カントン仮性包茎は性器の成長が非常に早くなる二次成長期の段階で引き起こされることが多いです。
1.無理やり剥くとカントンに
1-1.包皮が戻らない状態は危険
2.症状はどんなものがあるの?
2-1.無理をしてもなんのメリットもない
2-2.包皮が裂ける大惨事に
2-3.壊死してしまうと地獄絵図…
3.嵌頓包茎の治療法
4.包茎手術にはどんな種類があるの?
4-1.色々な治療方法がある
4-2.根部環状切除術の特徴
無理やり剥くとカントンに
包皮が十分に広がらなかったような場合には、カントン仮性包茎になることが少なくありません。最も主な原因となっているのは、包皮の入り口部分が狭いにもかかわらず無理矢理亀頭を露出させようとしてしまうことです。包茎に悩んでいるものの泌尿器科などに相談するのはどうしても恥ずかしい、という気持ちから自分でなんとかしようと思ってしまうのです。その結果、包皮に無理をさせてしまい亀頭を締め付けてしまうことになります。
包皮が戻らない状態は危険
軽いカントン仮性包茎の場合には締め付けている感覚なども比較的軽いのですが、無理矢理包皮を引っ張ってしまうことによって亀頭のくびれている部分に包皮が引っかかってしまい、元に戻らなくなるようなこともあります。包皮が元の状態に戻らなくなると亀頭の部分にひどくダメージは出てしまいますので、そもそも包皮が戻らなくなるような状態にしないということが重要です。
症状はどんなものがあるの?
カントン包茎における主な症状としては勃起のタイミングで軽いカントン包茎などであれば締め付けなどもそこまで強くはありません。
無理をしてもなんのメリットもない
無理をして包皮を引っ張ってしまうと症状もひどくなります。軽いカントン仮性包茎の場合には締め付けた感覚なども軽い症状ですが、無理やり包皮を引っ張ってしまうことが原因となり、亀頭のくびれの部分に包皮が引っかかり、戻らなくなるという重度の症状に変化してしまいます。
包皮が裂ける大惨事に
カントン仮性包茎における代表的な症状として勃起時に男性器を締め付けたり包皮をむきにくいと言うものが挙げられます。皮がパンパンに張った風船のような状態で無理矢理剥こうとすると、場合によっては包皮が避けてしまうような非常にひどい状態になってしまうこともあります。
壊死してしまうと地獄絵図…
カントン仮性包茎の状態になるとどうしてもペニス自体が不衛生になりますので、雑菌が繁殖しやすくなったり炎症が発生してしまいます。場合によっては包皮に水ぶくれが発生することもありますので、十分に注意しなければなりません。最悪の場合包皮が壊死してしまうこともあります
嵌頓包茎の治療法
カントン仮性包茎を予防改善するためには、まずは無理をして包皮を剥かないことです。どうしても剥きたいと思ったとしてもいちどに全てを剥こうとするのではなく、少しずつ時間をかけて剥いていくということが重要です。またカントン仮性包茎を治療したいのであれば今できる事は何もありませんので、まずは専門医で症状について相談をしてみてください。
包茎手術にはどんな種類があるの?
包茎手術にはどういった種類があるのでしょうか。包茎手術を受けようと思っているのであれば、事前に情報収集をしておくことがとても重要になります。自身が実際に手術を受ける時にとても重要なポイントになりますので、確認しておきましょう。
色々な治療方法がある
手術を受ける時にどんな手術を選択するのかはとても重要なことです。まず、費用面から考えると安い治療もあれば高額の治療もあります。そして手術後にどのくらいの傷跡が残るのか、というのも手術方法によって全く違ってきます。
クランプ法というのは、国内ではほぼ行われていません。クランプと呼ばれる器具があり、それを利用した手術方法です。海外においては割礼に使用されることが多く、見た目を重要視した包茎手術としてはあまり使用されません。包茎の状態に合わせた手術ではなく、器具に合わせて包皮を切除しますので精度という点ではあまり高くはありません。精度の高い手術は出来ないのです。
根部環状切除術の特徴
根部環状切除術は性感帯を残しながら包茎手術を行います。クランプ法で除去する部位というのは、裏筋ですので男性の性感帯に該当するのです。万が一切除をしてしまうとセックスにおける快感を感じにくくなってしまいます。そこで生み出されるものが根部環状切除術になります。
これは陰茎の根元部分を切り取る手術方法ですが、裏筋部分が残ることでセックスの快感においてもこれまで通りです。陰毛によって傷跡が隠れやすいというメリットもありますが、傷が見えてしまうこともありますのでその点については十分にカウンセリングとを行って傷が残る部分についてチェックしておく必要があります。
亀頭直下埋没法も多く行われている包茎手術で、この亀頭直下埋没法から様々な手術方法へと発展しているものもあります。亀頭直下埋没法は亀頭の真下で方法ををするのが特徴です。ネーミング通りに、亀頭のすぐ下の包皮を切除することで、縫合していきます。この手術方法の最大のメリットは傷跡がほとんど目立たないということです。亀頭の影になって傷跡が隠れますので手術を受けたことがばれにくいのが特徴です。手術を受けても傷が目立つのであれば人前で恥ずかしい思いをしなければなりません。しかしそのような傷跡が目立たないというのが、亀頭直下埋没法の最大のメリットだと言えるのではないでしょうか。