包茎というのは一般的に恥ずかしいことであると思われている方も多いでしょう。確かに、バラエティ番組などでも包茎であることが相手をからかうネタとして使用されることもあります。
それまでは全く気にしていなかった方でも、テレビでこのようなネタにされているのを見て気になるようになった…そのような方も多いようです。ただ、ここで気になることは包茎というのが本当にそこまで恥ずかしいことなのか、ということです。
包茎は種類や症状で分類される
仮性包茎
最もよく見られるタイプになります。日本人の成人男性の中で6割から7割はこの仮性タイプだと言われています。このタイプは一見すると亀頭部分が包皮に覆われているのですが、勃起時にはしっかりと包皮が剥けるのでそこまで大きな問題はありません。ただし、衛生面においては恥垢が溜まりやすかったり早漏になりやすいなどリスクはあります。
真性包茎
真性は包皮が亀頭部分を完全に覆っています。そして正常時でも勃起時でも包皮を剥くことができません。そのため、亀頭部分が著しく不衛生な状態になりますし、剥こうとしても痛みを感じるために亀頭を露出させることができません。
カントン包茎
カントンは包皮口の先端部分が非常に狭いのが特徴です。勃起時に包皮が剥けても、亀頭を締め付けてしまうために非常に危険です。放置していると異常なほどに腫れ上がってしまい、強烈な痛みを感じるようになることもあります。
つまり、テレビでネタにされてしまうのは、不衛生、早漏といった点があるからでしょう。
包茎はテレビみたいに笑えない
テレビであれば、それはあくまでも笑いを取るための一つの武器として使うことができます。しかし、テレビに出ているわけでもなく、この包茎になっているというのはなにも良いことはありません。むしろ、不衛生であり早漏になりやすく、場合によってはペニス自体に著しくダメージを与えてしまうのですから、笑えないのです。
中でも真性包茎とカントン包茎であればなおさらテレビのようには笑っていられません。上記したように、真性タイプとカントンタイプというのは、ペニスへのダメージが非常に大きいからです。真性は亀頭を常に包皮が覆っていますので、不衛生な状態が続きます。つまり、まずは亀頭を覆っている包皮を切除し、亀頭を露出してあげなければなりません。
また、カントンは勃起時に亀頭を締め付けてしまうのですから、これもまた包皮の切除とともに包皮口を広げなければ勃起するたびに激痛に襲われてしまいます。真性、カントンともにテレビのように笑っていられるほど楽観的でいてはいけません。しかし、治療法はしっかりとありますので過度に悲観的になる必要は一切ないのです。
包茎治療はテレビにヒントがある
包茎であることがテレビでいじられているのを見て、悲観的になるのもわかります。しかし、同じように治療方法についてもテレビにヒントがあります。例えば、外科的治療において評判の良いクリニック、実績のあるクリニックの情報はCMでも見かけることがありますよね。
クリニックにはそれぞれメリットもありますし、デメリットもあります。テレビを見て自分のペニスの状態に不安を感じたのであれば、気になるクリニックに問い合わせをしてみたり、無料カウンセリングを受けてみてください。
真性やカントンの場合には自分で下手に包皮を剥こうとしてしまうと亀頭を傷つけてしまったり痛みが強く出てしまいます。やはりなによりもまずはプロに相談をして、どのような治療を行うべきなのかを明確にするということが重要なのです。治療の方針を明確にしなければどう進めば良いのかも分かりませんよね。