脱がなくても分かるそうです。それは、その匂い。狭い個室であれこれやる場所だからこその意見なのかもしれません。

特に夏場は、汗などもあいまって「うっ」となる匂いを発していることも多いのだとか。聞いた女性は、ホーケーだと分かると必ずゴムを所望し、絶対直接はあれこれしないそうですよ。

ホウケイの人って何でそんなに匂いがするの?

剥けていない人は匂いで分かる、という意見を聞くと、そこにどんな特徴があるのか気になってしまいますよね。また、その原因は一体何なのでしょうか。

中でも真性というものがあります。生まれたばかりの赤ちゃんはみんな真性なのですが、通常は大人になるにつれて徐々にその癒着が外れ、むけていくものなのです。しかし、何パーセントかの男性は、そのままの状態で大人になってしまいます。

それでも特に問題なければいいのですが、この真性という状態、問題が大ありなのです。まず、常に亀頭が包皮に包まれた状態にあるため、不潔になりやすいのです。だって、おしっこをしてもいったん包皮でストップしてしまうんですよ。それなのに、おしっこも汗も洗うことができない訳です。通常は亀頭を出してきれいに洗うことができますが、真性だと包皮を引き下げることができないため、それさえもできないからです。

匂いだけじゃない、重大な問題

常におしっこや汗にまみれた状態にプラスして、恥垢もたまります。それだけでも匂いが出るのに、さらに雑菌が繁殖して炎症を起こしたりするのです。そうなればさらに匂いが出やすくなるのは当然と言えるでしょう。この雑菌が、尿道炎や包皮亀頭炎を引き起こすのです。また、性病の一種であるヘルペスにもかかりやすくなります。

そして女性とのセックスの際にも大きな支障があります。これは以前にも執筆したことがあります。http://hokei.clinic/07042016/122.html
真性の場合、そもそも痛くて皮を引き下げることができないのですが、セックスの際にはどうしても下げるような動きになります。ですから、セックスなんてただただ痛くて何も気持ちよくない、という意見もあります。

それに加え、セックスパートナーである女性にも匂い以外に大きなリスクを与えてしまうのです。匂いで気分を悪くさせてしまったり不妊の原因となったり、性病感染、そして女性特有のガンのリスクを与えたりもしてしまいます。また、オーラルセックスもかなり厳しい、ということ。風俗の女性が必ずゴムを、というのはここに理由があるようです。

真性、カントンはつらいよ

ちなみにこれは真性、そして包皮輪が狭くてきれいに亀頭を露出することができないカントンの方のパターンです。仮性の場合は、むけているのできれいに洗っていれば匂いがする、というようなことはありません。事実、ホウケイといって敬遠されるのは真性、カントンの人ばかりのようです。こちらにいろいろなご意見が・・・。
http://matome.naver.jp/odai/2139521183812535201

「そんなに匂いがって言うなよ!」と思うかもしれませんが、匂いの問題というのはとても重大なことです。逆に置き換えてみてください。もしあなたのパートナーである女性がすっごいすそワキガだったとしたら。近づくたびに下の方からぷ~んと何かの匂いがしてくる。いざセックス、となった際には、お風呂に入った後なのに、離れたところから匂いがしていたらどうでしょう。元気になったムスコもショボン、となりませんか?匂いが広範囲に広がりますのでそれと同じなんです。

頑張っても難しいなら、やっぱり病院

匂いを改善するには、できる範囲で日々清潔にすること。それでもどうにもならないくらいに匂いがする場合には、やはり病院に相談する、ということを考えてみてもいいでしょう。実際手術をしてすごくいい!という方の意見も過去にご紹介したことがあると思います。
http://hokei.clinic/16052016/276.html
もちろん考え方や匂いの強弱は人それぞれだとは思いますが、匂いによって大事なパートナーや周囲を何かしら不快にさせているのであればまずはクリニックでの手術や治療を検討する余地があるのではないでしょうか。

手術の種類

手術室
匂いでバレてしまうのであれば匂いが出ないように手術を受ける!というのももちろん良いでしょう。しかし、その場合には手術がどのように行われているのかを一度把握しておく必要があります。

手術どんなものがある?

手術も20年前と現在とでは、手術に対しての考え方そのものが変わってきています。昔は機能面を重視した手術方法だったのですが、現在ではよりきれいに、自然な仕上がりになるように手術が行われるようになりました。機能的要素をしっかりと重要視しつつも美しさや仕上がりの良さといったものも重視するものになりました。

ノン切開法

仮性の場合に、余っている包皮が比較的少ない場合にのみメスを使用せずに余った皮膚同士を医療用接着剤を使用して接合する方法です。メスを使用しないので傷跡も目立つことはありませんし、非常に簡単に処置をすることができるのです。しかし、その効果の持続期間には個人差が大きいといわれています。

クランプ法

クランプ法というのは、まだ勃起能力のない幼児に対して行うことを想定して生み出された方法です。クランプ法の場合には亀頭直下ではなくもう少し下の方に縫合部が下がりますので、術後の仕上がりがツートンカラーになる可能性が高くなります。

使用する時に皮膚と皮膚が強く押し付けられるので傷部分がぎゅっと固くなる傾向にあります。現在では仕上がりの状態などを考慮してクランプ法を使用するクリニックは少なくなっています。それでも比較的簡単に手術ができるので、この方法で手術を行うクリニックもあることはあります。

