小さい子のおちんちんを見ると、み~んな可愛く皮かむり。思わず引っ張りたくなっちゃうくらい皮が余っていて、妙に微笑ましいんですよね。
1.包茎率って、年齢に反比例する?
1-1.衝撃の詳細データ公開!
1-2.ありがたい・・・親がやってくれていること
1-3.シニアになるとまた上がる包茎率
2.結論・完全な反比例ではない!
2-1.包茎だったら即手術?
2-2.危険度が高いなら手術を
2-3.手術のリスクもある
でも、年齢が上がって行くにしたがっておちんちんからペニスになり、大変身を遂げて行きます。余っていた皮からは亀頭が顔を出し、ちまっと股間にあったものがだんだんと自己主張をし始めるサイズに。当然のごとく、包茎の人も少なくなっている気がします。これは「包茎が解消しやすい年齢は?」でも触れました。
包茎率って、年齢に反比例する?
子どもは皮が余っていて、大人はそうではない人が増えて行く。つまり、包茎率というのは年齢に反比例して下がっていくもののように思えます。でも、今まで多くを見てきた訳ではないのでよく分かっていないのが実情・・・。果たしてそれは真実なのでしょうか。
衝撃の詳細データ公開!
とあるデータを調べてみた結果・・・仮性、真性、カントンを含めた包茎率は、小学生が85%、中学生が72%、高校生が68%、大学生で大体60%くらい、そして社会人になると55%くらいになり、その辺から動かなくなります。これは手術をして包茎ではなくなったという人も含みます。
ありがたい・・・親がやってくれていること
生まれた時には真性包茎だった赤ちゃんが幼児になる際には大半が亀頭と包皮の癒着が取れ、仮性包茎の状態になります。このころに、お母さんは子どもにむきむき体操なるものをしてあげて、完全にむくことができるようにするようです。毎日むいては戻し、ということを繰り返して1ミリ単位でじわじわむいていく、というもの。これがきちんとできていると、その時点でカントン包茎であればすぐに分かって治療ができますし、少なくとも真性包茎のまま、ということにはなりません。
幼児や小学生の時点でまだ真性包茎だとしてもペニスが成長することにより治る、と言われます。しかし、ここでやろうと思えばちゃんと亀頭が出せるという状態にあるかないかでその後の真性包茎率というのはやはり変わってくるようです。それについては「包茎の原因になる生活習慣トップ3」でも少し触れています。
このように包茎率は実際ある程度までは年齢に反比例して下がっていくのですが、大学生や社会人になると自分で手術を選択して行けるようになるので、またここでガクンと下がり、その後はそのままの状態が続きます。
シニアになるとまた上がる包茎率
実はここにシニアになってからの包茎手術が加わるので、実際にはまたある程度年齢が行ってから包茎率が上がって下がって、ということになる訳です。シニアになるとどうしても性交の回数などが減り、ペニスが縮小してしまうのです。今まで大丈夫だった人も重度の仮性包茎に陥ってしまうこともあるそうです。または中年になって体重が増えることで埋没してしまい、包茎になって包茎率が上がるということもあるようです。これはちょっと意外ですよね。
そのため、最近では学割だけではなく、シニア割というプランを設けている包茎クリニックも増えているようです。どの年代でも、やはり包茎というのはコンプレックスになるようで、解消したいと思う気持ちはいくつになっても同じようです。
結論・完全な反比例ではない!
これらを見ると、結論としては、社会人になる20代前半くらいまでは包茎率が地味に下がり、そこから横ばい、そして中年、シニアとまた一時的に包茎率が上がる、ということのようです。年齢を横軸、包茎率を縦軸にすると、真ん中が凹んだ谷型のグラフが描かれることになりますね。
その高い包茎率の中に自分が入らないように、頑張って日ごろから包茎を治す努力をしていきましょう。まずは自分の状態を把握するために「包茎セルフチェック~自分で状態を診断」でチェックしてみて、自分で何とかできるのか、それとも手術が必要なのかを判断してみるのもいいですね!
包茎だったら即手術?
自分で包茎かどうかをチェックして包茎だと分かったら、今度はなにをすれば良いのでしょうか。まず、自分の包茎がどの程度危険性の高いものなのかどうかを確認しなければなりません。そのうえで手術が必要なものか、必要のないものかを確認しましょう。包茎手術にはメリットもありますが、もちろんデメリットもあるため、絶対に手術を受けなければならないというわけではありません。包茎手術の妥当性についても考えてみてください。
まず、どのくらいコンプレックスを感じているのかを考えなければなりません。もしかすると、毎日夢でうなされるくらにコンプレックスに感じている場合もあります。包茎であることが原因で女性に告白できなかったり、温泉や銭湯に行くのも苦痛、セックス自体に恐怖を感じる。そのようなこともあるでしょう。このように包茎のコンプレックスにはいくつか違いがあるのです。特に根が深いといえるのが女性に対してだけでなく、男性に対しても包茎であることが恥ずかしいのであれば、かなりコンプレックスは強いといえます。
ペニスは性的な部分ですので、女性に対してだけコンプレックスを抱いていると思われがちですが、男性に対してもコンプレックスを抱いているのであれば、日々の生活の中で苦痛を感じることも多いでしょう。普段の生活の中で包茎が恥ずかしと感じることが多く、さらに恋愛すらもできないとなると精神的なことがトラウマになってしまい勃起不全になってしまうこともあるのです。そのような酷いコンプレックスに対しては手術で治療を受けるというのが良いかもしれません。
危険度が高いなら手術を
危険度の高い包茎といえばやはり、カントンと真性ですよね。この二つのタイプの包茎の場合、手術を受けてみるのも良いかもしれません。泌尿器科であれば保険適用において治療を受けられるというメリットもあるのです。性生活において不便さを感じている方も多いでしょう。手術を受けて、性生活を楽しめるようにしなければなりません。性行為をすることすらできないというのは、子供を作りたい夫婦にとっても大問題です。
また、早漏である場合にはどの程度手術を受けるべきなのでしょうか。早漏というのは包茎が原因になるのですが、亀頭が包皮によって包み込まれていますので刺激に非常に弱い状態になっています。セックス時においては少し刺激を受けただけでも射精してしまうのです。
しかし、包茎手術で亀頭が露出することで早漏の症状は少しずつ解消されていきます。最初のうちは亀頭が露出することで刺激を敏感に感じすぎてしまい、その刺激に我慢できないこともあるでしょう。しかし慣れてくると、性行為における刺激であれば我慢できるようになります。
手術のリスクもある
包茎手術は比較的失敗例は少ないのですが、もちろん絶対に失敗しないということはありません。傷口の縫合が甘く出血してしまうこともありますし、傷跡が大きくなってしまって目立ちやすくなる、ということもあります。あまりに状態が酷い場合には再手術を受ける必要が出てくることもあります。このような包茎手術のリスクをしっかりと考えたうえで、クリニックを選択するようにしてください。
また、手術の後には生活において多少の制限は出てしまいます。そのため、もしも長期の出張、旅行に行くなどであれば、それよりも前に手術を受けるべきです。また、痛みもまったくないわけではりませんが、チクチクとした痛みが出ることがあります。
このように、包茎手術においてはいくつかチェックすべきポイントがありますので、それらのポイントをしっかりとチェックして、納得したうえで手術を受けるようにしましょう。