非常にスキルの高い医師であれば、クランプ式で簡単に手術をしながらも、仕上がりを非常にきれいな状態に仕上げることができる、という人もいるそうです。

根部形成法

この手術方法を行っているクリニックは非常に少ないのですが、ペニス根本部分で余っている皮膚を切り取ります。根本部分で切除しますので、傷口は陰毛で隠すことができます。傷口が最も目立ちにくいといえるでしょう。

しかし、根本まで包皮をたぐり寄せる必要がありますので、仮性でのみ使用できる手術方法になります。真性は包皮を剥くこと自体が困難ですので、根本まで皮をたぐり寄せること自体が困難になります。

亀頭直下法

亀頭直下法は、現在行われている手術において最も主流になります。この方法を基本として、各クリニックの医師がアレンジをして手術しています。この方法であればツートンカラーにもなりにくいですし、機能面はもちろん美しさについても充実した手術方法になります。

様々な手術方法が行われてきたのですが、最も優れた治療方法として現在では主流とされているのです。しかし、この手術方法は高い技術が必要ですので、医師の経験やスキルによって仕上がりには大きな差が出てしまいます。

埋没型包の治療方法

肥満が原因となる埋没型ですが、これには肥満型と埋没陰茎とがあります。肥満型はやはり痩せるというのが一番の解決方法です。しかし、ペニスの根本部分というのは一度脂肪がつくとなかなかきれいに除去することができないものです。

そのため、どうしても脂肪を除去できないのであれば、恥骨付近にある脂肪を脂肪吸引法によって除去します。そして埋没している原因となっている脂肪を取り除くのです。

埋没陰茎はペニスを支えている靭帯が伸びてしまうことで起きる症状です。状態によってはこの部分の修正を行うようにして、ペニスを体外に引き出して埋没するのを抑制します。この手術ではホウケイ改善で匂いも改善できるだけでなく長茎効果を得ることができるとしてペニス増大手術においても使用されます。

このように、手術方法はいくつもありますが、やはり重要になるのは医師の経験とスキルです。絶対に失敗をせずに、嫌な匂いのするペニスとおさらばしたいのであれば、経験豊富で高いスキルをもつ医師のいるクリニックを選ぶようにしましょう。そうすれば効率よく匂いによる悩みからも開放されるはずです。

包茎治療のあれこれをチェック

包茎治療においてクリニックを選ぶ時には少しでも良いクリニックで、安心安全のもと治療を受けたいと思うものです。

治療費の実際のところ

やはり、良いクリニックというのは施術に必要な設備、器具には一切妥協することなく、より安心で安全な治療が受けられるようにしています。そのため、ある程度は治療費がかかるのは当然です。包茎治療を行うクリニックの大半は、必要以上に設備投資を行っていたり、宣伝活動も行っているものです。しかし、実際のところはそのような施設というのは包茎治療において大きくプラスになるものではありません。

そして必要以上の設備投資のうえに、それらにかかった費用は手術費用に上乗せされているのです。このような手術費用というのは、手術による医療行為に対しての正当な報酬であるとはとてもいえません。病院にも利益が生まれなければなりませんが、だからといって利益先行な治療というのはあまり良くありません。

包茎治療というのはとても大きな覚悟、そして経済的な負担が発生するのは当然です。そして一生に一度受ける手術になりますので、心から信頼できるクリニックで治療を受けたいと思いませんか?包茎手術というのは自由診療で最先端の治療を受けられるのですが、その半面でクリニック選びを間違えてしまうと、取り返しのつかない大きな失敗につながってしまうこともあるのです。

最低金額を宣伝していて、実は来院すると途端に何倍もの費用を請求してくるようなクリニックもあります。そしてカウンセリングも入念には行われずに、手抜きのカウンセリングであることもあります。挙げ句の果てに手術における腕も未熟で、感染症など全く注意をしていないような悪質なクリニックの場合には、万が一手術に失敗したり、不具合があっても逃げ文句をいくつも並べた挙句に全く取り合ってくれないということもあるのです。

自由診療や保険について

自由診療
診療といえば保険診療が当然であると思われている方も多いかもしれませんが、保険診療と自由診療があります。その違いをしっかりと理解しておかなければ医療の値段に対しての感覚がおかしくなってしまうのです。

保険診療というのはどのようなサービスでも金額は一律になります。業界の第一人者の医師であっても、初執刀の新人医師であっても同じ手術を受けた場合には料金が変わることはありません。丁寧な手術であっても雑な手術であっても同じ手術なので料金に違いはありません。保険診療ではそれぞれの治療に対して点数がついていて、一見わかりやすいように感じます。

しかし、実際のところは何にどのくらいのお金がかかっているのかがわかりづらくなっています。そしてそれを医師に聞くというのはなかなかできることではありません。この保険診療は包茎手術においても行われているのですが、それは泌尿器科における手術の場合になります。包茎専門クリニックの場合には基本的には保険ではなく自由診療になります。

その一方で自由診療の場合には同じ手術でもクリニックによって料金には差が出てきます。最先端の高度な技術での手術であれば、質の高い手術ほどそれだけ高額な医療費が必要になります。つまり、医師の技術や医療機器などによって手術費用は変化するのです。

にも関わらず、ただ費用ばかりをみて少しでも安い手術費用のクリニックを選ぶ、という選び方をしていると、安いものの仕上がりも悪く術後のトラブルの多い状態になってしまうこともあるのです。

自由診療においては医師の技術に合わせて料金が設定されるということを考えると、キャンペーンや割引で安くなっているのであれば良いですが、そうではなく最初から極端に手術費用が安くなっているクリニックというのは安心、安全の手術という点ではあまり信頼できないかもしれません。